裏 RjpWiki

Julia ときどき R, Python によるコンピュータプログラム,コンピュータ・サイエンス,統計学

pythontex は,使えないな!

2018年09月04日 | RとLaTeX

pythontex は,望み薄かな?

実装が古いのと,日本語化の関連で,ちょっと面倒くさいというか無理っぽい。

 

やっぱ,R と Sweave の組み合わせが最強。

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Pweave の入力と出力の区別

2018年09月04日 | RとLaTeX

そのまんまでは,入力と出力のフォーマットに全く違いがない。ので,まぎらわしい。

Sweave のようには行かず,インタラクティブモードのように,入力の前にプロンプトがつくようにはできないようだ。

そこで,LaTeX の listings を使う。

listings.sty と jlisting.sty を用意して,プリアンブルで以下を定義しておく。

\usepackage{listings,jlisting}
\lstset{%
  basicstyle={\ttfamily\normalsize},%
  frame={tbrl},
  numbers=left,%
  xleftmargin=3zw,%
  lineskip=-0.5ex%
}

これだけではだめで,

/usr/local/lib/python3.6/site-packages/pweave/formatters/tex.py

の,initformat の赤字部分を以下のように変更する。

    def initformat(self):
        self.formatdict = dict(codestart='\\begin{lstlisting}',
                               codeend='\\end{lstlisting}',
                               outputstart='\\begin{quote}\n\\begin{verbatim}',
                               outputend='\\end{verbatim}\n\\end{quote}',
                               figfmt='.pdf',
                               width='\\linewidth',
                               doctype='tex')

これで

<<>>=
x = 2
y = 4
print(x-y)
@

が,

のようなイメージで表示される。

すなわち,プログラム〔入力〕が行番号付きで,出力は行番号なしで出力される。

\color{} を使って,入力と出力を分けることもできるけど,色を使うのは避けたい。

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Pweave のコードチャンク・オプション

2018年09月04日 | RとLaTeX
  • ネームなしのオプションは name または label
    すなわち,以下の 3 つ,name="aaa", label="aaa", aaa は同じもので,チャンクの名前を定義する
  • echo=True or (False)
    コードチャンクのエコー出力をするかどうか
  • evaluate=True or (False)
    コードチャンクを評価するかどうか
  • results="verbatim" or ("hidden")
    結果をテキスト出力("verbatim"),出力しない("hidden")
    "tex", "rst" は未実装?
  • term=False or (True)
    False のときは,結果はまとめて出力される
    True のときは,結果はその都度出力される
  • include=True or (False)
    True のときは,生成される図は自動的に文書に挿入される
    False のときは,図は生成されるが文書には挿入されない
  • fig=True or (False)
    True のときは,matplotlib plot で生成される図をファイルに書き出す
    このファイルは \includegraphics で文書に挿入できる
    figure 環境の caption は次の caption オプションで定義する
  • caption=""
    fig オプションと一緒に使い,figure 環境の caption を定義する
  • width
    文書に挿入される図の大きさ(任意の単位: cm, pt, linewidth など)
  • f_size=(8,6)
    保存される matplotlib の図の大きさ(単位はインチ)
    横幅,縦軸をタプルで指定
  • f_spines=True
    False のときは,matplot の図の右,上の spine を取り除く
  • f_env
    図の環境を追加する
  • f_pos="htbp"
    figure 環境の図の位置を指定する
  • wrap=True or (False, "code", "results")
    True ならば,長い行は 75 文字で折り返す
    "code","results" は指定されたものだけを折り返す
  • complete=True or (False)
  • source=ファイル名または Python モジュール・ファイル
    入力ソースをファイルやモジュール・ファイルにする

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