「鬼はもとより」

2024年03月04日 | 本・よもやま話
以前読んだ「本売る日々」がとても良かったので、
その著者、青山文平さんの作品をまた読んでみたくなりました。




あらすじや読後感を書くのはチョット難しいので、
手抜きして、紹介文を引用します。


戦のない世になった江戸時代、どの藩の経済も傾いてきた頃。
奥脇抄一郎は地方の藩の藩札掛となり、藩札の仕組みに開眼。
しかし、藩札の神様と言われた上司が亡くなり、
その後、藩を飢饉が襲う。
上層部の横暴を拒否し、藩札の原版を抱えて脱藩した抄一郎。


(切腹せずに脱藩した抄一郎・・・逃げろ、逃げろ💨)


江戸に出て、表向きは万年青(おもと)売りの浪人、
裏では藩札コンサルタントとなった彼のもとに、
ある最貧小藩から依頼が・・・。


(鬼となって藩の立て直しに突き進む藩の執政が、凄まじい。
先を予測しても、全てどんでん返しで息も付かせぬ展開。)
この作品も良かった。
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