月の瓶詰~ブログ版~

こぼれゆく時の欠片を瓶詰に。

「いきものがかりFCツアー ~モゥ集牧だよー!2019~」広島公演の記録、本編その3。

2019-05-06 19:22:21 | いきものがかり
そろそろ本題に戻るはずのライブレポです(^^;


帰りたくなったよ
ライブ恒例、三人だけで披露する楽曲はこの作品でした。
鍵盤の話も少々。
リーダーが鍵盤で作曲するようになったのは、「1 2 3~恋がはじまる~」から。
山下さんはギターですが、「秋桜」(「ハジマリノウタ」収録)だけはピアノで作曲…φ(..)
(浪人時代、勉強していた所にピアノがあったからとのこと。)

山下さんの言葉どおり、美しくて、いい曲だなあと改めて思いました。
そして…


再びのMCコーナー。
"衝撃的展開"です(^^;
ええと、開演前に「ご意見がかり」なる特別企画…まあ、アンケートのようなものが
ありましてですね、そのコーナーなんですが、平たく言うとMCです。
恐るべし、ファンクラスツアー…
9年ぶりの「東京猿物語」ダンスが完璧だった聖恵ちゃん、
メッセージの"集牧"と"放牧"を勢いよく読み違えたりなどありつつ。
紹介された"ご意見"は二つ。皆でウェーブしたりして楽しかったです(^^)
ここで初めて、「あっ、これは大喜利コーナーであったか!」と
ようやく趣旨を理解したのはワタクシです…(^^; ちょい真面目に書きすぎましたわ…(^^;;


笑顔
バラードでなく、このリズム感で…というのが新しい感じだと語る聖恵ちゃん。
「みずのみずのんでた」がゆえに、反応が遅れたリーダー。
こう二人でワイワイやっていて、ほっちさんがなんとなーく見守っていて、
…ああ、帰ってきたんだなあと思うのでした。
皆で歌う「ララララ ララララ~♪」も嬉しくて。
「ちゃんきよー!」「りーだー!」「ほっちー!」の声も満ち、
盛り上がりつつも、あったかーい雰囲気でまったりと…(^^)

「そういえば、トークショーではない」という気づきがここに(^^;;;
ここからの"盛り上がりゾーン"、いつもはなだらかな坂を作りますが、
常連さんばかりの今ツアーは直角で行きます!と宣言がなされました。

ブルーバード
じょいふる
定番曲ですね。手拍子やタオル、皆で盛り上がる瞬間がとても楽しかったです\(^^)/
お客さんが酸欠になるほど盛り上がった"ナミキジャンクション"くらい、
聖恵ちゃんも酸欠気味 とにかく直角ぶりがすごいのです。さすがFCツアー…!

「放牧で心配かけたけど、元気なので前向きにがんばっていきます」
というメンバーに、拍手と「おかえり」の言葉が広がっていく場内。
よかった。
放牧して、集牧してよかった。ファンクラスツアーがあってよかった。
本当に、よかったなあ…。
いい空間でした。

会いにいくよ
最後を締めくくる曲。この歌詞がすべて。


さて、拍手で送りだして後、拍手を続けながらも
とりあえず座るのがいきものFCのよいところ。
(衣装チェンジがありますのでね、しばらく時間がかかるのですよ。気長に待ちませう。)

ここでスクリーンに映像が映し出されました。
十周年のお祭りから、放牧へ。
そして三人だけのスタジオ。あの曲を作り上げる過程…。
(ちなみに「なかなか帰ってこなかった」という文字に笑いが起きた瞬間、
 ああ、この空気がいいなあ…と思いました。共依存じゃなく、ファンなんだって。)


「過去は否定しない」、か。


太陽
三拍子なんですよね、この曲。
さらっと聴いていたけれど、実はとても巧妙な作品なのかもしれない。

SING!
「新曲できたよー」「できたのかー」のやりとりが、新曲を届けている実感になるとのこと。
「自分の物語を紡いでいけるように」か…。
実に「めざましテレビ」的であり、集牧してのきっぱりとした意思表明でもあり。

ここで「かわいいよっちゃん」と走り書きがあるワタクシのメモ帳(^^;;;

