ラビフィーのブログ

旭工房オリジナルキャラクター・うさぎの「ラビフィー」がいろんな情報を発信!

アンデルセン生誕200年展

2006-03-30 23:35:01 | イベント・行事
電車で偶然見かけたポスター…印刷博物館で4月3日まで開催中「アンデルセン生誕200年展」
行ってみたいなぁ。
アンデルセンって言ったらさあ、こどもだったら絶対1作はお話を知ってるよね。
おやゆび姫・人魚姫・マッチ売りの少女・はだかの王様・みにくいあひるの子・絵のない絵本・・・
ブラビ、まだまだたくさん知ってるよ。(えへっ)

アンデルセンの童話って面白いよね。
いろんな世界があってお話を読むとドキドキする、そしていっぱい考えることがでてくるんだ。
お話はママが読んでくれる時とひとりで読んだ時とは、何だか違っているような気がする。
でもいつだってアンデルセンの世界は、その時の自分に合った大事なコトを教えてくれるんだ。
だからかなあ 不思議なんだけど、何度も読み返しちゃうんだよ。

ブラビは、絵本や童話を読むのがだ~い好き♪
ラビフィーにも、面白かった本や興味のありそうな本を貸してあげるんだよ。
うん!やっぱりアンデルセン展に行ってみよう~。

印刷博物館?ネットで調べたら凸版印刷の施設だったよ。
駅から少し離れてるかなあ。。。
でもアンデルセンの世界に会いたくて、桜が大きく揺れる強風の中一生懸命歩いた。
(3月29日に行ったよ)

建物の中はとても立派だった、流石博物館。
しかも印刷会社だけあって展示が印刷関連の目で捉えられていて興味深いなあ。
でも気になるのはアンデルセン!
入って直ぐデンマーク語で「みにくいあひるの子」の読み聞かせのブースが。。。
言葉は初めてのイントネーション、でも目の前に映し出されてる挿絵と読んでいる
異国の言葉がブラビの耳を研ぎ澄まし心に何かを残していく。
字幕によって補われる言葉、でもそれ以上に読んでいるという行為が意識を集中させるね。

更に中に入っていくと、本・紙でありながらよくぞここまで残っているねって位の資料
としての本が残されていて驚いた。
ドイツに留学していた森鴎外によって「即興詩人」が日本に紹介された翻訳本や
それ以外にもたくさんの翻訳本も資料として見る事が出来るよ。
あっ因みにブラビは森鴎外も好きだからね。(くすっ)
それからアンデルセン自筆の原稿やスケッチ・切り絵なども展示されてるよ。

アンデルセンは150作以上の童話を世の中に残した童話の王様。
145以上の言葉に翻訳され世界中の人々に読まれているんだって。
童話は絵が少ない分、文字がその場面を頭に映し出すと思わない?
そしてその少ない挿絵はお話をより効果的に補ってくれるよね。
絵本とは違う世界が味わえるって思うんだ。

最近の美術館や博物館は人・ひと・人で見ることさえ儘ならないことが多いけど
今日はホントにゆっくり楽しめたよ。
ブラビの感想は兎も角、おススメの展覧会!
春休みも会期も残り少ないけど是非足を運んでみたらって思うんだ。