プンプイ的生活

ウワンな 【プンプイ@オーサカ】 がお届けする
 分かる人にしか分からない少々マニアックなタイ専門のブログですが。。。

”2046” と ピーバード

2004年10月27日 | ★プンプイ的映画&ドラマ★
何故か雨が降ると仕事をやる気がなくなる私は、昨日の雨で残業もしないで 『2046』 を見に行きました。
映画は非常に好きで、『ビデオより映画館派』 であり、話題作は先行オールナイトに行く程です。 しかし、どちらかと言えば中国映画や香港映画は苦手な部類で、特に ウォンカーワィトニーレオン のファンと言う訳でもありません。 ましてや、キムタクのファンでもありません。
そんな私がなぜ2046かと言うと、5年前の 『ピーバードが出演している!』 (らしい?) 以外に理由なんてありません!  『クーカム』(メナムの残照) 以来のスクリーン作品です!! ご存知の方も多いかと思いますが、この映画は1999年に撮影が開始されたのですが、昨年まで中断され、ようやく今年に完成した作品です。 先日のカンヌでの上映にもCG部分には絵コンテが多用され、その後に大幅な編集も行われています。 カンヌや中国から漏れてきた情報ではバードも出ている様で、何と キムタクとの絡み まであるとの情報も得ていたのですが、撮影が中断した時点でバードとは契約が切れているので、出て来ないか大幅なカットがあるとの情報も同時に入って来ました。 チェックしていると、海外の1部のサイトでは名前が出て来るのですが、大半ではキャストに名前も入っていません。 友人からは、『ウォンカーワィの予告編は本編に全く使われていない映像も多いぞ!』 と忠告されていましたが、フランスの このサイト のトレーラーで、顔も台詞も名前も確認した上で、期待と不安を抱きながらの映画鑑賞となりました。

映画の方ですが、以前にこのブログでも紹介した 『地球で最後のふたり』 とは違い、クリストファードイルのカメラワークは冴えまくっていました。 しかし、内容が難解です。 ウォンカーウァイのファンで全ての作品を見ている人には 『いたる所に小細工や裏技』 がちりばめられ、非常に面白い作品なんですが、そうでない人にはあの脚本と編集が理解出来ず、2時間半近くを睡魔と闘う事になるかと思います。 それに、広東語と北京語での会話や、キムタクの日本語とフェイウォンの広東語の会話が成立する辺りにも違和感を感じます。 唯一の救いは、美しくセクシーで豪華な女優陣の共演だけです。 目の保養にはなります!  
私の様に 『2046年の近未来でのキムタクとアンドロイドとの恋を描いたSFロマンス』 って思い込んで映画館に行く人も多いと思いますが、全く違いますよ!

そんな中、僅か数秒も見逃さない様に前から3列目のド真ん中で瞬きもせずにスクリーンを見続ける私に衝撃が訪れました。 バードの出演は わずか10秒程度 でした! しかも、フラッシュバック的な映像と効果音で台詞(英語)も一部しか聞き取れない様な場面です。 これでは、タイ人であっても確実に見逃してしまいます! 契約問題の為なのか、キムタクの出番を3倍にまで増やした為なのか、ウォンカーワィを一生恨み続ける事でしょう! ウォンさん、『トンチャイですよ! バードですよ!! スーパースターですよ!!! 分かってるの???』 と叫びたい気分でした。

エンドロールでもバードの名前は発見出来ませんでしたが、これは私が見逃しているかと思います。 タイでも撮影したそうで、タイの撮影スタッフのクレジットも出ていたのですが、全編スタジオ撮影かと思わせる様な閉鎖的な映像で、タイのタの字も感じる事は出来ませんでした。 

キムタクが好きだからとか、ましてバードが好きだからとの理由でこの映画を見る人は要注意です。 でも、私はこんな だらけた 感じの映画は好きですよ。 結構エロいし... 

PS : まさかオリジナルがキムタクの日本語のナレーションで始まるはずもないので、香港バージョンや 『幻のトンチャイ出演ロングバージョン』 はないのだろうか???

←おまけ画像
カットされたバードとキムタクの競演シーンです!!!

