セリカ魂

「初代セリカに乗りたい!」
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映画「A PLACE IN THE SUN at 渚園 Summer of 1988」

2023年05月12日 22時47分52秒 | ON THE ROAD

5月12日(金)
ぶっちゃけ、惰性で観に行く感じだった。
今更渚園?ハイビジョン画質に慣れた目には粗い画質だと厳しいのでは?浜さんのイメージダウンになったらヤダな・・
一応、マフラータオル付きのムビチケ買ったけど。


出掛ける前に席の埋まり具合をチェックしたら、平日だから?こんな感じでまばら。


プライムツリー赤池に先月オープンしたナンハウスで昼食。

ベーコンポテトチーズナンSET(¥1,450)
カレーはバターチキンとほうれん草をチョイス。ナンは単体で美味しく食べれてボリュームも満点。カレーの辛さをノーマルにしたけれど、もっと辛くした方が良かったな。


劇場売店で渚園グッズを販売していた。映画に興味無かったのでグッズがあることすら知らなかった。でも、Tシャツ(¥3,500)が良いデザインだったので購入。パンフ(¥2,000)があることも知らなかった。


上映開始。
何度も見返した「FILMS」でお馴染みの冒頭だが、入場する観客の姿が加えられていて、それだけでとても新鮮だった。
見慣れた映像から初めて観る映像になり、気付けば夢中でライブを楽しんでいた。

「DADDY'S TOWN」はいいね。ダビングしたテープを聴き込んでいたあの頃が浮かんで来た。それ以外の曲も、聴くと思い出す心象風景があって懐かしさが溢れ出ていた。

息も絶え絶えに、声が裏返っても歌い切った「愛の世代の前に」も凄くライブ感があって良かった。綺麗に歌う姿よりも、必死で歌う姿にこそ人は感動する。

以下セットリスト
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浜田省吾
ON THE ROAD '88 "FATHER'S SON"
A PLACE IN THE SUN at 渚園
1988年8月20日(土)

01. A Place In The Sun※映01
02. 路地裏の少年※映02
03. 終りなき疾走※映03
04. モダンガール
05. ラストショー
06. HELLO ROCK & ROLL CITY※映04
07. 愛のかけひき※映05
08. いつかもうすぐ
09. バックシート・ラブ
10. HOT SUMMER NIGHT
11. 街角の天使
12. WHAT'S THE MATTER,BABY?
13. EDGE OF THE KNIFE
14. HARBOR LIGHTS
15. 二人の夏
16. 生まれたところを遠く離れて※映06
17. MONEY※映07
18. DADDY'S TOWN※映08
19. DANCE
20. 丘の上の愛※映11
21. OCEAN BEAUTY※映09
22. マイホームタウン※映10
23. 東京
24. 明日なき世代※映13
25. A NEW STYLE WAR※映12
26. 僕と彼女と週末に※映14
27. 愛の世代の前に※映15
《アンコール》
28. BLOOD LINE
29. J.BOY※映16
30. DARKNESS IN THE HEART※映17
31. RIVER OF TEARS
32. ラスト・ダンス※映18
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32曲から18曲をセレクト。
エンドロールで星勝アレンジの「君が人生の時…」(だっけ?)が流れ、一気に2011ツアーを思い出して醒めた。最後まで渚園に浸らせて欲しかったな。

パンフのインタビューが実に興味深くて面白かった。先月の先行上映のトークショーと内容が被るが、それもご愛嬌か。
・浜田省吾
「おそらく一字一句間違えてないはずです…。」
若い頃の浜さんは本当に間違えなくて凄かった。今はプロンプター使っているが、歳を重ねたのだからそれでいいのだ。
・板屋宏幸
「1本のフィルムは11分強」それでか!と納得。
・伊神 悟
「泊るところがない(笑)」「みんなありがとうな、これ着てくれ」
・岩熊信彦
「当時の彼のライブを象徴するような曲、あのコンサートじゃないと演れない曲を選びました」
・町支寛二
「あの長い路地裏の少年もこんな歌詞まであったんだって改めて新鮮でした」「野外は風で音が流されますからね。袖まで走って演奏していた古村も、その間どこかのモニターを聞いていたんだろうけど、よく演ってたと思いますよ」
イヤモニなしの野外、大変だったろうな。今の浜さんは、袖に引っ込む時にイヤモニを外して直で歓声を聞こうとする。ライブを大事にしていると感じられる仕草なので好きだ。

曲順を変えたのは気にならないが、曲間を縮めた編集のせいで袖に引っ込んでブレイクした雰囲気が無い。クールダウンから再度盛り上がる空気感がある編集でも良かった気がする。通しの編集なら、いっそ退場シーンをカットした方が繋がりが良いのでは?

映画として成立する尺に曲をカットするのは仕方ない。ショートver.を混ぜて無理して全曲詰め込むくらいなら、今作のスタイルの方が断然いいと思う。クマさんが「今思えば日が暮れる前の曲、例えばラストショーとかもうちょっとあれば良かったかなという心残りはあります」と言ったらしいので、ブルーレイDVD化の時は是非、全曲フルで収録して欲しい。もっとも、撮影したのは20曲程度って話も聞くので叶わぬ夢かな。

映画の中にも出て来た当時のチケットを再現。以前のコンサートでは席にメモリアルチケットが置いてあった。コストカットで?いつの間にか無くなってしまった。


デジタルで味気ないご時世に、アナログな入場者特典が嬉しい。

週末の劇場は満席も間近。みんな楽しんで~。



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