新宿の安酒場で、

リタイヤ後、
定期的に（と言っても二カ月後の時もあれば、半年後の時もある、、）会っている友人と新宿で飲んだ。
彼、まぁ～元気だった。（変わりないかと言うのが挨拶代りにサラッと出るような年代になってきた）

彼と飲む酒、いいところは自分達の話をすることだ。

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現役時代はお互い我が強くセクションが違っても同じ事業体でしのぎを削っていた。
よく飲む奴だった（私も）。
今は、懐かしい新宿の安酒場で、あまり飲めなくなった酒を（加齢だろう）安酒を、美味く味わう。

微妙な会話もたまには出る。NYに住む娘に会いに行きたいが、などと。
彼はリタイヤ後に離婚していま一人住まい。

飛行機、10時間はつらいとかで数年間、行ってないと言う。

「じゃぁ～ハワイで途中下車して二三日ブラッとしてから行ったら」・・・「かったるい」・・・・・
「じゃ～、船で行ったらら」・・・「高い（金が）」・・・
「そのうちいけなくなるぞ～」・・・「そうだなぁ～・・・・」、と続く。

彼はNYに確か五六年駐在していて年に何回も行ったり来たりしていたのに、、。
かったるいとは、、。
　　
歳とったなとお互い笑う。

現役のころから二人で（実は当時もう一人の飲み助もいたが、複雑な事情で今は遠のいている。
彼のことは別途に、、）
いろいろなところで飲んだが、新宿の場末の酒場が懐かしい、そして落ち着く。

場末の酒、いつも話の内容はたわいない。それでいい。

まぁいい。

次回、飲みにくるのは何時にするか～。・・・メールするよ・・・で、

そんなに遅くない時間、安酒を切りあげ新宿の雑踏で別れた。



（以下は蛇足だが、話の下敷きである。決して会話には出ないのがいい）
------高度成長期のころ大企業に身を置き、競争社会を全速力で生きてきた、、-------
------仕事はよくやり、よく飲んだよなぁ------
------彼、体育系で名も知られ、ずば抜けたテニスプレーヤーだった。今も面影はある、、が、------