最初はできなかった広島や岡山で、ライブをできるようになったこと。
ある意味緊張しない、包んでくれるような会場だったこと。
そんなことが水野さんの口から語られて。
「山下、何か言えよ」と促されたほっちさんからは、「また来る」との言葉が(*^^)v


また笑顔で会いましょう、という言葉とともに贈られた最後の曲。
心の花を咲かせよう
作品世界としては、「会いにいくよ」と根っこがつながっていると思うのです。
「会いにいくよ」は水野さん作で、「心の花を咲かせよう」は山下さん作。
二つの締めにこの二曲を据えたのは、やはりグループとしての意思を感じるなあ。

ごあいさつ。
恒例の、マイクを通さない声でのごあいさつが
今回は聖恵ちゃんだけでなく、男子チームからもありました。
小ぢんまりしている会場だからこそのやりとり。本当に、ほんわかと心地よい空間でした(^^)


最寄りの市役所前電停に着いたのが20:45頃だったので、
公演時間は2時間半程度でしょうか。(終演時に時計を見忘れた… ^^;)
おしゃべりたっぷり、歌たっぷり。充実のFCツアーでした。

"今言うよ アリガトウ"


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「いきものがかりFCツアー ~モゥ集牧だよー!2019~」広島公演の記録、本編その2。

2019-05-06 17:40:53 | いきものがかり
…ということで。前の記事の続きです。


MC続き。
まとめるのが難しいので、やはり箇条書きで(^^;

・会場が大きくなりました。
山陰からの申込も多く、ライブハウスからこの会場に変更されたとのこと。
席があってよかった!ということで、メンバーにも椅子が登場。

・わりとMC長めの件。
back numberとか、こんなに長くしゃべらない。(^^;;
そしてSuperflyが話題に上り、興奮する聖恵ちゃん。

・事前説明。
これから盛り上がる場面で、立つよう促すこともあるけれど。
それはお約束的なものなので、座ったままでもいいとのお話(恒例)。
聖恵ちゃんから、先生みたいと言われるリーダー。
そんなリーダーから、授業を聞くタイプじゃないと言われる山下さん。
…しかし、そこで回想される小1の出来事は、水野さんの私語を注意した山下さんで

・リーダーが山下さんを好きすぎる件。(吉岡さん証言)
飲みに行くと目を合わせられないらしく(^^;


放牧期間の活動報告。
2年間を2分に凝縮したVTRが上映されてのおしゃべり。
ここも箇条書きでごまかします(^^;

・リーダーの2年間。
案の定のてけちゃん(ポーメラーニアーン)一色でした!
しかし、携帯サイズではO.K.の写真も、拡大してみれば飼い主さんのひげが…(^^;
そして、てけちゃんの真似をするリーダが聖恵ちゃんのツボに。

・吉岡さんの2年間。
会報でも紹介されてきたとおり、旅でリフレッシュした日々。牛も登場!

・山下さんの2年間。
うなぎに次ぐうなぎ。そして牛(※写真なし)。
適度に働いて、のんびりして。
リーダーのすべりコメントを繰り返し味わう二人が見られたのもこのくだりでした。

それぞれの個性が出ているなあと思いましたよ。2年間という時間の過ごし方。
放牧だから牛を見よう、となった真面目さとか。その発想に至らなかったリーダーとか。

変わらないなあ。

だけど何か、ちょうどいい感じに肩の力がぬけたというか。
しなやかな強さを感じさせるというか。

変わったなあ。

2017.1.5、放牧。
年末年始の仕事をきっちり終えての発表に、律儀な人たちだなあと思ったのを覚えています。
メンバーからの言葉、スタッフさんからの言葉がきちんと示されての休止。
だから、いつか帰ってくるという確信を持って、FCの更新を続けていました。
(ソモソモ会報が面白いから、やめるという発想はなかったんですけどね… ^^;)


「3人の物語を、もっと長く、もっと楽しく、続けるために。」


その言葉どおりになった印象です。
放牧発表時はあれこれ考察(またの名をモゥソゥ)したけれど、
きちんと記事にまとめることなきまま、考えただけで終わって結果的によかったかな。
だってせっかくの放牧、効果を阻害したらいけない、いけないよ…。(←何か混じった)
今回のライブや『SHUUBOOK!』、その他もろもろで公式に"正答"が発表された以上、
余計な詮索は不要でしょう。
…ということで、嵐さん方面についても放っておく所存です(^^;
いや、「嵐さんも放牧かー。いいんじゃないでしょうか(^^)」と思ってしまって、
つまりは感動しそこなったとか、リアクション間違えたとか、
決してそんなんじゃないですからねー(^^;;;;;

