「不可視の両刃」放射線に挑む~英国大学院博士課程留学~

英国に留学して放射線研究に取り組む日本人医師ブログ

医者として

2017-06-23 | 雑記
いきなり熱発から始まる戦い……
しかし、まあ、意外とそれなりに身体が覚えているもんですね。

昔、とある先生が「医者は、なんだかんだ言っても、医者だ」と仰りながら、留学などのブランクがあっても内科系の医師はそんなに技量が落ちないのだと話して下さったことを思い出します。おそらく外科系はそうはいかないのでしょうけれど、私は医局からして内科系ですからね、薬の名前がパッと出ないこともあっても、診断の仕方まではどうやら忘れずに済んでいるようです。研修医の指導くらいならば今でも出来そうですね。
もちろん、心カテや治療内視鏡などの専門的な処置は出来ませんが、プライマリケアを主とする臨床現場でならば、なんとか働けそうな気がしました。

先日、とある方から「世の中には金を遺す人と名を遺す人がいるが、あんたは後者だね」と言われました。まあ、この先でそのような過分な活躍が出来るかどうかは自信がありませんが、粛々と頑張っていきたいと思います。
研究者としても、もちろん、医師としても。