> 第5回みえ県民意識調査は、各市町の選挙人名簿を使用した等間隔無作為抽出法により、標本を抽出しており、標本数10,000人に対して、有効回答数は5,236人でした。そのため、各属性において、実際の県全体と回答者の構成が異なる部分もあることから、以下にその概略をまとめています。
「等間隔無作為抽出法」というのは統計学用語にあるのかな?ふつうは「等間隔抽出法」とか「系統抽出法」じゃないか?
「標本数10,000人」というのは大間違い。「調査対象が10,000人」ということ。「標本数」と「標本の大きさ(サンプルサイズ)」は大違い。
また,本文中で「回答数(サンプル数)」と何回も書いているが,「サンプル数」というのは統計用語にはない「標本の大きさ」とか「サンプルサイズ」というのがよい。
> 例えば、同じ調査を異なる調査対象で100回行った場合、95回以上の割合で同様の差が生じる場合は「統計的に有意な差がある」と表現し、90回以上の割合で同様の差が生じる場合は「統計的にある程度有意な差がある」と表現しています。
「統計学的に有意」の説明はいい加減。
> U>1.64の時、平均値の差は統計的に有意であると言える(危険率5%)
うおっ。何の断りもなく「片側検定」を行っているよ。
いい加減な用語を使っていると,内容の信頼性が低下する。
顧問として,「○○大学地域学部 教授 ○○○○」の名前があるんだが...
地元なんだから,三重大学の奥村晴彦先生に監修してもらうと良いのでは?
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