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The Previlege of Power / RIOT

2006-09-24 | HM/HR
1 On Your Knees 2 Metal Soldiers 3 Runaway 4 Killer 5 Dance of Death 6 Storming the Gates of Hell 7 Maryanne 8 Little Miss Death
9 Black Leather and Glittering Steel
10 Racing With the Devil on a Spanish Highway (Revised)


RIOTの1990年の作品。まだトニー・ムーアがVoをやっていた時代であり、パワーメタル路線を突っ走っている。個人的にはかなり気に入ったアルバムである。

私はRIOTが好きだ。なぜ好きか、それはマーク・リアリの作曲能力が高く、非常に日本的な琴線にフィットするものであるからだ。そしてトニー時代は時代に合わせて疾走感や攻撃性を増しており、メロディの魅力もより強調されているため、かなりお気に入りなわけだ。

このアルバムは一般的に軽く問題作扱いされている。ホーンセクションを大胆に導入し、SEもかなり盛り込んでいるためだ。個人的には前者は気にならないが、やはり曲に入る前の前置きが長いという点で後者は気になるかな。

しかし曲の魅力という点を考えれば、RIOTの全アルバムの中で見ても見劣りしないし、パワーメタルの秀作と捉えて良いと思う。特に中盤③~⑦の盛り上がりは圧巻である。典型的なハードバラード③と、哀愁味溢れる⑦がまず魅力である。何よりそれに挟まれクサイメロディとともに疾走する⑤⑥が物凄くカッコいい。⑥ではホーンもかなり効果的だと思うし。この流れは強力である。やはりボビー・ジャーソンベクのドラミングも正確かつ強力で貢献度が高い。うーん、素晴らしい。

もの凄い駄曲はないし、逆に名曲が結構入っている。SEの弱点を除けばかなりの作品であると言える。少なくとも私の愛聴盤である。




笠原傘下に入ってこっちのメモが減ったなー…まあマイペースで更新しよう。

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