京都の思い出

6月4日土曜日、京都市国際交流会館で授賞式が行われ、環境大臣賞を受賞しました。

受賞作は、被災地・相馬で千年以上の伝統を誇る相馬野馬追と復興にかける人たちの様子を、医療従事者の視点から書いた和文エッセイです。初めてコンテストに応募したところ、ビギーナズラックでしょうか、たまたま選出されました。相馬野馬追のこと、相馬の人々のこと、被災地のことを広く知ってもらえるきっかけになったら幸いです。
後日、外勤の際に古巣・公立相馬総合病院のスタッフに受賞の報告と御礼を申し上げにいく所存です。とくにお世話になった名誉院長に喜んで頂けるといいなと思います。名誉院長は相馬野馬追にもとりわけ縁が深い方ですから。

授賞式後、母を連れて、京都観光に行きました。
世界遺産・清水寺などを観ましたが、凄い人混みで、とても驚きました。さすが世界一の観光都市・京都ですね。名所の光景はやはり綺麗でしたし、歴史舞台となった当時を偲ばせる趣きがありました。全体的に、美しい街だと思います。
親孝行の一環ではありますが、留学も目前に迫ったためになかなかこういう機会も持てずにいましたから、「たまにはいいのかな」と思ったのでした。

日本にいる間に、日本でしか出来ないことをやる、そして色々な人たちに会う、ということを心がけていきたいものです。日本の誇るべき美点を知り、自分のバックグランドというか日本人としてのアイデンティティーを確かめて、今後、世界の人たちと交流していきたいと願っています。