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恋のメガラバ / マキシマムザホルモン

2006-07-06 | HM/HR
1 恋のメガラバ 2 ルイジアナ・ボブ 3 ロッキン・アグリーモーション
4 ジョニー陰部LIFE


マキシマムホルモンの新曲。今回もSYSTEM OF A DOWN譲りの特徴的な曲展開とJPOP並みのキャッチーさを並列させた充実作を生み出した。しかも今回は音がかなり良いのと、音造りがかなりヘヴィ志向であることが嬉しいところ

とりあえずタイトル曲①は夏を意識したかなりポップでタテノリのチューン。ヴァースのデス声の攻撃性からブリッジを通ってのメロコアよろしく哀愁たっぷりのメロディラインがどちらも魅力的で、ここらへんは前シングルの"アカギ"を上手く消化した感がある。意味不明の言葉が並ぶそのリズム感が非常に心地よく、ふとした時に入るギターメロディが、ありがちながら耳に残る。トータルのクオリティが非常に高く、一般受けも十分ありうる曲になっている。名曲。

その他の曲もどれもホルモン節全開で完成度が高い。②は①の続きといった感もあり、スピーディなサビのメロディ展開がこれまた覚えやすくGood。走り抜ける2分弱の③、前にもあった気がするようなサビメロが耳に残る④とも良い出来。今回もかなり満足度の高いシングルになっている。

あとは大きく売れるかどうか…。スピードとアグレッションとリズム感、そして何より覚えやすいメロディという4つの次元を上手く演出する彼らはかなり質が高いバンドであり、亮君の才能に乾杯という感じなんだが、どうしてもデス声が入るからには売れる上限があるような気がして残念でならない。かといってダイスケはんの声は絶対に欠かせない要素だし、このジレンマがなんとなく悔しかったり。そんなこと関係なく良い曲を作り続けてくれれば個人的にはなーんも問題ないわけだがね。

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