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月の瓶詰~ブログ版~

こぼれゆく時の欠片を瓶詰に。

事実は小説よりも奇なり。

2012-01-24 17:49:47 | 日記
「ワイルド アット ハート」初回限定盤の予約戦争が幕を開けた昨日。
ワタクシ、てくてく歩いておりました。
激化の一途をたどる争奪戦は何とか切り抜けたものの、
結局通常盤も予約することになり… (←だって、カップリング曲が
とりあえず交通費節約の必要に迫られまして(^^;


そんな時のことです。

「ちょっとすいません。X駅まで歩いてどれくらいかかりますかね…」
呼び止める声に目をやると、夫婦とおぼしき年配の二人組。
手には土産風の紙袋を下げています。

「さあ、歩いたことがないので、ちょっと分かりません。
 ただ、歩くには遠いと思いますよ」と私。
たぶん歩けない距離ではないけれど、少々覚悟が要ります。
普通は車を使うべきところ。

「免許証もなんもかんも落としてしまって。
 バス賃か電車賃を貸してくれませんかねえ、封筒に入れて送りますんで」
はるばる娘夫婦を訪ねてきたけれど、
X駅で落ち合うつもりが、違う駅で降りてしまった。…etc.


なかなか興味深い人達です。
実は、この二人からこの話を聞くのは二回目。
前回は一年ぐらい前だったでしょうか。
あれっと思いましたが、向こうはまったく気付いていない様子。
多少エピソードの増減があるものの、言い回しは前回と全く同じです。
ツッコミを入れたい点がいろいろと…。

ただ、要求額は大幅に変わっていました。
前回は「昼から何も食べていない」エピソード付きで2千円だったところ、
今回は交通費のみの500円に値下がり(^^;


毎度、夫婦揃って財布をなくし、間違った駅で降りてしまう人達なのか。
はたまた、いわゆる寸借詐欺か。真相は分かりません。


いずれにせよ。

何度も遭遇するなんて、人の世というものは不思議ですね。