きょうのおつまみ

・料理本には絶対載ってない、ダッチオーブンを使った、超簡単レシピ!(時々更新)
・台所でくりひろげられる夫婦のバトル!

「カラスの教科書」

2013年03月24日 | お勧め本

年度末もあと一週間となりました。
今週頑張れば、楽しい週末が待ってる人も、そうでない人も
新年度を迎えることができます。

先日読んだ面白い本「カラスの教科書」
と言ってもカラスが読む本ではありません。
人間用です。

著者は松原始。
京都大学理学博士、専門は動物行動学。

理学博士が書かれた本にしては、
やわらかくて、読みやすくて、ユーモア溢れていて面白いです。

カラスをこと細かく観察して記録して、
愛情を注いでる本です。

読んでいくうちに、
カラスって意外といい奴かもと、
だんだん、著者の思惑にはまって洗脳されそうになります。

というか、洗脳されて
大嫌いだったカラスに興味を持ってしまいました。




パンツの面目ふんどしの沽券

2012年04月02日 | お勧め本

またまた、米原万理さんの本「パンツの面目ふんどしの沽券」

なかなか聞けないというか、知る機会のない古今東西の下着事情について、
旺盛な好奇心と著者独特のユニークな視点で書かれています。

そもそも、パンツ(ふんどし)はどこからやって来たのか、
最初はどんな形だったのか、人は誰でもパンツをはいているのか、
パンツっていったいなんなん?どうなっとん?

そんな疑問を一度でも持ったことのある人必読です。

14章「イチジクの葉っぱはなせ落ちなかったのか」は抱腹絶倒でした。






パンツの面目ふんどしの沽券 (ちくま文庫)
米原 万里
筑摩書房

物や人に優しく寄り添うようなデザインでした

2012年03月02日 | お勧め本

しばらくぶりのアップなのに、またペリアンか!と
思われそうですが、前回なんでペリアンが良かったのか
うまく表現できなくて、モヤモヤしてるので、再チャレンジ。

写真はシャルロット・ペリアンの本です。

現代美術館へ見にいってよかったので、本を買いました。

残念ながら、展示の中で一番良かった、ダイニングデーブルの写真は
掲載されていませんでした。

やっぱり、写真が目的の本は本屋さんで見て買うべきですね。

ペリアンの設計やデザインは
物や人に優しく寄り添うデザインだと思いました。

素材や、作る人、そして使う人のことを良く考えているし、
実際に素材を見て、触って、職人さんと話し合って作られているし、
なにより、彼女が食べることをはじめとして、
日々の生活を大切にしてるからできた仕事だと思いました。

メールやネットで用をすませてばかりいないで、
直接見たり、話したりって大切なことだと
あらためて思いました。

ちかごろ、洪水のように来るメールに振り回されてる気がしませんか。

「IT断食」という本の著者が、メールをやめて
電話で話したり、物を見に出かけたりすることで、
仕事の効率も上がったと言われてました。

いくらITが発達しても、人間そのものはアナログなんですよね。

ペリアンの家具や建築を見てそんなこと考えました。



今日の駄洒落

童話シリーズ

したり顔のお姫様 → ドヤ指姫

不潔な主人公 → 垢好きんちゃん

自己主張の強い白鳥の話 → みにくいアピールの子


絵本

2012年02月02日 | お勧め本

打ち合わせに出かけるおやぢが、一人で留守番をする私に
「これでも見て、待っとけ」と言って置いていった本です。

え、え、絵本 子供じゃないんだから と思いましたが、
これがけっこう楽しい、大人の鑑賞に堪える絵本なのでした。

M.Sasek著「This is San Francisco」です。

このほかにも パリ・ロンドンなど世界各地をイラストで描いた
This is シリーズがあるみたいです。
日本語に翻訳されてますし、子供向け絵本なので
漢字にルビもうってあります。



今日の出来事

今日、眼科へ行ってあんな検査やこんな検査をしてもらい
写真もいろいろ撮られて、お医者さまに
「めっちゃ、きれい」と言われました。もちろん目の中が。

それは良かったのですが、
「左目がすごく疲れます」と訴えると

「年とともに、弱ってくるから、無理せんように」と言われました。

右目は何ともないんですよね、
どう考えても、右目と左目は同い年だと思うのですが…。

どうなんじゃろ?
右目は18歳で左目は70歳とかあるのかしらん。




ジス・イズ・ニューヨーク
クリエーター情報なし
ブルースインターアクションズ

「地球の食卓」という面白い本

2011年10月03日 | お勧め本

いろんな国の家族の一週間分の食糧を写真に収めた本です。

家族と食糧を撮影しているだけなのに、
暮らしぶりやお国柄が垣間見えます。

一番上はエクアドルの家族の写真です。
食糧は素朴だけど、家族はみんな屈託がなくて
幸せそうです。

二番目の写真は
アフリカのどこかです。
牛一頭が一週間分の食糧なのだそうです。
んー、飽きそう。

三番目はアメリカです。
アメリカってほんとうに豊かなのか疑問。

1ページ、1ページ興味深く楽しく読める
面白い本でした。