(※真偽のほどは、2019.1.27のついーとをご覧ください。)

そうそう、ついでに。
ほぼ日の「いまは走ればいいんじゃない?」https://www.1101.com/ikimono/index.htmlを是非!
帰ってきた宇多田さんがいて、放牧に出かけたいきものさんがいて、これから休む嵐さんがいる。
宇多田さんもいきものさんも嵐さんも、同じ世代。興味深い流れだなあと思うのです。


…閑話休題。たぶん(^^;;;


・いきものさんのLINEグループ。
いつも既読が1しかつかない(リーダーと聖恵ちゃんのやりとりで終了する)LINEで、
山下さんから発信が
その内容はというと、「キャンピングカーを見に来ました」。
LINEが嬉しかったに違いない(※聖恵ちゃん断言)リーダーに、
ほっちさんからは「また送るわ」との回答が(^^)


さてさて、字数が増えましたねえ…(^^;; 次、行ってみよう。


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「いきものがかりFCツアー ~モゥ集牧だよー!2019~」広島公演の記録、本編その1。

2019-05-06 16:01:23 | いきものがかり
…ということで。早速、ライブ本編について書いていきませう。
(グッズについては前の記事をどうぞ。)


会場について
ついったーを見ていると、遠征組も多かったようで…。貴重な休日公演ですからね!
"BLUE LIVE 広島"から変更されての"広島文化学園HBGホール"。
私はステージからかなーり遠い区画でしたが、とても見やすかったです(^^)
傾斜の御蔭で、前列の方々が回すタオルも視界を遮ることなく。
全席指定で、鞄の置き場所に困ることなく。立つ場所にも余裕がありました。
…ただ、音響は少し割れ気味だったかなあ。席の場所にもよるのかな。
開場17時、開演は18時。
17時前こそ、建物の外をぐるりと列が巻いていて圧倒されましたが、
会員照合とは別建てのため、いざ開場されればすぐに入場できました。
ファンクラスツアーということで人数が少なかったせいもあるでしょうが、
全体的にゆるゆると楽な旅でしたよ~(前回の海老名初日が過酷すぎたのか… ^^;)


はじまり。
いきなり始まるパターンかなあとか、いろいろ予想していたのですが。
メンバーの声による注意事項アナウンスが流れた後、バンドメンバーが登場して
少しずつ演奏が始まり、三人が揃って…。
ゆるやかで、たのしくて。ああ、いきものがかりってこうだった!!!と記憶が一気によみがえる感じで。
"らしい"なあと思う幕開けでした。

WE DO
平成から令和へと変わっていく今日この時に、この歌を聴ける幸運。
(申込時、"平成最後"だということにまったく気づいていなかったのは内緒です ^^;)

気まぐれロマンティック
個人的に、いわゆるファンミーティングというイベントのよさが分からなくて。
だからファンクラス会員のみで構成される今回のライブも、どうなんだろうなあ…と不安がありました。
がしかし。そんな疑問もこの曲で一気に氷解。
合いの手のヘイ!ともエイ!ともつかぬ声が地をとどろかし、皆があの振り付けを始めた瞬間、
ああ、楽しいなあ…、こういうことか!と思いました。
(もちろん、踊れなくても大丈夫な雰囲気です。参加者は老若男女さまざまで、
 じゃにーず界隈のようなガッチガチの結束は求められませぬゆえ… ^^;;)

いつだって僕らは
意外!だけど歌詞を思えば、納得の選曲。


ごあいさつ。
平成最後のライブを、4年ぶりの広島で。
常連さんばかりだから、肩ひじ張らずにMC多めで!との宣言がありました(^^)
恒例の「こーんにーつあー!」は、聖恵ちゃんだけでなく男子チームver.も。
こういうひとつひとつの物事が楽しくて。これですよ、これ。

