ジャパンカップ’23予想と結果

2023-11-25 02:04:14 | 競馬

■ジャパンカップ’23予想

今年、競馬ジャパンカップは第43回になります。外国馬に挑む日本馬だった頃が懐かしい…。
先に言いますがほぼ人気通りの予想です。
出馬表(JRAサイトより、オッズは25日2時頃のもの)

■枠順

 やっぱり目を引く1枠の2頭。当初から1、2番人気と思われていたイクイノックス(以下イクイノ)とリバティアイランド(以下リバティ)が最内枠で同枠となりましたね。ちなみにこの時点(25日2時過ぎ)での枠連11オッズは2.1倍、馬連は2.0倍です。そしてその外にタイトルホルダー(以下タイホ)が入りました。逃げ馬2頭はタイトルホルダーが内、パンサラッサ(以下パンサ)が外ですね。

 もう一頭上位人気が予想されたスターズオンアース(以下スターズ)は大外と言っていいくらいの17番。さすがに外過ぎて僕はスターズオンアースにとってマイナス要素と考えます。東京2400mだけでいうと8枠は不利どころかむしろ若干良い枠なのですが、このジャパンカップはダービーと同じく内側(1枠のさらに内)が普段より1頭分余分に開くのでさすがに距離ロス的なものがあるでしょうし、後方待機するにせよ内に切れ込まないといけないので不安要素があります。

■位置取りや展開

 当然パンサラッサの逃げでしょう。2番手はこれも普通ならタイトルホルダーだと思います。パンサラッサの理想で言うと3馬身程離す(間2馬身)くらいになるんじゃないかと思いますが、予想外に間が空かない可能性も十分にあると思います。3番手は比較的上位人気のディープボンド(以下ディープ)かな、人気薄が1頭2頭絡むかもしれませんが、結果にはさほど影響しないでしょう。逃げ馬2頭の枠順がパンサが外、タイホが内なのでお互い同じスタートを切った場合、枠が逆に場合に比べて若干ペースが上がる要素があると思います。

 イクイノは普通ならこの直後だと思います。逆に言うとイクイノが宝塚記念やダービーのように中団より後方となってしまった場合はイクイノックスに黄色信号が灯ります。今のイクイノックスはどちらかというと王道競馬に近い位置取りがベストです。今思えばドバイSCの逃げ位置もそんなにおかしな事ではありませんでしたね。天皇賞のスタートが最高だったというのはある意味不安要素ではあるんですけど。

 で、その直後に多分リバティがイクイノックスをじっくり見てるでしょうね。どっちかというと上手く外に出してイクイノにいつでも被せられる位置取りになった方が勝機はあると思います。鞍上川田なので仕掛け遅れはないと思います。イクイノの鞍上ルメールが仕掛けを出来るだけ遅らせて、それにリバティがワンテンポ遅らせて仕掛けるみたいになったら他の馬にもワンチャン出てくると思います。イクイノが負ける事はほぼ無いと思いますが(フラグか?)、あえて負けパターンを予想すると、後方に位置取ってしまった場合だと思います。中3週で体調が万全でないのではないかという疑いがあります。リバティは中5週?空いているので体調は万全でしょうけど、展開により仕掛け遅れ、早仕掛け、どちらの負けパターンもあると思います。

 勝ち負けはもうこの2頭だと思います。イクイノが勝率9割、リバティが1割みたいな。まぁそんな数字で表せるようなものでは無いですが、これまでいろんな競馬をしてきたイクイノックスはパンサラッサの逃げが成功しようが微妙だろうが、”普通なら”優勝でしょう。古馬と初対戦のリバティは他の馬との力関係を示す判断材料がないというのもあります。秋華賞では着差1馬身ほどでしたが、この馬と同世代の牝馬との差はオークスの6馬身(以上)でしょうね。ただイクイノの内枠になってしまったのは鞍上ちょっと苦労するかもしれません。

…なので本命:イクイノックス、対抗:リバティアイランド

 スターズオンアースは基本来れないと見てます。天皇賞秋のダノンベルーガやプログノーシスみたいな感じで後方からいって着を拾える…かなぁ?くらい。なぜかというとスターズはこれまで7回1番人気に支持されていますが勝利は1勝だけという不安定な競馬。大阪杯は見事な差し脚で惜しくも2着みたいな感じでしたが優勝したジャックドールは天皇賞秋であの様、およびVMで距離不足とは言え牝馬にあっさり敗戦したので戦ってきた相手関係が微妙。なので印象程強い馬じゃないのかなって僕は考えています。

