Take Ari's Time

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Liberation Transmission / LOSTPROPHETS

2006-07-25 | HM/HR
1 Everyday Combat 2 Town Called Hypocrisy 3 New Transmission
4 Rooftops(A Liberation Broadcast) 5 Can't Stop. Gotta Date With Hate
6 Can't Catch Tomorrow (Good Shoes Won't Save You Time) 7 Everybody's Screaming
8 Broken Hearts, Torn Up Letters And The Story Of A Lonely Girl
9 4 Am Forever 10 For All These Times Kid, For All These Times
11 Heaven For The Weather, Hell For The Company
12 Always All Ways (Apologies, Glances And Messed Up Chances)


英国のLOSTPROPHETSの3rd。これまでの内容とは一線を画するかのような内容であり、一皮向けた感がある作品になっている。実際ボブ・ロックのプロデュースなどという付加価値もあり、レベルが上がった印象である

これまでの彼らはどちらかといえば流行のエモ勢の一派的な存在であったと個人的には思っていたが、今回はバラエティ豊かかつ哀愁やキャッチーさもかなり含んだ内容である。とりわけ幕開け①の疾走感ある哀愁は耳を引く。HOOBASTANKなどにも通じるものがあるが、こういった曲を一発目においているアルバムは強力である。

その哀愁あるメロディと勢いはCD屋の帯タタキ的には「CLASHが演奏するBON JOVI」のように書いていたが、それは要するに近年流行するSUM 41など哀愁メロコア/エモ勢のことを指している気がする。個人的にはそういった影響よりPOLICEなどニューウェーブをはじめとした英国っぽさを感じる。たとえば個人的に気に入ったのは④⑥⑧⑩などの曲だが、これらは哀愁含んだメロディと小気味良いリズム感がフィットしている印象があり、そういった点は他のバンドにない秀でた点であると思う。

初めて聴いた時にはとにかく大衆向けになったなと。それは悪い意味ではなくラップはないがZEBRAHEADあたりのような普遍的なメロディの魅力があると感じた。まだまだ練れる曲があるとは思うが、より化ける可能性を感じさせる良作。

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