Take Ari's Time

to show you what's been going on

Arockalypse / LORDI

2006-05-08 | HM/HR
1 SCG3 Special Report 2 Bringing Back the Balls to Rock
3 The Deadite Girls Gone Wild 4 The Kids Who Wanna Play with the Dead
5 It Snows in Hell 6 Who's Your Daddy 7 Hard Rock Hallelujah
8 They Only Come out at Night 9 Chainsaw Buffet 10 Good to Be Bad
11 The Night of the Loving Dead 12 Supermonstars(The Anthem of the Phantoms)


フィンランドの哀愁HR希望の星にして稀代のエンターテイナーLORDIの3rd。今回もアリス・クーパーの後継者的立ち位置から攻めているが、より骨太な方向へシフトした感があり、"Would You Love a Monster man"など過去の名曲と比べるとメロディの即効性は薄まった感がしてその変は些か残念。

しかしそれでもじわじわ染み出す哀愁を全編にわたって繰り出してくるこのクリーチャー達の魅力に結局は陥っている自分がいるのもこれまた事実。ソロを含めて泣かせてくれる④やサビメロが秀逸な⑩は素晴らしいし、⑥⑦などノリを重視しつつも仄かに悲哀を感じさせる楽曲はさすが。またバラード⑤などではVoのモンスターボイスがこれまた味があって切なさが増す。そんなダミ声の大御所ウド・ダークシュナイダーが参加した⑧は何の違和感も無くLORDIの楽曲であるばかりか、Keyが効果的に働き良い曲になっている。いちいち泣くGソロも大きな武器である。

とまあ結局のところ大外ししている曲もないし、そんじょそこらのバンドとは比べ物にならないくらい完成度は高いので、今は愛聴中。しかしこの間買ったWIG WAMがあまりに素敵なので今度はそちらに移行かも…?

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