鷹野橋のサロンシネマで上映中の天使の分け前を観ました。
ウイスキーに関する映画であれば、見にいかないわけにはいかない。
しかも監督はケン・ローチ、イギリスで尊敬されている監督の一人。
考えさせられる場面が多く、
エジンバラでのスコッチの勉強会のシーンでは、
東洋人と思われる二人連れの女性が場違いな感じで登場します。
私は、日本人に対する強烈な皮肉だと思いました。
どんなどこへでも顔をだすし、なんにでも手を出す日本人、
日本人に本物のウイスキーが作れるはずがないだろうと
言われた気がしました。
確かに、トリや鶴のウイスキーは美味しくないと私は思います。
でも、おやぢの意見は違っていて、
二人連れの中国人だろと言ってました。
どちらの意見が正しいか、映画を観て判断してくださいな、
ただ、ハートウォーミングなだけの映画ではなく、
今の世の中を痛烈に皮肉ってて面白いです。
モルト・ミルの競売のシーンも皮肉が効いてて笑えた。
見応えのある映画です。
ウイスキーが飲みたくなりました、
で家に帰って飲みました。