毎日が楽しくて、あっという間に3日目となってしまいました。
普段は朝が弱くて早起きが出来ないのに、自分が好きなこととなると
パっと起きることが出来て不思議です。
我ながら人間って本当に勝手なものだなぁ~っと思ってしまいます。
3日目は大邱→公州→ソウルへ向かいました。
朝からタロクッパの朝食を食べて出発です。(ホントはお粥が良かったな)
途中、高速道路のSAにも立ち寄りましたが、面白かったです。
■公州(コンジュ) 公山城(コヤンサン)
ユネスコ世界遺産
百済時代に作られた城で、現在は城壁と建物跡など、いくつかの遺跡が残されている。
百済(ペクチェ)と言えば、ドラマ「太王四神記」「近肖古王(クンチョゴワン)」
「階伯(ケベク)」「帝王の娘 スベクヒャン」などを観ました。
なので、ガイドさんの説明が面白くてよく分かりました。
「朱蒙(チュモン)」を観ると、百済の建国がよく分かりますが、
ソソノが子供たちを連れて南下し、扶余(プヨ)に遷都するまでは漢城→公州
と城を移して
唐と新羅に侵略され滅亡するまで存在した国でした。
韓国第三の河川「錦江(クムガン)」は百済の重要な水上交通路であったそうです。
■宋山里古墳群(ソンサンリ―)
百済時代の475年から538年まで都であった公州(当時は熊津)に造られた百済の代表的な遺跡。
第25代の武寧王(ムリョンワン)や王妃を埋葬した7基の古墳がある。
宋山里古墳群模型展示館の展示品もとても興味深いものばかりでした。
そして、王妃の装飾品など古代の職人技にも驚きます。
見物の後は昼食にスンドゥブチゲを食べて、しばしの休憩。
そして、一番楽しみにしていた水原(スウォン)にある華城(ファソン)へ移動しました。
■華城(ファソン)
1997年に世界遺産に登録された、李氏朝鮮時代の城塞と王宮の遺跡。
18世紀末、李氏朝鮮の22代国王・正祖(チョンジョ)が、
政争に巻き込まれ亡くなった父の思悼世子の墓を楊州から水原に移し、
その周囲に城壁や楼閣を造った。
ドラマ「イ・サン」で正祖(チョンジョ)とチョン・ヤギョンが築城するシーンが蘇ってきました。
チョン・ヤギョンは「トキメキ☆成均館スキャンダル」や「茲山魚譜(チャサンオボ)」など、
朝鮮時代の作品を観ているといろいろな場面で登場するので面白いです。
正祖(チョンジョ)が作ったと言われますが、実際のところ科学者であった
チョン・ヤギョンの博識が築城に大きく貢献されています。
そういった話をドラマで知り、一度観たいと思っていました。
二人の息の合ったやり取りがとても面白いシーンばかりでした。
もし、正祖(チョンジョ)が生きていたら、李氏朝鮮は安東金氏に勢威を振われることもなく
そして、遷都も行われて良い国になっていただろうなと思ってしまいます。
日本の戦国時代の城づくりも感心しますが、よく考えて造られていました。
こちらもライトアップがとても綺麗だそうなので、一度観たいです。
見学の後は、いよいよ韓国の首都ソウルへ向かいました。
■青瓦台(チョンワデ) 旧韓国大統領府
王宮の景福宮(キョンボックン)のすぐ北側にある山の麓に位置する。
日本が朝鮮を統治していた時代には、朝鮮総督府が置かれていた。
鮮やかな青い瓦から、アメリカのホワイトハウスになぞらえて、
ブルーハウスと呼ばれていた。
現在の尹 錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が執務室を青瓦台から国防部庁舎に移転し、
青瓦台を市民に一般開放されている。
解放されている間に見学したいと思っていました。
ドラマ「ヘチ 王への道」のタイトルでもある”ヘチ”がお出迎え。
内部にはたくさんの外国人が訪れていました。
もう、大統領府ではないためか、警備は緩いなっと感じてしまいました。
よく、ニュースなどで観たことのあるお部屋がありました。
一見の価値はあるところでした。
■明洞(ミョンドン)
見学の後は、夕食を食べに明洞(ミョンドン)へ移動しました。
韓国のクリスマスシーズンはイルミネーションがとても綺麗だと聞きましたが、
どこもかしこもド派手な装飾でとても綺麗でした。
写真だとこんなものですが、実際に目にしたものは
街全体がとても煌びやかでした。
それにしても、日本の渋谷のように本当にたくさんの若者と
観光客でごった返しているところで、人をかき分けて歩くようで
ちょっと疲れてしまいました。
食後は、仁寺洞(インサドン)にあるホテルへ向かい、
荷物を置いてからそのまま今人気のスポット益善洞(イクソンドン)へ行きました。
■益善洞(イクソンドン)
ソウルで最も古いとされる韓屋村(ハノンマウル)で、約100もの韓国伝統家屋が密集している。
メイン通りには築100年もの韓屋を改造した個性派ショップ・飲食店、ゲストハウスが並び、
ショッピングや韓国グルメを楽しめる。
楽しみにしていた街歩きも、夜なのでイルミネーションがとても綺麗で
とてもお洒落な感じがしました。
明洞よりも私はこちらの方が落ち着いていて好きでした。
路地は狭いのですが、韓屋が立ち並んでとても良い雰囲気でした。
「You tubeでよく見ていたカフェだ~!」っと思って入ってみました。
見た目の割に中は話声でワイワイガヤガヤと落ち着きは無かったのですが
グレープフルーツエイドがとてもすっきりして美味しかったです。
このお店の餅菓子が見た目も可愛くてどれも美味しかったです。
日持ちがしないので自分用にお土産を買いました。
お値段も大福がひとつ180Wくらいでした。
この日も良く歩きましたが、最後の最後までとても楽しい一日でした。
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