初秋がえっまだ真夏の暑さ!
などと言っているうちに
裏をかすめるように逝ってしまい
今はなにやら深い秋の趣きみたい
芝生の緑も急激に紅葉するかのように
なにやら色褪せてきた
今や寒いなどと思うのだから
あの暑さよほんとに何処にいったの?
本 『J』延江浩著
<J>が瀬戸内寂聴さんであることは読んでいてすぐ分かる
私は寂聴さんのことは
その生い立ちのそれこそ幼いころのことを
どこかで読んで非常にお気の毒になったことがあって
私の持論は
生い立ちで人生なにかが決まると思うので
幼い時はほんとに健やかな日々を誰もが過ごせればいいのだ
というものであるので
いま騒がれているジャニーズのこともそう思うので
と、なにを言っているのやら
分からなくなりました
しかし寂聴さんは長生きなされたのだから
誰もなにも言わずともとも思う
この猛暑に耐えて枯れなかった
アリッサムがここに来て咲き出しました
勁い生命力のようなものを感じます
人それぞれなのだ
人生もその生きる時間も咲く時間も
またその人生を人のためと使うのも
自分がそう思えば