有名な風水の専門家が「2024年、日本で一番のパワースポット」と発言された事で、今年話題になっている「志賀島」を一周してきました。当初は、自転車でと思っていましたが、それは無謀な計画だったと判明しました。なぜならば、外側のルートは車道以外に殆ど道幅がなく、そのすぐ横は海となっています。また、内側のルートは、いびつな地形で見通しが悪く、道幅が狭いため、危険だと感じました。
なので、車での周遊が妥当でした。私は運転をしていないのですが、有名な「中西食堂」でサザエ丼を食べてからの「志賀島神社」参拝から始まり、左廻りにぐるっと一周しました。海にそそり立つ岩場や、福岡市内や海の中道、そして能古島などを見渡すことが出来、どの方向から見ても見ごたえのある景観が楽しめました。
但し、運転手にはその景色を堪能する余裕がなかったようです。見通しが効かないうえ、道が曲がりくねっているため、運転に集中せざるを得なかったからです。そこで、景色を楽しみながら観光できるよう、一時間に一周くらいのペースで回る観光バスを運行させたら良いのではないか、と思ってしまいました。
そして、最後の方に「金印公園」がありました。その展望台には、実物大の金印のレプリカが展示されており、福岡市内を海越しに一望できる絶景が広がっていました。ここは(正確な位置は特定されていないそうですが)おおよそ金印が発見されたと考えられている場所であり、思わず「ここで発見されたとは、どういう事なのだろう…」と、歴史の謎に思いを馳せてしまいました。
志賀島は「2024年最強のパワースポット」というだけでなく、独特の景観と歴史を感じられる場所でもありました。海風が冷たくなる前の、今の季節に行っておいて良かったです。