若年寄の遺言

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都知事会見に見る、票と政治の在り方 ~ 票田としての高齢者優遇 ~

2021年02月04日 | 政治
どうもこんばんは、若年寄です。

小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和3年2月2日)|東京都

入学、卒業、就職、転職、転勤、これから新天地に旅立ち、しばしの別れや新たな出会いがある季節だけど、高齢者様のために我慢しろ、会食も飲み会も旅行も全て禁止だ、と述べる狂人・小池百合子知事。

この人を知事にした東京都民の皆さん、自己責任です。都知事の命令に従い徹底したステイホームをしてください。そして、高齢者様に媚びる姿勢を強く打ち出す小池知事が、高齢者票をバックに再選した際は、現役世代・若年層へのより一層の仕打ちを味わってください。

かわいそうに、東京都民。

【外出制限すべきは高齢者】

さて。

小池都知事と高齢者による若年層いびりが加速する東京都ですが、都知事会見をよく見てみましょう。

======【引用ここから】======
ただ、75歳以上の陽性者は増加しているという報告があったこと、こちらの方に着目しなければなりません。先週報告されました、お亡くなりになった方々、68人いらっしゃいました。そのうちの約9割は70代以上だったんです。そして高齢者、基礎疾患のある方、重症化リスクが高いんです。そして感染は命に関わる問題になります。外出、会食、徹底してお避けいただきたい。
======【引用ここまで】======

都知事自身が認めているように、行動に注意しなければいけないのは高齢者の方です。若年層については、無症状も多いわけです。感染したら死亡する数よりも無症状で済む方が多い感染症について、無症状者に対し行動制限する必要性・合理性は乏しい。重症化リスクの高い高齢者への感染を抑えるのが目的であれば、まず優先すべきは高齢者の外出抑制、隔離であって、都民全員、特に無症状者に対する行動制限はエビデンスに基づかない過剰反応です。

ところが、会見のスライド資料には、20代、30代、学生への禁止事項や飲食店やイベント業者への営業妨害がずらずらと並ぶばかりであって、高齢者へ呼びかけるページが無いのです。票にならない層を叩き、票になる層への批判は避けるというのは選挙対策としては合理的ですが、しかし、これでは本末転倒ではないでしょうか。なぜ高齢者のために無症状の若年層がそこまで配慮しなければならないのか。

ということで、作ってみました。



高齢者優遇をやめましょう。
今まで若年層・現役世代が強いられた負担を考えれば、このくらい高齢者の行動制限をしてもバチはあたらないと思いますよ。


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