アイデンティティ
新曲を持ってきました、ビフィズス菌と生きることになりました!と(^^)
この作品もまた、集牧の今を象徴する歌ですね。しなやかな決意表明。

てのひらの音
男子チームも歌うこの曲。
いきものがかりは音楽が好きな三人から始まったんだよなあ、と
原点を感じさせる歌唱でした。とにかく楽しそうで。

@miso soup
「海老名でしょー!!!」の「夏・コイ」が聖恵ちゃんとリーダーの殿堂入りシーンなら、
この曲は聖恵ちゃんと山下さんの歴史に残る名シーン。ええ、独断ですが何か。


MC。
聖恵ちゃんは衣装チェンジへ。
「てのひらの音」は9年ぶりとのこと。"山下曲"なる説明もさらりとあって、そこに
ソングライターはひとりじゃないぞ!とグループの意思のようなものを感じたり。
…あとは箇条書きでまとめていきますか(^^;

・"厚生年金会館"時代の思い出。
静電気が聖恵ちゃんに集まってしまい、髪が立って観音様状態に
バラード中にお客さんが笑い始め、歌をストップする事態になったとのこと。

・平成元年に出会った二人。
山下さんによる水野さんの第一印象は、「矯正してるな」。
近隣にマンションが建ってクラス替えが行われたため、小学一年生の一学期だけ
同級生だった二人…のはずが、実は中学一年生でも同じクラスだったと判明
(デビューから数年経ってのち、卒業アルバムで気づいたらしい ^^;)

ここで吉岡さんが戻ってきました。字数的にもそろそろ、記事を分けますかね。


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「いきものがかりFCツアー ~モゥ集牧だよー!2019~」広島公演の記録、グッズ編。

2019-05-04 18:55:22 | いきものがかり
"時代はいま 変わっていく"らしいこの春、行ってきましたよー!!! \(^^)/



「いきものがかりファンクラスツアー ~モゥ集牧だよー!2019~」、広島公演。
時は平成最後の日、所は広島文化学園HBGホール。

市役所前電停から歩いてすぐ(※個人の感想です ^^;)のため、
私は「電車一日乗車券」で市電を利用しました。
駅から施設までは、分かりやすくて歩きやすい道が通っています。
ゆえに途中で迷うことはないのですが、待ち時間やら何やらで
広島駅からは1時間くらいかかったような…。ま、それも旅の醍醐味でしょう(^^)
施設の公式サイトでは、アクセス方法としてバスが案内されています。
所要時間はこちらの方が短いのかな。本数はいい勝負。


さてさて、そろそろグッズの話を始めましょうか。


先行販売開始時刻は13時半。
到着したのは13時前後だと思いますが、既に列は長くなっていました。
販売場所は建物内。雨具を使わずに済んだのは有り難かったです(^^)
やっぱり、屋内のライブは助かる…(と10周年の海老名を懐かしく思い返すの巻)。
FC会員証の提示は、販売場所へ通される時でした。これは会場にもよるのかな。

ツアーパンフレット SHUUBOOK!
持ち荷にならないサイズ感(←)ですが、満足度高し。
それぞれの言い回し、それぞれが語っていること・語っていないことを
照らし合わせていく面白さ。
これ、FC会員しか入手できないのは勿体ないなあ…と思うのです。
個別具体的な事情は異なれど、放牧と集牧の件は
ARASHIANSの方々にも読んでいただきたく。こういう事例もあるよと。

マフラータオル MOW柄
ジャニーズアイドルのコンサートグッズにおけるペンライトと違い、
毎回更新する必要はないんですけど。やはり買っちゃいました…(^^;
実際のライブでは、過去のタオルを使っている人も多かったです。色とりどりできれい。
おっ、あのライブも見たんだ!と分かる楽しみもあって。
そういえば、嵐さんのペンライトにも以前は同じ面白さがあったんだった。忘れてたなあ。

SHUUBAG
ふと気がついたら買っていた一品(^^;; エコバッグですね。
男性の購入率・使用率が高いように見えました。
持ち手の牛柄は、グレーというかシルバーというか…なかなかシックです。
私は博物館行きに使おうかなと。口にホック(※磁石じゃないよ)もあって実用的!
ちなみに、私は不良品に当たってしまったので、交換してもらいました。
購入後は、状態をひと通りチェックするのを習慣にしよう…φ(..)

