ラビフィーのブログ

旭工房オリジナルキャラクター・うさぎの「ラビフィー」がいろんな情報を発信!

桃のお節句は、、、

2006-03-01 19:17:17 | ミニチュア・DOLL・TOY
日本では女の子が生まれると初節句にお雛様が贈られるよね。
今でもその慣習は受け継がれていて、女の子は大抵自分のお雛様を持ってる。
そして雛祭りは、毎年その子の成長を祝う大切な年中行事でもある。

はこいりうさぎのお雛様はお内裏様とお雛様の一対だったんだって。
お雛様は はこいりうさぎが生まれて直ぐの初節句に、現在95歳になる叔母から頂いた。
とても立派なお雛様で子供の時はとっても大きく感じていて、パーツもかなり大きかった。
だからお内裏様の刀やお雛様のお扇子をこっそり拝借しては遊ぶのが、この時期結構
楽しかったらしい。
実家は田舎だった所為か行事の時期が以外と世間とずれていると気づいたのは結構
大きくなってから。
雛祭りは旧暦の4月3日だったんだ。

お正月から間もない雛祭りはお雛様を飾っておく時期が以外に短い。
あんまり長く出しておくとお嫁に行き遅れるなんて言い伝えもあって、お雛祭りが過ぎると
親は必死にしまったし今でもそうなのかな。
でも旧暦だと長いこと出しておいてもらえるのが良かったって、はこいりうさぎは言う。

お雛様を出すときのワクワク感は、今でも記憶に残っている。
当時の家はその頃でもかなり古くあらゆるところに収納があった。
特にその扉が開くのは、桃のお節句と端午のお節句に出してしまう年に4回。
大きな箱を天井に近い棚から下ろすので大人が最低2人は必要だったから両親と祖母
みんなで手伝って出してくれた。
桐の箱を開けて1対1対お雛様を出す時、特に人形が好きってこともなかったうさぎだけれど
なぜかとっても嬉しかったし、お節句が過ぎてしまう時は少し寂しい気がしたって。

そのお雛様は、実家をお引越しした時に処分してしまった。
今思えば何故その時いらないって思ったんだろうか、そのことをとっても悔やんでいる。
お友達の7段飾りを見て当時は羨ましいと思ったけど、今思えばあんなに立派なお雛様を
もっともっと大切にすれば良かった。
だってそれは私だけのお雛様だったのだから、ってうさぎは寂しそうにつぶやいた。

でも今はラビ雛があるからね、うさぎ。
3月3日みんなでお祝いしようね。