~innervoice連載 七田 眞
「21世紀は波動の時代」 vol.6より~
ゼロ磁場という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
N極とS極の磁気が互いに打ち消しあって、
ゼロ状態になっている磁場のことです。
このゼロ磁場に不思議な秘密が隠されているのです。
ゼロ磁場はゼロ点フィールドといわれることも
覚えておきましょう。
ゼロには二通りあるのです。
普通のゼロと、
右と左から同じ力で押し合っているので、
力が釣り合ってゼロになって見えるゼロの状態です。
このゼロ磁場の時に5次元の力が働き、
超常現象を引き起こすのです。
ゼロ磁場は5次元の入り口で、
時間・時空を超越するのです。
人間の意識にもこのゼロ磁場の考えを持ってくると、
人間の超能力を理解するのが易しくなります。
人間には、左脳の意識と右脳の意識があります。
この中間の意識が変性意識で、
それは意識ゼロの状態なのです。
この時にイメージする、
意識をすると気がうまく活用できるのです。
人は瞑想すると、
限りなく意識ゼロの状態に深く入ります。
科学はこれまで瞑想を
研究のテーマに取り上げることはありませんでした。
1970年代に入って、
カリフォルニア大学の若い生理学者R・キース・ウォレスが、
瞑想の研究を始めた時、
瞑想のメカニズムはほとんど理解されていませんでした。
ウォレスは、博士論文でTM瞑想を行っている人たちを対象に、
瞑想中に身体の主要な機能がどう変化するか、
モニターを接続してテストしたのです。
彼は被験者たちが、
目を閉じて座って深い瞑想に入ると、
心が覚醒状態にありながら、
身体は深く眠っている状態であるのを確かめたのです。
彼はこの状態を、
「低代謝覚醒状態」と呼びました。
代謝が低下しながら意識は目覚めている状態を
そう表現したのです。
これは、「敏捷な休息」状態とも呼ばれます。
この「敏捷な休息」状態が初めて発見された時、
医学会は大きな関心を持ちました。
それまで、敏捷さと休息は
相反するものだと考えられていたのです。