ルールは守りましょう（十二夜 2回目観劇）

「十二夜」2回目観てきました。


（少しネタバレしていますので、知りたくない方はスルーして下さい）


今日は中2階のほぼセンター。
日生劇場はACTシアターみたいに客席が奥のほうまで無いから
中2階でも舞台が遠いとは感じませんでした。
さすがに肉眼で役者さんの細かい表情を観るのは厳しいので
オペラグラス使いました。

今日の馬木也さんの髪型、前回の毛先が外にはねてたのと違い
毛先を内側に向けるようにブローしました？って感じの髪。
カットしたのかな、とも思いました。

1回目の時、馬木也さんが出てくるのは4,5回と書きましたが、
正確には4回でした。(第1幕1回、第2幕3回)
Twitterやブログで書いている方がいるので、
私も書いてしまいますが、サーベルでの殺陣の際の
アクロバチックな動き＝側転なんですが、
前回観た時と着地が違ってました。

体育で習う側転って片足ずつの着地になりますが、
前回観た時は足が真上に上がったところで両足を揃えて着地して、
そのままバック転までするの？って思ったぐらいだったのですが、
今日は片足ずつの着地でした。
個人的には前回の両足揃えて着地のほうがよりカッコ良いと思います。

前回最前列で馬木也さんが床に手をついたところが見えなかったので、
サーベルを持っての側転だったのかわからなかったけど、
持ったままの側転だということを今日は確認出来ました。
(音月さんも側転しますが、彼女もサーベルを持ったままの側転でした)
サーベルを持ったまま床に手をつく訳だから、つき方が悪いと
手を痛めることになると思うので、怪我のないよう
気をつけて欲しいなと思いました。

2回目ということで、馬木也さんがどの場面で出てくるか
わかっていたので、予めオペラグラスで観る体勢を整えて
表情をガン見してきましたが、第2幕の見つかったら捕まってしまう場所で
周りを警戒しながらのセバスチャンとやり取りする場面で、
警戒している時の鋭い表情と、愛するセバスチャンに向ける優しい表情に
ギャップがあって、そのくるくる変わる様を観ることが出来て良かった、
と思いました。

シェイクスピア作品の中で「十二夜」は「喜劇」の扱いだそうですが、
悪意の上で踊らされた上、狂人扱いされ牢に閉じ込められている
マルヴォーリオは可哀想で、これを「喜劇」としていいんだろうか、
と個人的には思います。

前回もでしたが、今日のカーテンコールも4回でした。
(今日スタオベしてる人はいなかったような...)

今日は日曜日ということで、客席はそんなに空いてないだろうと思ってましたが...

1階席はサイドで空いているところはちょっとあったけど、ほぼ満席状態。
でも私が座った中2階席は座っている人より空いている席の方が多く、
座っている人は1/3もいなかったです。
(2階席は見えなかったのでわからず)
中2階は2列しかなくて私は1列だったのですが、2列目はほとんど人がいなくて、
1幕目に私の斜め右後ろにいたおばちゃん2人組、
2幕目になったら、空席なのをいいことに、ここがセンターなのよね～
といいながら私の後ろに座ってました。
前回観た平日のほうが人が入っていた様な気がします。
休みの日でこの入りじゃあ、リピーターチケット第2弾が出るのも納得。

あと開演前、私の席からいくつか離れた左の席に座ってた人、
スマホで舞台の写真撮ってました。
館内放送で撮影は固くお断りしますって言ってるのにねぇ...。
係員の人達ももっとちゃんと監視してないと。

ルールは守って下さいね。