行間に隠された本音

　こんなタイトルから今日の文章を始めてしまうとお前は建前で文章を書いてるのかなんて勘繰られそうだが、別にそういう事を言ってるのではない。もちろん書いてる事は嘘偽りのない事ですよ。ただ、こういう知人も多くいる環境で『言える事』、『言えない事』があるのはあらかじめ理解していただきたい。近い存在であればあるほど伝えたくない事や伝えれない事というのもある。逆にこういう場だから言える本音も多くある。しかし前回のメメント・モリなんかを飲みの場で話しても逆の立場なら、アヒャヒャヒャ!!!(゜(゜∀(゜∀゜(゜∀゜)゜∀゜)ですね。いつでもシリアスというのも困るわけです。もちろんここでは啓蒙的であろうだとか、すべての本音を吐露する事を考えているわけでもありません。しかし、文章化のプロセスで得るものは間違いなくあるし、それは実感として沸いてきてます。
　以前ミクシィをやっていた事があったけど一回も日記を更新しないで止めました。数ヶ月後、異なる友人から再び招待状を貰ったため二回目の入会を気まぐれで済ませましたが、自己紹介文を書き終わった瞬間に嫌気がさして退会という伝説を残しました。その間何と５分ほど。そういう場で文章を書く意義を見つけられなかったからです。何故個人的な日記のようなものをネット上に晒す必要があるのか。そう思ってました。しかし最近はその考えを改める事にしたんです。これはただの日記ではなくて一つの“戦略”なんだなと。わかる人にはわかると思います。その“戦略”っていうのは人によって“実感”や“成長”だったり、“出会い”のためだったりするんでしょうね。もちろん単純に楽しみたいからってのもあるんじゃないでしょうか。まあでも多くの人が多分それだけじゃない。自嘲の念も込めてそういう自分のをも含めた、文章が持つ喜劇性を含意してこのブログのタイトル『嗤っていいとも』という名をパロディとしてつけました。
　人の文章を読む時にその人が本当は何を意図して、何を伝えようとしているのか。そして何を得ようとしているのか。そういう行間に隠されたメタメッセージを考えながら文章を読むともっと面白いかもしれませんね。
　今日に限ってはこの文章の意図を明らかにしておこうと思います。何故今日のような、ともすると自分にとって不利になるような文章を書いたのか。そう問われたら、こう答えるでしょう。『ひとえにバランスをとるためです』。それもメタメッセージを含んでいるのかと問われたら仕方がないけれども、これでも自分なりに真摯に文章に接しているつもりです。でも今日はもう何も言わないほうが良さそうですね。御機嫌よう。