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九響 第400回定期演奏会

2021年09月11日 | 音楽

九州交響楽団の「第400回」定期演奏会のチケットが発売されました。当初発表されていた演目は「ブラームスのドイツ・レクイエム(合唱付)」。

 

ここで、当初出演が発表されていた「九響合唱団」について書きますと、国内で合唱団を備えたプロオーケストラは「九州交響楽団」以外にないらしく、九響の演奏が初めて全国放送されたのがNHKラジオでの「カルミナ・ブラーナ」だったのですが、その演奏力のみならず「合唱団登場」に日本全国のクラシックファンが驚き、話題になっていました。

従って、九響が全国的に存在感をアピールする事が出来るもの… それは「オーケストラ&合唱のコラボ」だと思うのです。単体での「オーケストラ」や「合唱団」は日本全国どこにでもありますが、合唱付の演目を(コラボでなく)自前で用意できるのは、国内では九州交響楽団以外にありません。なので、他の楽団には出来ない演目が実現出来るはずです。

また、指揮者やソリストは日本全国に移動しますが、合唱団を出張させるには経費が掛かるので、必然的に福岡での公演がメインとなるでしょう。なので「合唱付演目」は、観光客を呼ぶ力にもなり得ると思います。

そして、小泉監督も「合唱付」の公演開催に意欲満々だったようですが、コロナの関係で、合唱団が出演出来なくなってしまいました。

 

で、代わりに発表されたテーマが「400回に刻む 小泉九響 極みのブラームス」。演目として用意されたのは「ブラームスの交響曲第2番」と「ブラームスの交響曲第3番」。

九響らしい、渋いプログラムです。

 

 

そして、記念すべき「第400回」に合唱団は出演されませんが、年末、ひそかに九響合唱団登場の「第九」が予定されているのを発見。無事に開催される事を願っています。

第九公演(福岡)| 公益財団法人九州交響楽団


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