らき太な日常

『樹萄らき』のある日の出来事 

水のち雪

2010-03-30 | Weblog
 ここ二、三日ぐっと寒い。
 昼過ぎなど氷点下になったほどだ。
 今朝も真冬並みの寒さだが、晴天である。
 
 不意と気が向いてベランダのミニ鉢植え、スミレと山椒(生きているかは不明)とヘビ苺に水をやった。
 いいことをしたと思った。
 が、今水をやった小さな鉢たちのところがこんもりとしている。
 見れば、水を注いだはずなのに透明のシャーベットが山になって現れている。
 やばっ。
 あまりの寒さに、ペットボトルから注がれた水が土に浸み込む前に瞬間冷凍したのだ。
 やばっ。と思ったところで、ここであらためてお湯を注ぐわけにもいかん。
 ごめん。と謝って、さっさと出勤した。

 お昼。
 会社から帰り、お昼を食べて、あ、朝のシャーベット、と思いだしてベランダへ。
 「げっ」
 シャーベットは消えていた。
 が、そこには、本日チラリとも降らなかったはずの雪が積っていた。
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イス

2010-03-22 | Weblog
 先日、スチールの机を買ってもらった。
 今度の机は横幅が10㎝長く、足元に横たわる?棒がないので、椅子を自由に前後できるようになった。(何だか伝わらない表現のような気がする…けれど、うまく言えない)
 で、机の使い勝手が良くなると、今度は椅子に不満がでた。
 事務用のキャスター付きの椅子なのだが、座の奥行きが少し短いのか、座るとふとももの半分くらいまでしか座れず、背もたれもほとんど反ることができないので、けっこう疲れる椅子だとは思っていたのだ。
 机が新しくなったので、ついでにイスも疲れにくい物が欲しいと主人(飼い主、とも言う)に要望書を提出。
 即座に却下、となった。
「ただでさえすぐ疲れてヘコたれる奴が、疲れの少ない椅子なんかにしたらいたずらする時間が長くなって余計疲れて、面倒をみる俺の負担が多くなる! すぐ疲れる椅子で、疲れたらやめればいいんだ。そのくらいがお前には丁度いいんだ」
 と一括された。

 くっそー
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刑期満了?

2010-03-20 | Weblog
 もう10年くらいになるだろうか、それとも自覚してから10年くらいだろうか。
 花粉症の話である。
 あの日、杉をバカにして、花粉が飛び散る前の杉の倒木をゆっさゆっさと踏んづけて。
 その翌年から出た花粉症の症状。(推測)
 それからは時期になるとまず朝、目が痒くて目が覚め、鼻水が後を絶たず、顔を洗えるようになるまで何十分とかかっている。
 痒いのでどうしても目の周り(本当は目ん玉が痒いのだが)を指の腹でキツく押すように掻いてしまうので、コンタクトをしていられなくなるくらい目の状態が酷くなる。
 が、どうしてもコンタクトにしていたいので月一で通う眼科には、花粉症はない、と嘘をつき続けている。

 さて、今年。
 先日久しぶりに目が痒くて目が覚め、すわっ、来たか、花粉症のシーズン!と覚悟を決めたのだが、あらら?翌日からは目の痒みはない。鼻だけ出ても、それは風邪である。
 そういえば、去年もあまり症状はひどくなかった、ような気がする。
 今頃そう思うのも何だが。

 あの日、杉の倒木を踏んづけて、花粉症になった。
 それを、杉の神様の崇りだと思って、しおらしく刑を受けざるを得なくなったと言い聞かせてきた。
 何年の刑を受けたのか、無期懲役か終身刑と当たりをつけて観念していたのだが、去年、今年とやたらに症状が軽い。

 ってことは、もしかして刑期が終わった、とか?
 それとも仮出所、とか?
 何にせよ、楽観せず、もう少し様子を見ようと思う。

 喜んだとたん、症状復活、なんてーのは泣くに泣けないからね。
 
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名前

2010-03-18 | Weblog
 ダイソーで土と肥料を購入。
 自宅前の道端に顔を出した三色すみれ(葉っぱ)を掘り出した。
 ダイソーで買ってきた固形土に水を含ませ、太らせ、小さなプランターへ入れ肥料と一緒に入れ、三色すみれを植える。
 にんまり。

 カポックという観葉植物も購入。説明書を読むと、土が乾いて白くなったら水をやればいいという、まことにお手軽な植物だ。
 その隣にあったコーヒーの木も気になったが、コーヒー豆が生るわけでなし、ってゆーか、コーヒー豆が生るほどでかくなっても困るので、見知らぬ、観葉植物らしいカポックというのを買った。
 現在、毎日飲んでいるインスタントコーヒーの瓶の横に置いている。

 今朝、コーヒーを入れる時、やっぱしコーヒーの木がよかったかな、なんて思った。

 結局「名前」に惹かれるんだよね、こーゆーの。
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花よ実よ

2010-03-16 | Weblog
 春だなあ、と思う日が多くなってきた。
 山もにもスミレなどの葉が出てきている。
 先日、木曽のほうへドライブへ行った。
 休憩した山肌にスミレとヘビ苺の葉っぱをみつけ、泥棒行脚してきた。
 早速ベランダに小さなプランターを置いて、植える。