…なのでスターズオンアースは抑えまで、連下:スターズオンアース

 ドウデュースは秋2戦目なのでさすがに天皇賞のようなしくじりは無いと思っています(多少願望あり)。前回は武豊からの急な乗り変わりでしたけど、今回は2週間くらい前にはもうほぼ鞍上戸崎で決まってたろうし陣営で十分に話し合う時間はありました。きちんと折り合えばリバティが早仕掛けか仕掛け遅れの場合に2着まではあると思っていますし、もしかしたらを感じるのはリバティ以外ではこの馬です。

…なので単穴:ドウデュース

 それに続く人気であろうパンサラッサやタイトルホルダーは、内が新しい馬場になるとは言え直線で耐えられるかどうか…うーん、少なくともイクイノの脚を抑え込むのは無理でしょうw どんなに高速で逃げてもイクイノックスが普通に走れば捕まるのは今年の天皇賞秋で証明されました。2頭とも連下候補かな。

他の馬について。
 ・ダノンベルーガ:無理、直線いい感じできても最後で垂れる、距離長いんじゃ疑惑
 ・ディープボンド:無理、直線でのキレ負け必至
 ・ヴェラアズール:無理、去年のJC以降全くいい競馬が出来ていない

■まとめ

 基本はイクイノックス優勝、リバティアイランド2着という順当な結果予想です。なんのひねりもありません。レースが始まってまず見るポイントはイクイノックスの位置取り、そしてイクイノックスとリバティアイランドの位置関係です。前リバティ、後イクイノなんかになった時はちょっとざわつくかもしれませんが、この場合でもやっぱりイクイノの優勝は動かないと思います。小波乱があるとすればイクイノが後方になってしまった場合、1着リバティ、2着3着逃げ粘りもしくはスターズやドウデュース強襲は十分にありえますね(波乱か?w)。

本命:イクイノックス
対抗:リバティアイランド
単穴:ドウデュース
連下:パンサ、タイホ、スターズ

 後は当日の状態を見てという事で。

 

■買い目と結果(202311/26 16:06更新)

結果

買い目:2>1>3+5+17+8の3連単4通り、5単勝、1-2-3の3連単

 展開はスターズオンアースが先行してきたのだけが意外でしたが、他はほぼ予想通りでしたね。スタートでイクイノックスがリバティの前に位置取りっていうのが最大のポイントでしたがその通りになってくれました。予想の時にも書いたけど今のイクイノックスは先行馬なので後方になったらヤバいかと思ってました。

 最初1000m57.6。流石にハイペースです。が、飛ばしているのはパンサラッサだけと言っていい。2番手のタイホはスタートからがんがん押してましたけど結局先頭にはいかずむしろ3番手のイクイノックスに2馬身差も無かったと思う。結果イクイノックスが優勝してるので、去年の天皇賞秋のイクイノックスがそれより前にいたというような感じですかね。

 直線ではイクイノックス【本命】が残り200mでもう独走状態で優勝。2着争いは少し先に仕掛けたっぽいリバティアイランド【対抗】が残り100mくらいでちょっと2着怪しくなりかけましたが、スターズは先行したのが効いたのかそれ以上伸びず、ドウデュースは伸びきれず、タイホは徐々に後退。結果リバティアイランドが2着を確保しましたね、やっぱりこの馬もそれなりに強いですね。先に仕掛けたから最後怪しくなりかけただけでイクイノックス以外の馬とは少し差があると思います。

 3着は先行策のスターズオンアース【連下】。ルメールとともに鞍上ビュイックはこのレース1番の好騎乗だったと思います。これ、日本人ジョッキーには無理ですね。有馬記念にくるなら人気になりそうですが要注意です。その好騎乗をもってしてもリバティアイランドにも届かなかったので牝馬2強の力関係ははっきりしました。

 4着はドウデュース【単穴】。ん~個人的にはもうちょい脚を溜めてほしかった気がしますね。道中6番手から3コーナーまでずっと手綱を引きっぱなし。鞍上武豊だったらなと思わずにはいられない。それでも上りタイム33.7は2番目なんだけど、1番目が前に居たイクイノックス33.5という…。そしてその割に直線遅れてきて1着争いどころか2着争いにも届かず。

 5着に一応タイトルホルダー【連下】が粘り込み。逃げたパンサラッサは12着。そしてお約束のような6着に毎度伸びきれないダノンベルーガ。7着のヴェラアズールも妥当かなと。

