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朱蒙(チュモン) ~三足烏神話~

2016-12-07 | 韓国史劇・ドラマ・映画
ドラマの中で、朱蒙(チュモン)のことを神女のヨミウルが「三足烏」
だと言います



ヘモスとチュモンに対する贖罪と三本足の鳥の化身であるチュモンを朝鮮復興の
為の天地神明の意思と認め、巫女としてチュモンを支えていくのですが、
「三足烏」について調べるととても面白かった。

■三足烏
三足烏(さんそくう、さんぞくう)は神話や絵画などに見られる三本の足を持った
カラスのこと
アジア、アナトリア半島、北アフリカなどに見られる
烏を太陽の象徴とする神話は、マヤ文明でも見られる
黒い烏は太陽の黒点を表しているという説もある

三足烏の足が3本なのは、陰陽では偶数を陰、奇数を陽とするが、
3は奇数であり太陽と同じ陽となるからだといわれている。



各国で神話があるようですが、

■中国神話
太陽に住むとされ(ただし他の神話もある)、太陽を象徴する。
日烏(にちう、拼音: rìwū リーウー)や火烏ともいい、月の兎の月兎と対比される

太陽に住んでいるとされ、太陽黒点を元にした神話であるとする説もある
太陽は火烏の背に乗って天空を移動する。
ただしこれに対し、竜が駆る車に乗っているという神話もある

このような物語もある。
大昔には10の太陽が存在し入れ替わり昇っていた。
しかし尭帝の御世に、10の太陽が全て同時に現れるという珍事が起こり、
地上が灼熱となり草木が枯れ始めたため、尭帝は弓の名手羿に命じて9つの
太陽に住む9羽の烏を射落とさせた。
これ以降、太陽は現在のように1つになった

■朝鮮
三足烏(삼족오 Samjogo サムジョゴ)は高句麗では火烏とも言う
古墳壁画にも3本足の烏三足烏が描かれている

■日本
日本では三足烏が八咫烏(ヤタガラス)と呼ばれ同一視される。
神武東征において神武天皇を導く役割を与えられている。

どれもとても面白いものです。

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