~innervoice連載 七田 眞
「21世紀は波動の時代」 vol.5より~
脳を眠らせたままにしておいてはいけません。
脳は、これまで考えられてきたように、
力の及ばない領域ではないのです。
脳を目覚めさせ、
動かすことを学べば、
脳の中に新しい回路を
開いていくことが可能なのです。
脳内のシナプスは
絶えず新しいシナプスを作り、
新しい回路を開いていきます。
脳細胞(ニューロン)は、
細胞核を含む細胞体と多数の樹状突起と、
軸策からなっています。
脳細胞は、
新しい刺激を受け取ること(経験)によって
軸策を伸ばし、
新しい軸策同士の結びつき(シナプス)を作っていきます。
経験をくり返し深めるほど、
シナプスの受容体の数が増え、
ニューロンを流れる電気信号が強化されます。
こうして、新しい脳の強力な回路が作られていくのです。
それが、映像たデータで
確認できる時代になってきているのです。
ニューロンの情報伝達は、電気信号だけではなく、
神経伝達物質というホルモンによってもなされます。
神経伝達物質は100種類以上もあるといわれ、
このホルモンこそが脳の働きを
大いに変えてくれるものなのです。
人は瞑想・呼吸によって深い変性意識状態に入ると
このホルモンの分泌が変わり、
それによって奇跡的な能力を
発揮することが可能になるのです。
ホルモンが人の想像、
イメージを支えているのです。