MOW無くさない!チケットケース&ストラップ
てっきり、ぺーらぺらのうっすーい奴かと思っていたのですが(^^;
ちゃんとした素材でした!WEB限定ver.も欲しくなってしまうなあ。今後のライブでも使えますね。

水野良樹の集!僕のポーチ
でかっ というのが初見の感想で(^^;;
確かに、いはゆる「ガジェット」なるものを収めるのによからうと思はれます。
出張のお供にもよさそう。いきものさんのグッズはなべて、はずかしくないのがよいところ。

れもんはくしゃくのキーヨエケースポーチ
ヘヘヘ、買いましたよ~(*^^)v
かわいいし、サイズもちょうどいいし、最の高です。使います。


今回は購入金額の合計が…(遠い目)。だけど、悔いはありませんよ!!!

あ、冒頭の写真にある折り鶴のキーホルダーは、"EARTH Hiroshima"のものです。
ライブグッズではなくて、広島のおみやげ。
「自動車部品の製造で培った形成技術や塗装技術を用い…」なんて説明を読んだら、


速攻買ってしまうに決まっているじゃないですかーッ


あちこちで扱いがあるようですが、私は広島駅のおみやげ街道で買いました。宣伝。

で。グッズ購入後は、そのまま流れにのって会員照合へ進みました。
 1. チケット
 2. 会員証
 3. 顔写真付き身分証明書 の3点セットで
スムーズに完了。結構しっかりチェックされていましたよ!
確認後は、手の甲に1年2組のスタンプを。
夕方からのライブなのに、あんまり早く押しても…と思っていたのですが。
最初にしっかり乾かしておけば、多少服がこすれても大丈夫でした。
手を洗う際には、あまり水がかからないよう気を配りましたけどね。


…とまあ、グッズ編はこんな感じでございます。
ライブ本編についてはまた後日!たぶん(^^;;
そうそう、広島はむちゃくちゃ都会でびっくりしました。広島駅も大きくてきれいで。
こんなに都会だとは思わなかったなあ。都会ですよ、本当に。ねえ。都会で。本当に。
ただ、街の構造は何となくどことなく、北九州に似ていて既視感が。ああ、長崎にも似ているかな。


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舞台「No.9 -不滅の旋律-」、音楽とモノガタリと。

2019-01-27 16:48:05 | モノガタリ
かつて野沢尚さんのことを小説家タイプと表現したのは、
三谷幸喜さんだったろうか。(例によって出典が思い出せない…。)



↑クリアファイル、コーヒー豆はきっちり60粒


舞台、「No.9 -不滅の旋律-」。

天才であるがゆえの孤独。
天才を愛してしまったがゆえの孤独。

ベートーヴェンとその周囲の人々の愛憎が、ピアノ尽くしで描かれた作品である。
(小道具もピアノなら、音楽も生演奏のピアノ!)


劇中、第九(歓喜の歌)が印象的な形で二回登場する。

第一幕ラスト、国境をも軽々と越えていく、才能のきらめきとして。
第二幕ラスト、人や社会や時代、すべてが奏で合い、響き合った結果の渦として。

いずれも、感情を経ずして心が直接震え、涙がこぼれた。
これが音楽、芸術というものなのか…。

前者は、作者の頭の中にある完璧な世界を、過不足なく写しとったもの。
後者は、その時その時の奏者や聴衆によって、少しずつ形を変えていくもの。
形なき"美なるもの"だけを残して、永久に変わり続けるもの…。

主人公にとっての音楽の変容は、
"天才"からただの人間へと戻っていく(目が覚めてしまう)過程を経るのだが、
一方の音楽がもう一方の音楽に劣っているという訳ではないと思う。
優劣ではなく、きっと二つは別のもので…。


ふと、これは中島かずきさんにとっての物語観ではなかろうかとも感じた。

書き上げた段階で完結している小説とは異なるもの。
誰かによって語りなおされ、観客が入れ替わるたび、永遠に変わり続けるもの…。

そこに、"新感線の座付き作家"の誇りを見たような気もして。


拝見したのは、割れんばかりの拍手が鳴りやまぬ大千秋楽。
4階席(あれはほぼ5階…)の隅の隅まで超満員、
演者と観客とのエネルギーが横溢して、実によい作品だった。

稲垣さんって、舞台に映えるいい声をお持ちなのだなあ…。


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