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九州交響楽団とイタリア音楽

2022年04月17日 | 音楽

九州交響楽団のイタリア音楽特集、行ってきました。

演目のラインナップは、

  • ヴィヴァルディ「四季」
  • ロッシーニ「アルジェのイタリア人」序曲
  • ロッシーニ「絹のはしご」序曲
  • ロッシーニ「ブルスキーノ氏」序曲
  • ロッシーニ「セミラーミデ」序曲

実は当初、一抹の不安がありました… ヴィヴァルディの「四季」は知っているものの、他には知っている曲がない。手持ちの音楽CD(クラシックのベストアルバム)で予習しようと思ったら、全く収録されてない。それくらいマイナーな曲のラインナップ。果たして私は楽しめるのだろうか… そして「四季」に関しては「春」「夏」「秋」「冬」が各3楽章、全12楽章あるのですが、これ全部やるの? それともダイジェスト?

結果、前半は弦楽器とチェンバロだけの登場でしたが、贅沢にも「四季」を全12楽章、演奏して下さいました! さらには「冬」の後、再び「春」が巡ってくるというオマケ付! 今までに行った演奏会では、ゲストの方がヴァイオリンソロを担当する事が多かったのですが、今回のソリストは満を持しての、我らの我らの九響コンマス・西本幸弘さん。明るく爽やかな雰囲気が持ち味の正統派 そして、各パートの首席だけでなく、それ以外の方にもソロパートがあり、いつもよりメンバー1人1人の存在感を感じる事が出来ました。

前半は弦楽器とチェンバロだけの演奏で、管楽器と打楽器が登場したのは後半からでした。後半のロッシーニ特集では、オーボエが主役、フルートが準主役的な活躍ぶり。ピッコロとホルンが名脇役。男性陣はいつもの白ネクタイでなく普通のスーツスタイルで登場。全員モノトーンの衣装を着られている中、オーボエ首席の佐藤さんだけが、主役カラーとしての演出なのか、目立つ黄色のネクタイをされていました。

ロッシーニの音楽、いい感じでした。今年度初の主催公演でしたが、フィギュアスケートの新プログラムを見た時の「今シーズンは期待出来そう」という感覚に似ていました。

 

 

 

 

 

 


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