ソムタム・マニア

2004年10月23日 | ★プンプイ的タイ料理★
昨夜は夕食に 『ソムタム』 (人参バージョン)を作ったので、ここで紹介させて頂きます。
既に 『青パパイヤのサラダ』 としてメジャーなタイ料理の仲間入りをしていますが、そもそもこの料理は 『イサーン地方』 (タイ東北部)及びラオスのラオ族の伝統料理であり、昔むかしタイの王様が地方視察の際に食され、『これは何とすばらしい料理なんだ!』 と感動され、クルンテープ (バンコク)に持ち込みました。 しかし、あまりにも辛かった為に、砕いたピーナツや干しエビを入れる事によりマイルドにアレンジし、それが現在の一般的な 『ソムタム タイ』 となった訳です。

元々イサーンは貧困であるが為に 『何でも食べる』 習慣があり、昆虫や犬(今では極一部ですが...)を食べる事でも有名です。 そこで、庭先でも簡単に育てる事が出来るパパイヤを果物としてではなく、熟す前の青い状態にて 『野菜』 として食べる様になりました。 また、貧困な為にイサーン人はタイ全土に出稼ぎに行くので、そこで故郷の味を食する内にタイ全土にも広がった様です。
マイルドなソムタムタイではなく、イサーンでは 『プーケム』 (生の沢蟹を塩漬けにした物) と 『プラーラー』 (小魚を塩付けにして発酵させた物) を入れるのが一般的です。 これらも食料保存の為の知恵であり、イサーンには独特の食文化が沢山あります。 非常に ケム (塩辛い)であったり、メン (臭い)なんですが、これを入れると大変 『コク』 が出て、慣れると止められません! しかしながら、日頃から 『イサーン人=田舎者』 と考える都会の人達は、ソムタム自体を田舎者の食べる物と嫌うばかりか、その臭さから 『プラーラー (パラー) なんて人間の食べる物ではない』 と拒否反応を起こします。 バンコク辺りのレストランでソムタムを頼む際に 『サイ プー パラー』 (プーとパラーを入れて) なんて言おう物なら、確実に笑われてしまいます。 しかし、それが日本人であれば、『大爆笑』 となります。 変な外人と思われるだけでなく、ウェイターやウェイトレスにイサーンからの出稼ぎ者が多いからです。 そこでサービス倍増となる訳です!!!

青パパイヤは輸入規制があるらしく、日本ではタイ産の巨大なマラコーは手に入りません。 沖縄産の小さな青パパイヤがタイ食材店や一部の八百屋に並ぶのですが、私はいつも黒門市場で購入しています。 これをみじん切りにする訳ですが、ソムタムを作る際には 『たたく』 と表現します。 皮を剥いた後に、青パパイヤを包丁で叩き続け、その後に削ぎ落として作ります。 細かなレシピは省略しますが、バンコク辺りでは 『唐辛子5本』 で、激辛ソムタムですが、イサーン人の激辛度に慣れてしまった私は最低15本は入れます。 タイ人でも辛党でなければ涙する辛さですが、イサーン人なら 『お前の味覚はすばらしい!』 と絶賛します。
昨夜は青パパイヤがなかったので、ニンジンで代用してプーとパラーと唐辛子15本で作りましたが、一緒にいた私の彼女と友人のイサーン人とラオス人は、『ニンジンは甘いから、唐辛子は25本ぐらいで丁度いい辛さかな!?』 なんて、お茶目な事を言っていました! 恐るべしイサーン人!!
ちなみに、25本バージョンでは皿に顔を近づけるだけで15分は涙が止まりません。 辛さを和らげようと1口でも水を飲めば30分は何も口に入れられなくなり、塩が激甘に感じられ、食後も1時間はタバコを吸う事が不能になる地獄料理です!!!
では、また次回を乞うご期待!!! 当分はイサーン料理編かな? 

PS : 先日の大阪タイフードフェスティバルでも1軒は何度も細かくレシピを尋ねられた上、何度も味見をさせられ、もう1軒は 『自分で作れ!』 (知り合いの店なんで) と言われるソムタムマニアな私です。

THE STAR 2

2004年10月21日 | ★プンプイ的タイ音楽★
わずか数人の 『プンプイ的生活』 ファンの皆様お待たせしました。
PCの調子が悪く、色々と苦戦していました。
しかしながら、その間にHTMLタグ等を勉強してタイ語表示可能なBBSも現在作成中で、近日中にオープンする予定です。 ご期待下さい!

