シルバー資本主義

今日、いつものようにWebで情報をチェックしているとあの「勝間和代」さんの
特集が出ていた。
今日のタイトルは「デフレの原因はシルバー資本主義」だからというのが
彼女の論するところだった。

（以下、HPより抜粋）

シルバー資本主義が覆う日本社会。この原因はどこにあるのか。
勝間氏の考え方は次のようになる。
「Ｗｈｙ」を5回繰り返すのだという。
そうすると、シルバー資本主義は次のように分解されていく。

・なぜ日本は保守化したのか→老人の支配力が強いからだ。
・なぜ老人が支配するのか→老人が仕事に固執するからだ。
・なぜ老人が仕事に固執するのか→日本の老人が不安で孤独だからだ。
・なぜ不安で孤独なのか→家族や地域社会に必要とされてないからだ。
・なぜ家族や地域社会に必要とされないのか→定年まで長い時間を会社に使いすぎたから。


確かに、日本人の良いところでもあり、悪いところでもあると思っているのが
勤勉すぎることだと私も思う。
ただ、なぜ定年後も働かなくてはならないのか？を考えると、やっぱり
生活していけないから働くのだと思う。
年金だけでは生きていけないこともあるだろう。

もちろん、収入だけではなく、働いていないと人と繋がっていけない、
独りぼっちになってしまう孤独感もあるだろう。
働いている時の人間関係だけで、プライベートで付き合う人間関係が若い時に
築けていないからだろう。

本来ならば、定年まで一生懸命働いたのなら、老後は悠々自適に過ごしたいもの。
もちろん、そういった優雅な暮らしを得ているシルバーもいるけれど、
そんな人たちはわずかだろう。

実際、私もそうした少しでも豊かな老後を送れるように、若い今を頑張って
働いているのだけれど、働けど、働けど、どうなるのかもわからない。

ますますおかしくなっていく日本の状況。
これからどうなっていくのなかぁ～。

この勝間さんの記事を読んで、「自分の責任を持って権利と義務を行う人」に
ひとりひとりが意識しなくちゃいけないなぁ～。って感じました。