月の瓶詰~ブログ版~

こぼれゆく時の欠片を瓶詰に。

今になって、「きみはペット」。

2011-10-31 17:38:07 | モノガタリ
再放送で「きみはペット」にはまってしまいました。

2003年春当時。
「『きみペ』、面白いよ」という旧友の言葉に、

  コレだから女子ってやつは…

と半ばあきれていたけれど。
本当のうつけものはワタクシで御座りました。
こんなに好い作品を今まで見ていなかったなんてっ。

最初から最後まで、面白くて切なくて。
脚本は大森美香さん。
単なるモラトリアムの延長ではなく、
かといって慣れ親しんだ世界との訣別でもなく。
少しずつ皆が変わっていく中での、
未来へと開かれたハッピーエンドにホッとしました。

出演者も皆はまり役。
このドラマの小雪さん、好きだなあ。
こんなにやわらかい笑顔の方だったんですね。
時々あどけなさすら感じます。
一方、不機嫌なスミレちゃんは能面みたいで、それもまた良し。
友人役の鈴木紗理奈さんや、
アドバイスが微妙なセンセの長塚京三さんもいい味を出しています。
そして。
少年と大人、ペットと天才的なダンサー、
その二つの間で揺れ動くモモ、すなわち松潤が超絶素敵!


そんなこんなで。
当時「松潤がかわいい」という言葉も

  フーン… (←無関心の極致)

と流していただけに、
今さらあらしっくになったとは言い出せない、けふこの頃です。



「逃げ水」に思うこと。

2011-10-27 17:29:47 | モノガタリ
昨夜の「相棒」は、櫻井武晴さんの脚本で「逃げ水」。

二十歳の若者ふたり。
一人は加害者となり、もう一人は被害者となった。

結果は重大なのだが、
それは加害者がとりわけ悪人だったからではなく、
何というか…めぐり合わせと表現すればよいだろうか。
立場が逆になることもありえた気がする。
もちろん、実際の加害者に責任はあるけれど。

加害者となった彼は、何を思っただろう。
悔悟の念だったかもしれないし、
もしくは憤りだったかもしれない。
そのような中で導いてくれたものは、
裁判で有利な結果を得るためのテクニックでしかなかった。
これで反省の機会を失ってしまったのではないだろうか。

数年が経ち。
母親は亡くなり、父親は行方不明。姉は嫁いで家を出ている。
帰る場所を失った彼が最後にすがったのは、
かつて弁護士に教えられたような、その場しのぎの方法。
もうそれしか残っていなかったから。
そう思うと、何だか切ない。


基本的に、刑事裁判は国対個人の手続であって、
個人と個人が向き合うのは裁判外であるべきだと思っている。
でも、裁判で誰も救われないのだとしたら…。



「謎ディ(ー)」の感想、ふたたび。

2011-10-26 17:19:54 | モノガタリ
昨夜の「謎解きはディナーのあとで」は、
執事の影山サマがやたらと眼鏡をかけたり外したり等々、
頑張ってる感満載で…それこそ涙がちょちょぎれました。

…という冗談は措いといて。

ドラマは一回あたり正味45分。
その中で事件を一つ解決するのですから、
謎解きに無関係な人は出てきませんし、
登場人物の行動・発言には必ず何らかの意味がある訳です。

必要最小限。非常に効率的。エコです。

でも、謎解きの醍醐味って
たくさんのノイズの中から重要な要素を見つけ出す、
というところにもあるのではないでしょうか。

これは如何ともし難い、根源的な問題でしょうけど。(←大げさ)
たったの45分間。
ミスリードを仕込もうにも
もはやどこも削る所がない以上、+αは入れられず…。

どこも…。

…。


あの…、

「その時影山は~」というお嬢様見守りシーン、
バッサリ切っちゃダメですか(^^;

いやあの、お嬢様の背景にちょいと映り込んで下されば、
ちゃんと探しますので。(←ファンって、さういふものでしょ
21世紀にして、『ウォーリーをさがせ!』方式…(^^;;


何だかんだ言いながら、次回も見ます。



「東京ドラマアウォード2011」に思ふ。

2011-10-25 12:51:41 | モノガタリ
今朝の「めざましテレビ」で、
「東京ドラマアウォード2011」授賞式の模様が放送されていました。
「フリーター、家を買う。」が作品賞(グランプリ)と主演男優賞!
大人達に囲まれてちびっこな二宮くんが、超絶ステキでした。

あらしっくになる前から、二宮くんの演技のファンです。
素敵です…、屈折しているところとか特に(^^;


ところで、受賞作リストを見ていたら
「Q10」が優秀賞に入っているではないですか(^^)
きらきらしていて切なくて、木皿イズム全開!
「へーんしんっ!…リセット」
は今でも時々心の中で唱えていたりします(^^;
劇中で歌われる「風」、主題歌の「ほんとのきもち」も良かったです。

木皿泉さんの作品では
「セクシーボイスアンドロボ」も好きなのですが、
(↑DVDは買った瞬間に安心してしまい、未開封。)
回ごとにかなり波が(^^;
そういう点では、「Q10」の方が見やすい気がします。
「セクシーボイス~」の粗さは魅力でもありますけど(^^)


…やっぱり、安くてお手軽だからって
輸入モノばかりに頼っちゃダメです。
例え視聴率が低くても、
いいものはいつの日かきっと評価される…と思ひつつ。



再びの「Beautiful World」。

2011-10-24 17:43:08 | 嵐さん
世の中、商売上手な人もいたもので。
嵐さんのアルバム「Beautiful World」に、セブンネット限定で
「エナジーソング~絶好調超!!!!~」なる曲が収録されると聞き…、
ホイホイ予約してしまった。