 育てるのは苦手である。
 マメではないので、冬には確実に?全滅する。

 スミレは強いのでありがたい。

 本当は食べられる苺を植えてみたいのだが、己を知っているのでやめておく。
 それに、無事に実をつけたところで今度はもったいなくて食べられないとも思う。
 食べられる木の実を、もったいないからと食べずにいたのでは、それはそれでつまらない。

 というところで、実は生るが、強いて食べる実ではないというヘビ苺はもってこいのような気がする。

 さて、今は元気な二種類の野生植物。
 果たして、うまく花が咲き、実は生るだろうか?
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ニコッとタウン

2010-03-13 | Weblog
 ある人のブログを見ると、ニコッとタウンなる架空の街があるという。
 早速登録してみた。
 キャラクターを選び、家を選ぶ。キャラクターには名前もつける。そこまでは無事にできた。
 とりあえずキャラクターに服を選ぶ。与えられている「コイン」の中でまかなうので、あまり選択枠はないが、一応「コイン」内で見つける。
 架空空間の中でブログなどを書くとコインが増えて、いろんなものが揃えられる仕組みになっているらしい。さて、キャラクターに服を着せ終えたので、いざ、部屋へ。
 入ってみるとミニテーブルがひとつ。座椅子もない。
 何だか、一人暮らしが始まった頃のアパートを思い出した。
 母親が死んで(その前年に父親も死んだのだが)、やむなく一人暮らしが始まり、家財道具一式はあったものの、何も音のない始まりに、その寂しさに押しつぶされそうで、毎日びーびー泣いていたことを思い出した。
 買う必要のない家具の中で、好みの物などなく、すべてに家族の思い出がくっついていて、使うたびに、生き返らない母親を恋い、死にたくて、死に方を探し、探しているうちに日は過ぎていった。
 人間、生きていれば図々しくなるもので、今もこうしてちゃっかり生きていたりする。
 ニコッとタウンの殺風景な部屋をみると、22年前の寒いアパートの部屋を思い出す。
 そういえばこのキャラクター、いくつなんだろう? 十代にも見えるし二十代にも見える。
 まあ、部屋も似ているから、あのときの自分の年齢、22歳とでもしておきますかね。
 あの時金がなくてできなかった自分好みの部屋、せっせとブログを書いて「コイン」を貯めて、作っていってみようかな、なんて思っている。
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作り手

2010-03-11 | Weblog
 アフラックのCMのアヒル。最初のころは、というより何かの番組で操り人形だとわかるまで本物だと思い込んで疑ってはいなかった。まあ、アヒルが「アフラック」と言う部分くらいは合成かな、とは思ったが、全部作りものだと知った時は驚いた。こんなに本物と見紛うほどの「らしさ「に、上手すぎる!と、プロの仕事の完璧さに感動したものだ。
 最近、それに猫が加わった。

 あたしは猫好きである。どんなに不細工と言われるような猫でも、可愛いと思うほうである。

 が、このアフラックに出てくる猫は可愛くないと思ってしまっている。
 目、が可愛くないと思うのだ。

 この猫の人形を作った人、もしかして猫があんまり好きではないのかも知れない、と思ってしまうほど、可愛くない猫に仕上がっていると思って見てしまうのである。

 でも、実は無類の猫好きだったりしたら、心ででも謝るべきかなあ、とも思ってしまう。
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今年の春いちばん

2010-03-08 | Weblog
 会社のすごく近くに土手がある。駅のホームの外側の土手である。
 いつも、一人のおじさんが、犬を連れてきては、土手の手入れをしている。
 いつものように、ぼぉ~っと出勤してきたら、不意に視界の片隅に春が映った。
 葉っぱだ。
 水仙とチューリップの葉っぱだ。
 こんなに寒いのに、ちゃんと春が来ていた。
 おじさんの控えめで地道な手入れが、今年もちゃんと春を告げてくれた。
 「おじさん、いつも、ありがとう」
 って思った。
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一歩

2010-03-04 | Weblog
 週一でパソコンをいじる。
 メールチェックと、二つ、三つのブログを見てコメントを入れたところでエネルギーが消耗する。
 パソコンをつけるときは「旬の」編集がメインとなるから、そのエネルギーだけは取っておかなければパソコンをつけた意味がない。
 で、それらを終えるともうヘトヘト。
 自分のブログの更新ネタを考える気力は皆無となる。
 
 ほかの人の更新を見るたび羨ましいと思ってきたが、ここ数日、思った。
 確かに、いつものコースは平日には無理だ。けれど、例えばたった一行の一言なら、平日にもできるのではないか。
 主人(飼い主、とも言う)が夜勤に出掛け、夕食までの約一時間にパソコンをつけて、一行更新することはできないだろうか?
 で、やってみている。
 で、できている。
 今日は、始めの一歩。となった。
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