収支的には1万5000円使って3万3900円回収みたいな感じです。
すこし豪華な夕食が食える程度ですが、馬券を買ったのは久々なので良かったです。

頑張れタイトルホルダー!君にはまだ有馬記念がある!!
今年中に取り戻せるぞ。

 

■下位の馬は…何しに来たのか

 13着以下の6頭はずっと後方のまま終わっただけ。中には重賞勝ってない馬も居るし、乗って回ってきただけ、馬数合わせなのか。

 

 


ダービー馬のその後

2023-03-26 23:00:28 | 競馬

■ダービー馬のその後

(参考)WIKI東京優駿

 先日のドバイワールドカップミーティング(以下ドバイミーティング)、イクイノックスやウシュバテソーロ(ともう一頭圧勝した馬がいたはず)が快勝した一方、ドウデュースは事前の故障で出られなくて残念でした。僕はダービーを勝ったこの馬の活躍に一番期待してた。凱旋門賞では馬場が合わず?惨敗したもののその後の調整で復帰初戦を快勝しここが試金石になりそうだったのでね。今回のドバイターフの内容なら、ダノンベルーガを物差しにしてドウデュースが日本で見せたようなパフォーマンスで十分勝利できたと思います。

そこでふと思った。
グレード制導入以降のダービー馬(ルドルフ以降)で、古馬G1(海外含め)を勝った馬ってどれくらいいるんだろう?と。
とりあえず列挙してみます。

・1984シンボリルドルフ (JC、有馬記念2回、天皇賞春)
・1986ダイナガリバー (有馬記念)
・1991トウカイテイオー(JC、有馬記念)
・1994ナリタブライアン (有馬記念)
・1998スペシャルウィーク(JC、天皇賞春・秋)
・2001ジャングルポケット(JC)
・2005ディープインパクト(JC、有馬記念、宝塚記念、天皇賞春)
・2006メイショウサムソン(天皇賞春・秋)
・2007ウオッカ(JC、VM、安田記念2回、天皇賞秋)
・2010エイシンフラッシュ(天皇賞秋)
・2011オルフェーヴル(有馬記念2回、宝塚記念)
・2017レイデオロ(天皇賞秋)
・2020コントレイル(JC)
・2021シャフリヤール(ドバイSC)

 1984~2023年のドウデュースまで39頭の日本ダービー馬でその後古馬G1を勝った馬はこれだけ。14頭、割合にして36%。そもそもG1を2勝以上する事が難しいのだけど、ダービーが世代最高の栄誉と言われる割には少し寂しい数かなと思う。この内、”古馬になってから”の古馬G1勝ち馬となるとナリタブライアン等3頭減って11頭となる。もはや1/3以下。逆に大阪杯をG1として含めるとネオユニヴァースが入ったりはするのですがね。

 軽くグレード制導入前も見てみましたらさらに数が少ない様子でした(古馬G1の数も少ないし、競争体系も違うので単純比較はできませんが)。前年のミスターシービーの前は4年前のカツラノハイセイコ、さらにその前はとなると6年もさかのぼってタケホープになってしまう。

 

■2023年のドバイミーティングについて

 やっぱり話題の中心は”砂の”ドバイWC日本調教馬初勝利のウシュバテソーロと、ドバイSC圧勝のイクイノックスという事になる。

 両馬とも展開には恵まれたと思う、特にドバイWCの方。ドバイSCの方は展開にも恵まれたし、恵まれなかったとしても勝っただろうと思いました。前半スローからの後半58秒台の展開、なぜ他の馬は前に行かなかったんだろう。ここまで自在の競馬が出来る馬となると距離もまた不問な気がします。ペースが遅くてもかからず、早くても遅れず。この馬体質的な問題か出走回数が少ないので今年も後3戦ぐらいかなと、どこ行くか気になりますね。個人所有なら種牡馬価値を考えた引退時期を重視してレース選ぶんだろうけど、シルクレーシングだからどうするのかなぁ。

 余談になりますが、僕はJCを春に行うもしくは春と秋に行うべきだと思っています。国内で戦う馬が大阪杯~宝塚記念、天皇賞(春)~宝塚記念はどちらも間隔が長いですよね…。ダービーと同日開催くらいで同じ2400mの古馬戦をやればドバイSC参戦組の参戦が期待できるかもしれない。グローバルな時代だから国内にこだわる必要ないと言えばそうですがね。日本にもドバイミーティングやアメリカブリーダーズカップデー、香港国際競争みたいな複数G1やる日があってもいいと思う。改革をやれるのは売り上げが右肩上がりの今でしょうね。

