アルゼンチン 6 - 0 セルビア・モンテネグロ
完膚無きまでに
叩きのめされた。
グループCは、「死のグループ」と開会前に囁かれていた。
セルビアにとってはまさしく「
死のグループ」だった。
1. アルゼンチン 勝点:6 得失点差+7
2. オランダ 勝点:6 得失点差+2
3. コート・ジ・ヴォワール 勝点:0 得失点差-2
4. セルビア・モンテネグロ 勝点:0 得失点差-7
最終節の相手はコート・ジ・ヴォワール、
しかしピッチには
8番の
姿はない。
次回予選からは、おそらく「セルビア」という名前で戦うことになる。
モンテネグロは新たな国旗と国家の元、ワールドカップ出場を目指す。
今回の予選では、ボスニア・ヘルツェゴヴィナと同組になった。
なにせ全部で6つに分かれてしまったのだ、
次回の予選で旧連邦国とあたる可能性は高い。
そしてもし仮に、独立を果たしたモンテネグロと同組になったとしたら、
モンテネグロのサポーターは、この敗北を横断幕にしてセルビアを哂うだろうか。
そうはなってほしくない。
今大会、予選での敗退が濃厚になってきているクロアチアにも
この敗北は笑ってほしくない。
これは、東欧のセルビア・モンテネグロというただ一国の敗北ではない。
これは第一回のワールドカップから参加を続け、
数々の名選手を生み出し、
民族浄化という言葉さえ蔓延しなければワールドカップも獲れたかもしれない、
「東欧のブラジル」と畏怖された
ユーゴスラヴィアというサッカー大国のあった
瓦礫の上に更に打ち捨てられた墓標だ。
次のワールドカップか、その4年後か、
いつの日かその大舞台でこの屈辱が雪がれますように。
敗戦の中でも
輝きを放った選手はいる。
それが救いだろう。
1ゴール
1アシスト
新人賞候補
El pichichi de Alemania'06
Argentina 6-0 Serbia & Montenegro
ARGENTINA 6-0 SERBIA & MONTENEGRO
Serbia and Montentenegro defeated and humiliated
Six of the best from Argentina against Serbia-Montenegro
Serbia & Montenegro boss to quit