さて今回は、ちまたで話題の 『THE STAR 2』 に関してのお話しです。
これはタイのch9で、(ほぼ)毎日、夜(不定時)に放送される 『オーディション歌番組』 です。
優勝者にはGMMからのCDデビューも約束されています。
私も最初はまともに見ていなかったのですが、彼女が毎日必死になってこの番組を見ていて、しょっちゅう泣いているので、ラスト10名程度になってからは毎日見る様になりました。

毎週 『課題』 が出され、土曜日の公開ライブで課題の披露を行い、日曜日には公開で落選者の発表があります。 しかし、この番組の巧妙なのは、平日の放送にあります。
参加者全員を一軒家で共同生活させ、単なる日常生活の風景だけではなく、彼らのプライベートや家族までを巻き込んでしまいます。 母親がガンだとか、家族の借金返済の為に優勝賞金が必要だとか、故郷の家族や恋人と泣きながら電話している内容まで放送してしまいます。 また、課題ではロックやポップスや演歌(ルークトゥン)まで幅広いので、それぞれの不得意部分を克服する為のトレーニングや苦悩から、衣装選びまでの裏の部分を放送します。 従って、視聴者がそれぞれのお気に入りに 『ドップリと感情移入』 してしまいます。 また、視聴者が携帯電話からSMS(ショートメール)で投票もでき、その中間発表もあり、ドキドキ感を演出します。 ライブの翌日の結果発表というのも、翌日の放送を見せる為の憎い演出かと思います。
タイ人にはあまりライバルを蹴落とす観念がないのか、出演者が非常に仲良くやっているので、日曜日は涙涙のお別れになり、私も涙ぐんでしまいます。 感情豊かなタイ人の典型である私の彼女は大泣きしてます。 

言葉が分からないと平日の放送はおもしろくないかと思いますが、土日は楽しいですよ!
非常に有名な聞きなじみのある曲ばかり歌われますし、課題がルークトゥンなのにポップスの曲を演歌風に歌ったり、男性なのに女性の歌を歌ったりと、一瞬 『エッ?』 と思う様な作戦もあり、非常に楽しい番組です。
現在は 『エム と ニック』 の2人だけが残り、次回のライブで優勝者が決まります。 個人的には女性がいなくなったので興味が薄れてしまいましたが、既にファンクラブまで結成され、オカマの審査員のお気に入りである 『エムの優勝は確実?』 だと思います。 彼は元々チェンマイのローンビアー(ライブレストラン)で歌っているので、ステージ面でもルックス面(鼻の穴がデカイですが...)でも、問題ないかと思います。 しかしながら、私は 『ルックスが悪いけど声が良いニック』 に親近感があり期待しています。
最終の8名ぐらいからは、それぞれに固定ファンも出来て、人気ドラマの 『バーンラックソイ9』 にゲスト出演したり、サイアムセンター前でイベントを行ったりと、非常に人気者になっています。 番組当初は田舎者丸出しの兄ちゃん&姉ちゃんだったのに、だんだんと洗練され、まさに 『スター』 になっていく過程も圧巻です!

次回が最後なんですが、今週のライブはお休みです。 放送では総集編をやっています。
30日に最終のライブがあり、31日にスペシャルバージョンの最終回となりますので、皆様お見逃しのない様に!!!

生放送は、こちら から。 
過去の放送は、ここ から視聴できます。 特に課題が 『プロ歌手との男女デュエット』 だった9日の放送は パラポンブドーカン 等が出演していて非常にお勧めです。 また、13日の放送では ピーバード が歌唱指導に登場しています!
是非一度ご覧あれ!!! 

ソンクラーン紀行 ①

2004年10月14日 | ★プンプイ的タイ旅行★
タイの正月と言えば毎年4月に行われる 『ソンクラーン』 が「水掛け祭」として有名ですが、私は3年連続してこの期間をタイで過ごしています。
ちょっと早めの夏期休暇を4月に取り、バンコクでタイ人の友人達と合流して十数名で 『パタヤ』 へ繰り出します。
最大の目的は 『水掛け合戦 タイvs日本vsヨーロッパ連合軍』 です! 骨休めに行くのではなく、戦いに行くのです!!

水掛祭りで有名なのはチェンマイですが、近年最もハードなのがパタヤです。 バンコクでもハードなんですが、やはり 『ファラン』 (白人全般を指すタイ語)が集中するカオサンロード周辺に限られ、それ以外の地区では様々な規制や取締りが厳しくなり、依然野放し状態で何でもアリなのが、パタヤのいい所です! (注:パタヤのソンクラーンはチェンマイやバンコクの1週間後に行われます。)
期間中は早朝から深夜まで、バケツを積み込んだピックアップトラックが大音量で音楽を流しながら、パタヤ中の道路を埋め尽くし、いたる所から 『悲鳴とダンスミューック』 が聞こえます。 ホテルから外に出れば、30秒以内には確実に全身ずぶ濡れとなります。 また、徒歩軍団は 『ペーンイェン』 (ベビーパウダーのタイバージョンです)を水で溶いてドロドロにした状態の物を持ち、すれ違う人の顔面に塗りたくります!! これが非常に厄介で、私の様にコンタクトレンズをしていると、その都度顔を水で洗い流さないと目を開ける事も出来ません。 しかし、これで怒ってはいけません! 相手側も『サワディー ピーマイ カップ』 や 『コトート ナー カップ』 と言ってから塗って来るので、こちらも笑顔で 『コープクン カップ』 と塗り返します。 これも祝い事での行為ですから... 

