チームA

ラブラドールと愉快な仲間たち

生い立ち 療育開始

2011年04月07日 | 息子の生い立ち
2歳も終わる頃
親子で通園施設に通い始めました



この時はまだ
幼稚園に上がる前に訓練して 少しでもスタンダードに近づいて
1年経ったら 幼稚園に行こう・・・
とまだまだ軽く考えていた私です

4月
息子の他にも 母子通園には二人の子供が入園しました
同級生になります(同じ自閉症)

施設を見た私の正直な気持ちは
最悪でした

一目で自閉症と分かる子供達
他にもハンディを抱えた子供達
ドアの上部には鍵がかかり
大人が出入りする時は必ず鍵をかける・・・
まるでハンディのある子供達が脱走しないように
逃げ出さないようにと 鍵をかけて閉じ込めているようでした    のちに安全面でと分かります
こんなところに 息子と通うのかよ!?
これが第一印象でした  ←失礼極まりない


でも 先生達が
笑顔で「おはようございま~す」って入ってくると
ガラッと雰囲気 空気が変わるんだよね
明るくなって楽しくなるの

施設での障害児の先輩お母さんたちが緊張をほぐしてくれる

1週間もすると
息子よりも私が楽しく通っていました

息子は黙って座ってはいられません
朝の会も
ヒーターをずっと調べてたり
ラインの上を走ってたり

外出の時
必ず車に乗らなきゃ気がすまない息子
手を繋いで歩くなんて してくれたことありません
でも
みんなで公園に行くのに
息子だけ車のVIP扱いは出来ませんので
車の前で泣き叫ぶ息子を強引に引っ張って
連れて行くのです・・・
先生あくまでも 笑顔キープです       プロだね

施設でもよくパニック起こしてましたけど
周りは慣れてますし
息子より強烈な子たくさんいましたし
嫌な顔する人もいませんから
精神的に楽でした

そして 息子が施設にゆっくり慣れていくのと同時に
私も障害児の母親だということを受け入れていきました

お母さん達の勉強会もあり
特別支援学級のこと養護学校のこと
支援制度のこと色々・・・学びました
始めは 息子には関係ないと 居眠りしていた勉強会も
後半にはメモをとり 質問をしてとガリ勉くんのようになってました


多動 偏食 自傷 睡眠障害とオールマイティに飛んでいた息子
椅子にもじっと座っていられなかったのに
少しづつ座るようになり 時間も長くなっていきました

感触遊びは大嫌い
泥 粘土 小麦粉が 手や足につくと大騒ぎで
先生や私にしがみつき ヒーヒーと非難していました     コアラかサルか

療育を始めて半年経ったくらいに
夫と相談して
もう一度診察をしてもらうことにしました
今度は傾向とかワンクッション付けずに「告知」で

ドクターは児童相談所で診断してもらった
あの ちゃっちゃと終わらせたドクター!

通園施設のドクターでもあったので
月1ペースで施設にもきて子供達の様子を見てくれていました
今度は
朝の会をする息子 みんなで遊ぶ息子
普段の息子をゆっくり見てからの診断です

別室でドクターからの告知
広汎性発達障害 「自閉症」です
「傾向」は めでたく取れました

それでも この時は まだ軽いほうだから
療育していけば 社会性はどんどん身につく的なこと
言われました          今 重度の最重度なんですけどね

ハッキリスッキリで
この年の秋 二人目を出産します



通園施設の入園式から10年経ちました・・・

今日 午後から
中学校の入学式に行ってきます




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