好奇な鷲

日常の疑問や愚痴、独り言や、旅の思い出などを書いていきたいと思います。

まなぼっとからの景色

2013年03月15日 21時36分28秒 | 946
釧路駅を背にして、海に向かう大通りを行くと釧路川にかかる有名な幣舞橋(ぬさまいばし 写真右)に着く。橋を渡ると、太平洋にちょっと突き出たような地形の小高い丘があり、入り口部分にある町は「幣舞町」という。
右端に、一本の木がある白い円形は、釧路のロータリー交差点。
地震のたびに津波観測で幣舞橋が中継されているが、そばにNHKの釧路放送局があった。
テレ朝系列の道内局HTBもこの周辺にあったような・・・。

ここに釧路市の生涯学習センター「まなぼっと幣舞」という建物がある。
命名がおやじギャグ的・・・。
生涯学習センターは各自治体にあるから、どういう趣旨の建築物かはお判りと思う。
ここの10階に展望室がある。
そこから見た風景。

冒頭の写真の幣舞橋左側の薄茶色のビルは、道東経済センター。
川向うの横長の建物がフィッシャーマンズワーフMOO。
ガラス張りの温室のEGGは、道東経済センターの影で見えないが、中は一年中こんな感じ。




右端で切れているデコボコした横長の建物がMOO。
後側の低層階のグレーと高層階の黄色っぽいビルが、釧路全日空ホテル(まもなくANAクラウンホテルに改名)。
その昔、観光で来た際に泊まったことがある。
左側の茶色の部分は、釧路プリンスホテル。
このアングルだと一体化して見えるが、実際は300メートルほど離れていて、釧路市役所はプリンスホテルの向かいにある。
低層なので見えないが・・・。
なお、東日本大震災の際の津波は、全日空ホテルを超えてプリンスホテル手前の道路で止まったそうだ。
左側のガラス張りのドームがある建物は、観光国際交流センター(ラムサール記念センター)で、その左にあるレンガ色の建物は道立釧路芸術館。
中央奥に見える雪を頂いた山々は、夫があんなに白いのは大雪連峰じゃないか?と言うが、展望室にはあまりわかりやすい説明がみつからなかった。
また、昔の建築物の写真があったが、それがどこにあって、その後どうなったのかなどの説明はなかった。
地元の方にはわかりきったことでも、観光客には不親切のような・・。


釧路川が、釧路港のある太平洋に注ぐ。


次は幣舞橋の右側を見る。
手前の白い建物はまなぼっとお隣の病院。
右上奥の薄茶色の丸みのある建物は、春湖台にある埋蔵文化センターと市立博物館。
この建物の後ろ側には春採湖という湖がある。
フラットな地平線のように見える奥は、かの有名な釧路湿原方面。




幣舞橋とは反対側の太平洋側を。
海岸沿いに、この写真では見えないが鉄道が走っている。
JRではない。てっちゃんには有名な釧路臨港鉄道だ。
春採湖奥に「釧路コールマイン選炭工場」があり、そこから釧路港南埠頭まで石炭を運ぶ列車が走る。
え??石炭???かつて運んでいたのかと思ったら、なんと現役。
あら~~、なんかおもしろそう・・・。
暖かくなったら散策せねば・・・。

なお、まなぼっとの9階には見晴らしの良い「レストランまいづる」がある。
昼から夜まで通して営業しているので、いつでも美しい風景を眺めながら食事が出来る。


海老重 700円
この手の定食メニューのほうがおすすめかな。


まいづるセット 1000円。
味付けが甘めで、残念ながら口に合いませんでした・・。

ほとんどのメニューが800円前後で、定食屋さんの感じ。
高級ホテルの展望レストランと思ってはいけませぬ。
でも、ここのマネージャーさんはとても感じが良くて親切。
休日で混雑していたが、眺めの良い席が空くと「よろしかったらぜひこちらで」と移動させてくれた。
「いつもでしたら貸切状態でお楽しみ頂くことも可能です」と笑顔。
地元の知人の話では、イベントのない日や平日などはガラガラのときが多いそうな。
定食メニューならお値段もお安いし、お味もそこそこ。
パフェなどのデザートメニューもあったので、釧路の街並みを楽しむには良いところと思う。
釧路駅から幣舞橋までは、1.6キロメートル。HPによると徒歩20分とか。
冬は海風が身を切るように冷たく、路面はスケートリンク状態なので徒歩はお勧めできないが、初夏から初秋までは心地よい散策になりそう。
7月は海霧(じりと読みます)に包まれて幻想的な風景を楽しめるかも。
釧路は夕焼けが売り。
日没のころは、一年中楽しめるかな。






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