 さて、話をもどして次走が気になると言えばウシュバテソーロもそうでこの馬はほんとどこいくんだろうwこの馬が2戦前に勝った東京大賞典は、一応国際的に認められたG1格である事を馬券買ってる奴ですら知らない可能性もある地方唯一のG1レース。その価値が一気に上がって外国馬の参戦があるようになれば嬉しいです。ダート競馬はもっと盛り上がって欲しい。

 


有馬記念’22

2022-12-25 17:11:34 | 競馬

■有馬記念’22

結果
有馬記念(G1) 結果・払戻 | 2022年12月25日 中山11R レース情報(JRA) - netkeiba.com 

 上がりタイムを見れば判るけど、逃げたタイトルホルダー以外ほぼ全馬上がり3Fタイム順で着順になっている。そういう展開だったんだろうね。だから今年ハイペースのレースで結果を出してきた、タイトルホルダー、ディープボンド、ジャスティンパレスあたりには厳しい展開だったんだろう。

 前半5Fは61秒と言われている。有馬記念なら平均ペースか。有馬記念を回避したアスクビクターモアが出走していれば、もっとペースが上がったろうし、それを予測して控える馬も出ただろう。だからアスクの回避が結構有馬記念の結果に影響を及ぼしたと思われる。

 しかし、イクイノックスは別格だからどんな展開でも飛んできたろう。天皇賞秋は大逃げのパンサラッサは無視してOKで、馬群がスローな流れの中後方から一気に差し切ったのが評価できる。また、皐月賞では中団に構える競馬が出来る事も証明した。イクイノは十分勝つ可能性はあると思って俺は対抗評価だった。起用かつ末脚がキレる、後は消耗戦になった時くらいしか弱点が見つからない。

 タイトルホルダーは凱旋門賞帰りだが、凱旋門賞帰りの馬の有馬の結果は悪くなく、しかも有馬記念と相性のいい宝塚記念をあの強い勝ち方をしている。また、逃げた場合国内では負けていない。中山競馬場についても日経賞で勝利していたので本命評価とした。しかし、レースではゲートは最高だったのに、そこから200mほどいつもの加速が無く単騎逃げになるまで時間がかかった。直線は見せ場なしに終わる。状態が悪かったんだろう

 一番疑問だったのが菊花賞組の扱い。ボルドグとジャスティン2頭が居る中、俺はジャスティンの方を取った。なぜなら前走菊花賞では最終コーナーで少し不利を受けながら中団からの上がりタイム2位。それに対してボルドグは上がりタイム1位ながら後方からの競馬、これでは中山競馬場では厳しいと見た。結果的に2着になったボルドグは福永の好騎乗だと思う。このレースで一番上手い騎乗をしたのは福永

 ジェラルディーナは女王杯での上がりタイム1位と、まだ底が見えてないというので単穴評価に近い連下としてた。今日のレースはゲートで他の馬から1馬身ほど出遅れてしまい最後方近くからの競馬になってしまったが、力は十分出せたと思う。スタートでの不利が無ければ2着はあったろうが、今後はそれが考慮の内に含まれる事になった。

 前に行ったタイホ、ジャスティン、ディープが沈み、中段以後のイクイノ、ボルドグ、ジェラが上位に来た。この結果は今後参考になりそうだ。イクイノックスについては全体がハイペースになった時にどういう競馬をするかが興味あるね。去年の今頃もエフフォーリア最強とか言ってたわけだし。

 


マイルCS’22

2022-11-19 21:02:51 | 競馬

■マイルチャンピオンシップ’22

本命:ソダシ
対抗:セリフォス
単穴:シュネルマイスター
連下:ホウオウ、ダノスコ、ジャスティン
 
 事前に書くとフラグになるのが怖いけど…本命のソダシは言うに及ばず、セリフォスは安田記念と富士Sの2レースを見てそれまでの先行してはバテて終わりって馬ではなくなってる気がする。気性の改善?脚質転換?判らないけど我慢させる事ができるようになった。当然1600m実績高いシュネルも外せない。
 