何だかなあ、とは思う。
既に「Beautiful World」は持っているし。
全体の流れというものがあるはずなのに、
シングル曲を単純に取り除いてしまうことにも違和感がある。

…けれど。

2006年秋、Something ELseというバンドが解散した。
「雷波少年」がきっかけでファンになったものの、
私はCDをあまり持っていなかった。
「いつでも聴ける」と思っていたから、ちょっと出費をケチったのである。

解散が発表された時。
あわてて過去の作品を買い集めようとしたけれど、
もう入手不能なものも多かった。

聴くことのなかった曲が、たくさん残った。
かつては普通に売っていたのに。
曲と出会う機会が、すぐそこにあったのに。


今回の特典がグッズのみだったら、きっと買わなかったと思う。
歌(しかもメンバー作)だったから、どうしても見過ごすことができなかったのだ。


でも、ホントに商売上手だよねえ… ヲタクの道は険しい。



「朗読-言葉ノチカラ-ver.2」感想。

2011-10-23 13:14:55 | 嵐さん
「Marching J SPECIAL MOVIE」で
嵐さんの「朗読-言葉ノチカラ-ver.2」を購入しました。

それぞれが朗読している場所は、前作と同じ所かな。(その中でちょっと移動。)
廃校の廊下やピアノの置かれた洋間等々、いい雰囲気です。
長さは、今回も全体で5分ほど。

 大:「ぞうきんのうた」 (作:宮澤章二)
 松:「独りではない」 (作:宮澤章二)
 二:「いつでも そこに」 (作:宮澤章二)
 相:「自分の番 いのちのバトン」 (作:相田みつを)
 櫻:「待たれているから」 (作:宮澤章二)

薄明かりの向こうの明日。
決して楽ではないけれど、悪いことばかりでもないよ、と。

宮澤章二さんの詩集、
『行為の意味 青春前期のきみたちに』(ごま書房新社、2010年)を買いました。
前回の4作品・今回の4作品ともに、この本に収録されています。

もともと中学生のために書かれた詩だそうです。
言葉の美しさを追求した詩とはちょっと違いますが、
じっくり朗読してみると、その良さがだんだん分かってきました。



ひと月ぶりの放送+半年ぶりの五人体制=予想外れホーダイ。

2011-10-21 17:28:07 | 嵐さん
昨日、久しぶりに「vs嵐」と「ひみつの嵐ちゃん!」の放送がありました(^^)
この二つを見ないと木曜日じゃありません。
この一箇月、曜日感覚がなくなってしまって大変でした。

…って、2009年迄は見なくても平気に暮らしてたんですけど(^^;
今は昔、というやつです。


それはともかく。
「ひみあら」のマネキン対決、
絶対にダントツの一位だと思って投票したマネキンが…四位でした。
おかしいなあ…(^^;
でも、おふらんすでは一位とのこと。
きっと、中高生にはまだ魅力が分からなかったんでしょうな。
紹介されたコメントは若いコが多かったし、
投票者が全体的に若かったということでしょう。
うん、きっと…きっとそうだ、さうに違ひない
上位の服、明らかにかわいいですもん。
櫻井くんも相葉くんも、とてもアラサーとは思えませんでした。

まったく、何ちゅーメルヘンな人達なんだッ!!


…それにしても。
私が投票した服、まさか大野くんとは思いませんでした。
相葉くんの服も、てっきりJサマだと思ってたし…、
目の節穴度がハンパじゃないですね(^^; まだまだ修行が足りないなァ。



一筆御礼申上度候。

2011-10-20 17:18:05 | 嵐さん
NHKさん…いや、NHK様! ありがとうございます!!

昨日発表された、紅白歌合戦の司会。
完全に油断してました。
今年も嵐さんじゃないですか~(^^)
阿部渉アナウンサーのお声も拝聴できるし、
これで来年へ向けて希望とともに歩んでいけます

って、大げさですかね(^^;

でも。
こういう楽しみの積み重ねが、人と世界とをつなぎとめている…
なーんて思ったりするのです。




ドラマ「謎解きはディナーのあとで」、初回の感想。

2011-10-19 12:58:01 | モノガタリ
昨日、ついに「謎解きはディナーのあとで」が始まりました。
例によって、原作は未読です。

まさかのデコテロップ(cf. 「特上カバチ !!」)にはヒヤリとしましたが…、
コスプレの件も含め、うまく着地していてホッとしました。
…という感想も変だけど(^^;

あ、「ヒヤリ」なんて書きましたが、「特上~」は好きな作品です。
言いたいことは山ほどありますが、
ついにはDVDまで買っていたりする訳で。


閑話休題。

謎解きの面では、ちょっと軽めかな~と思いました。
探偵ものの入門編といったところ。
ちょうど「ドラマ愛の詩」etc. くらいの感じでしょうか。
「双子探偵」とか、「Q.E.D. 証明終了」とか。懐かしい!


ワタクシ、かつては推理・探偵ヲタクでした。
学研の『世界の名探偵ひみつ事典』は、小学生時代の愛読書です。
それはもう、暗記するほど読みました。いい入門書でしたよ。
「謎ディー」を入口に、探偵ものが好きな人が増えたら嬉しいです(^^)



ツイてるね、ノッてるね。

2011-10-18 12:51:16 | 嵐さん
昨日の「ネプリーグ」は、
「謎飯」もとい「謎解きはディナーのあとで」の皆さんがゲストでした。

ま、あの…レベルとしてはあまり高くない対戦結果でしたが(^^;
野間口さんの異様な強さがスバラシかったです。

そして。

「お茶の水博士」のことを「水道橋博士」と言っちゃう櫻井くん。
やっぱりこの人には笑いの神様がツイているに違いない!
と確信した瞬間でした いや~、よかった、よかった。