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韓国映画「声もなく」

2023-08-20 | 韓国史劇・ドラマ・映画

■韓国映画「声もなく」 予告

2020年の韓国映画
誘拐犯にされてしまった青年と、誘拐された少女ー。
社会から疎外されて生きる者たちの、つかの間の疑似家族のような日々。
切ないラストが胸を突く、珠玉のサスペンス!

口のきけない青年テインには『バーニング 劇場版』のユ・アイン。
韓国屈指のスター俳優にも関わらず、新人監督の低予算オリジナル脚本作品への出演が大きな話題を呼び、
更には、一切セリフのない難役に、体重を15kg増量して挑み、
ベテラン俳優たちをおさえ青龍賞主演男優賞および百想芸術大賞最優秀演技賞。
アジア・フィルム・アワード最優秀主演男優賞を受賞し、韓国映画界で圧巻の快挙!
人懐っこい相棒チャンボクには「梨泰院クラス」の悪役が記憶に新しいユ・ジェミョン。
誘拐された少女には『Scattered Night』で両親が離婚した10歳の少女を演じ、
複雑な感情を表現し、第20回全州国際映画祭で演技賞を受賞したムン・スンア。

監督は、世界各国の映画祭で話題をさらった『はちどり』のキム・ボラ監督と並ぶ、
82年生まれの女性監督の新人ホン・ウィジョン。
(Webより抜粋)


■韓国映画「声もなく」

国家が破産する日」に続いて、ユ・アインさんの話題の映画だったので観ました。
ワンドゥギ」にも似たユ・アインさんの演技がまたまたすごい作品でした。
セリフが一切ないという状況で、チョヒを預かることになってしまってからのシーンが
コミカルさもあって特に良かったです。

ユン・ジェミョンさんは「恋のスケッチ~応答せよ1988」を思い出すような演技でした。
ユン・ジェミョンさんの作品は「秘密の森」がお気に入りです。
チョヒ役のムン・スンアちゃんがこれまた子供ながらに演技が上手くて、
自分が家族から冷遇されていることを知りながら誘拐されている状況にもかかわらず
とても賢くて、テインたちとの生活に馴染んで行くところが何とも言えませんでした。



テインも次第に情が沸いて、チョヒを学校に送り届けたと思いきや、
チョヒによって誘拐犯にされてしまうという矛盾が心に突き刺さりました。
これは絶賛されていることに納得してしまう作品でした。

 

 

■STORY

貧しさゆえ、犯罪組織からの下請け仕事である死体処理で生計を立てる
口のきけない青年テイン(ユ・アイン)と、
片足を引きずる相棒のチャンボク(ユン・ジェミョン)は、
身代金目的で誘拐された11歳の少女チョヒを、1日だけ預かることになる。

チョヒは裕福な家庭に育ちながらも家族に冷遇されトラブルが重なり、
テインとチョヒの疑似家族のような奇妙な生活が始まるが、
チョヒの親から身代金が支払われる気配はなく…。



出会うはずのなかった者たちの巡り合わせが、
韓国社会で生きる声なき人間たちの孤独を浮き彫りにする。


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