 
【競馬】デイリー
危険な人気馬:サリオス
展開から浮上:シュネルマイスター
馬場から浮上:ホウオウアマゾン
 
 毎度毎度危険馬指定されていたソダシはデイリーから解き放たれた。逆にサリオスは一昨年2番人気5着、昨年は3番人気6着、マイルCSの条件に何か不利な点があるんじゃなかろうか。ソウルラッシュは単にほとんど見てない馬なので買えません、確かにマイラーズCが雨の稍重、阪神、1600、前走2着と悪くはないんですが。明日の天気は開催前にぱらっと雨降って、あとは曇りで良馬場発表という予想です。ホウオウは馬場から浮上もありますけど、ソダシと同じく先行できるので展開から浮上もあると思います(というかこの馬先行しないとダメ)。
 
【買い方】(お金が無いので買えませんがw)
 ・ソダシの単複
 ・ソダシ-セリフォス2頭軸の3連複4通り、ソダシ-シュネルの2頭軸3連複4通り
 
 ソダシが来ないと終わりますけど、馬券ってそんなものでしょ。


【結果】
1着セリフォス←OK対抗
2着ダノンザキッド←NG( ゚Д゚)はぁ?
3着ソダシ←OK本命
----------------------
4着ソウルラッシュ
5着シュネルマイスター
6着ジャスティンカフェ

12.2 - 11.2 - 11.7 - 11.5 - 11.9 - 11.6 - 10.8 - 11.6

今秋もこのパターンだよ!!
実は連下を3頭に絞る段階で、最終候補で切ったのがダノンザキッドではあった。鞍上で軽視した。

 1着セリフォスはちょっと抜けたけどシュネルマイスターやジャスティンカフェは僅差なんで予想としては最悪では無かったが、結局予想外のダノンザキッドが入ったのでね… … …。ソダシはキレは無いから直線もう少し先に抜け出さないとダメだが比較的澱みの無い一団の競馬になってしまって難しかった。

 サリオスは予想の段階でも書いたが、絶対このレースなんかダメなポイントがあるね。

 


宝塚記念’22

2022-06-25 19:37:17 | 競馬

■宝塚記念’22
※私の予想はなんら科学的根拠には基づいておりません><

【予想】
 本命…というか軸本命でディープボンド(15)。有馬記念で好走、前走ではタイトルホルダーに6馬身開けられたものの、あれは楽に逃がしすぎた。この馬はタイホを除けば仕掛け遅れという事もなく、まぁ今回も差して届かずはあるかもしれない。だから一着候補ではあるが本命ではなく、連に絡む軸本命という事で。

 対抗…F、タイホ、ポタジェ、この馬たちはどれもちょっと難点があって難しい。F、G1で初ブリンカー、一週前には状態がそこまで上がっているようにはないらしい。ちょっと出直しの調教が間に合ってないのかもしれない。タイホ、勝ったG1はどちらも長距離でしかも比較的楽に逃げられたレース。逆に逃げられなかったレースは惨敗もしてるし勝っていない。ポタジェ、前走から言われている距離不安と、大外枠。結局エフフォーリア(4)、ここで負けたら見限る。

 単穴…タイトルホルダー(6)。連に絡みやすいというより、勝つ可能性があるという意味でタイホ。この馬は勝つか、圏外のどっちかかと思うんだよね。

 連下…筆頭はポタジェ(18)。距離不安…うーんまぁそうだろうけど、あと宝塚記念は意外と8枠の馬が健闘している。他には一応、本当に一応パンサラッサ(11)ヒシイグアス(10)

【買い目】
ディープボンド軸の三連複。
15→4-6-18-11-10の10点
それと6-11→4、15の2点

【展開予想】
 大方の予想通りパンサラッサ先頭、二番手アフリカンゴールド及びタイトルホルダー(この時点でタイホが内側ならかなり危ない)。パンサラッサは隊列が落ち着くあたりで息を入れて減速。前半のペースはそこまで上がらないミドル予想。直後2、3頭挟んでエフフォーリア、ディープボンド、デアリングタクト。この3頭では最近のレースっぷりからデアリングタクトが一番先に上がっていきそう。ディープボンドは反応がイマイチだけど鞍上の和田は有馬や天皇賞でその辺完全に理解してるので仕掛け遅れは無さそう。問題はF、4コーナー手前で先頭の直後に居れば勝ちそうだが、そうでなければ前走と同じく惨敗濃厚。

直線その1。タイトルホルダーとパンサラッサ両方沈む…というより飲み込まれるパターン。ペースを落としすぎて直線ヨーイドンの競馬に対応できなくてFやディープ、あるいはポタジェあたりにもってかれる。

