☆きっと大丈夫☆

高校生から小学生まで4人の子育て中の主婦です。
PDの予期不安と奮闘中。。

地震

2009-12-19 20:48:51 | 出来事
伊豆半島で地震がありましたね。
今も余震が続いてるとか…
被害が少ない事を祈ります。


私が今までで経験した中で一番大きな地震は「阪神淡路大震災」でした。
当時次女の出産予定日が近かった事もあり、実家近くの病院で出産する事になっていた私は長女を連れ帰省してました。


明け方(なんか揺れてるな~、地震か!?)と半分寝ぼけたまま仏壇の前に置いてあった座布団を、長女の頭らへんに置いて無意識の内に一応防御。
それからまたうとうとし始めた私…(結構揺れてるな~)と思いながらも(その内おさまるやろ…)と気にしなかった。
何て呑気な私。地震の怖さを知らなかった


そこへ母と姉が
「めちゃめちゃ揺れてるこんなん初めてや。まっすぐ歩かれへん!!大丈夫か??」
と叫びながらやってきた。そして、部屋の中にあった本棚やタンスが私と長女に倒れないよう必死に押さえている。
「ちゃんと押さえてるから大丈夫やで!あんたはじっとしとり。立ち上がってひっくりかえったら大変や
そこでやっとただ事ではないと気付いた私は、長女を抱き布団をかぶって揺れがおさまるのをひたすら待った。

実家の被害はほとんど無かった。


揺れがおさまり少し安心してすぐ旦那に連絡すると、お寺へ向かう車中だったため、地震には全く気付かなかったらしい。
実家よりも震源地に近かった自宅の様子を見るようにお願いした。
旦那が自宅に帰ると、台所は土鍋や皿が割れて散乱し足の踏み場もなく、私達が寝室にしていた和室は花瓶が落ちて割れていたらしい…


もし旦那がそこで寝ていたら…私が帰省せずに長女と寝ていたら…
間違いなく頭の上に落ちていただろうと…


とても恐ろしくぞっとした。
そもそも予定ではまだ実家に帰省してないはずだった。
長女の世話が大変やろうからという母の気遣いで、予定より早く帰省しただけ。
死者の数が報道されにつれ、私達もその中の一人だったかもしれないと思った。


次女を出産して入院中、地震からは1ヶ月程たっていたけれど、揺れを感じた事があった。
同部屋のママさん達と、
「今揺れた?どうする?看護婦さんだけでは子供達全員無理やで。やばくなったらまず新生児室行って、自分の子供抱えて一緒に逃げよな
という会話をしたの覚えてる。どうも無くて良かったな~と笑い事ですんだけど。


備えあれば憂え無し
忘れつつあったので、肝に命じようと思う。