直線その2。タイトルホルダーとパンサラッサが両方残るパターン。勝つのはタイトルホルダー、2着パンサラッサ。後方勢が仕掛け遅れて全く届かずみたいな時、やっぱり来るのはディープボンドかなと(3着)。

直線その3。タイトルホルダーのみ沈むパターン。パンサラッサが逃げ先頭からスローに落として脚を溜めて直線先頭で粘り、タイトルホルダーは馬群をさばけずになる時。この時も差してきた馬とパンサラッサの馬券になる。

【展開予想2】
1.▲タイトルホルダーと〇エフフォーリアは勝利もあれば惨敗もある
 .タイホははや仕掛けの方が勝機がある
2.◎ディープボンドはとりあえず突っ込んでは来る
 .鞍上和田が仕掛け遅れることは無い
 .脚質と内有利馬場が合っていない
3.デアリングタクトは道中先行しちゃうと多分来ない
 .かといって後方待機でも来ない
.ハイペースワンチャン
4.△パンサラッサはとりあえず先頭には行くもののそこまで飛ばさない
 .よってタイホはパンサを早め交わさない限り楽な展開にはならない
 .パンサが残ってタイホが馬群に飲まれるまである、勝てませんが
5.オーソリティはやっぱり左回り専用
 .右回りでは直線外へ持ってかれる感じ内有利の馬場との相性?
 .コーナーが少ない分天皇賞や有馬ほど惨敗はしなさそうだが
6.△ポタジェワンチャン、△ヒシイグアスワンチャン
7.縦長になるかもしれないがペースはやや速めのミドル予想
8.アフリカンゴールドが展開の鍵をにぎってる
9.ペースが速くなればなるほど前が有利と予想

注目馬の隊列予想パンサ>タイホ>デアタク>ディープ>ポタジェ>ヒシ>F


追記
【結果】
1着タイトルホルダー
2着ヒシイグアス
3着デアリングタクト
4着ディープボンド
------------------------
6着エフフォーリア

 俺の予想に反してハイペースになった事でタイトルホルダー有利の流れだったとは思う(ほぼ逃げなのに上がり3位)。スローだと逆に後ろの馬も詰まってくるから直線で競り負けてた可能性あったから。そのハイペースのダメージをもっともくらったのが出遅れたパンサラッサと勝ちに行ったディープボンドだと思う。逃げたパンサはともかくディープは4コーナーかムチ入れて必死に最後まで抵抗したもののハナ差、デアリングタクトに交わされた。でもディープボンドの競馬は悪くなかったと思う。タイトルホルダーの逃げ切り警戒で前に行く判断は間違ってない。ただペースが速すぎた。仕掛けも悪くなかった。俺は鞍上和田のこの勝ちに行った競馬には納得です。

 俺が軽視してたデアリングタクトは前々走、前走と違ってきちんと後方で折り合っていたのが非常に大きい。その理由は超ハイペースにある。これら2走はかかって前にいってしまったけど、この日はハイペースなので自然と後方で折り合える結果に。ペースが最も利したのはこの馬だと思う。だからこの馬の本来の差し競馬ができたものの、展開に恵まれた感もあったので、今後勝てるかどうかはまた別問題と言う話である。注)ハイペースで一般的に思い描く後方勢有利という意味では無く、この馬のみ有利

 エフフォーリアはこんな展開もあって上がりタイムはタイトルホルダーより0.1秒遅い。何の見せ場も無く終わってしまった。この馬もポジション取りやしかけに結構手間取るタイプなのか、追走順位が9-8-8-10と仕掛けどころに向けて落ちているのが問題だと思う。前走惨敗、輸送、初ブリンカー、初58kg、さすがに背負ってるものが多すぎた。

 オーソリティの右回りの真価が見れなかったのは残念。

 馬券は買ったうちディープ-タイホ-ヒシの3連複をハナ差でのがす。
出費三連複12点×3000円
上半期通算プラス約38万円

【上半期の馬券収支総括】
 上半期はNHKマイルとVMで勝ち、ダービーで大勝、その他買わないか、小勝ちか、負け。今年の上半期は皐月賞1着固定3連単外しからのダービーの3連単的中に尽きる。皐月賞終わった後絶対にダービーは当てるぞって思ってて、皐月では3連単だったのを3連複に逃げようかと一瞬思ったけど、逃げずに良かった。直前での買い足し運もあった、VMの勝ち分ほぼ全部突っ込んだ。