しかしながら、半端ではありません! 女性であろうと赤ちゃんであろうと、関係ありません。 屋台のオバちゃんや、警官やパトカーもズブ濡れで真っ白になっています!! さすがに高級ホテルのロビーでは若干ヒンシュクですが、白い足跡だらけだし、フロント内のタイ人スタッフにちょっと水鉄砲で水を掛けるぐらいなら、彼らも大喜びです。 ハードロックホテルなんか、ホテルの前にダンス用のお立ち台を作って、ロックをガンガン流し、水の給水所まで作って、ホテルぐるみでヤル気満々です!! 
タイ人達はいいのですが、厄介なのはノーテンキなファラン連中です! 奴らはルールもマナーもお構いなしに暴れ放題です。 今年はわざわざ日本から日本製の巨大ポンプ式水鉄砲を持参したのですが、惨敗でした。

またパタヤには通常のタクシーはなく、『ソンテウ』 と言う、トラックの荷台に乗る乗り合いタクシーが足になるのですが、これに乗っていると、すれ違うトラックや信号待ちの度にあらゆる方向から水が飛んで来て、全く油断出来ません。
深夜になると毎晩ディスコへ行くのですが、さすがに最近は 『水鉄砲持ち込み禁止』 です。 本来なら、ディスコの営業は深夜1時までなんですが、この期間は 『無視』 です。 1時頃から盛り上がりだし、3時頃には店内でもミネラルウォーターやソーダで水掛け合戦が始まり、コーラやら氷水も使いだし、『ペーンイェン』 も登場すれば、収拾が付かなくなり、とんでもない状況になるのですが、これによって周囲との連帯感がイッキに増し、知らない間に友達の輪が広がり、全く知らない奴等と5時位まで 『乾杯合戦』 となります。 特に私の様な外国人は彼らのターゲットにされ易いので、大変です。

この 『心地よさ』 が忘れられずに毎年通う様になったのですが、皆様も一度体験して下さい。 ハマりますよ!!!
ただし、あまりハメを外さない様には注意して下さい。 事故や事件や死者も年間最大の期間であり、宗教的なイベントでもあり、我々はあくまでも 『外国人』 です。 ディスコで刺されたファランも見た事があります。 あくまでも節度を持って、出来れば私の様に 『タイ人の友人達』 と一緒に遊べば、最高に楽しむ事が出来ますよ!!!

では、また来年!!! 

プンプイ的タイ語会話(サイン&写真編) ①

2004年10月13日 | ★プンプイ的タイ語★
既に紹介もしていますが、私はタイの歌手や女優のサイン収集も趣味の1つとしています。
そこで、そんな時に使うタイ語を紹介させて頂きます。 T-POPファンは必見ですよ!!
今回は昨年に梅田で行われたNTTドコモのプロモーションの際に来日した 『ブライオニー』 の場合を例に出して説明します。


先ずは 『相手のニックネーム』 で呼びかけます。 今回の場合、ブライオニーのニックネームは 『Kate』 となります。
 
  『ケイト~!』

ここで相手が振り向けば、『ワイ』 (合掌)しながら、『ごめんなさい。サインいいですか?』 と言うと同時に筆記具を取り出します。 その時、相手の 『CDジャケット』 があれば、パーフェクトです!

  『コトート ナー カッ(プ)』 『コー ライセーン ダイマイ カッ(プ)』

ここで相手が 『いいですよ』 ってサインを書き始めたところを見計らって、 『名前も書いてもらえますか?』 と言うのですが、これもポイントです。 『○○と書いて下さい』 ではなく、『名前を書いて下さい』 と言う事によって、相手が 『名前は何ですか?』 と聞き返すので、『私の名前は○○です』 と言う事で会話が成立します。

  『ダイ カー』 (相手)
  『チュワイ キアン チュー コーン ポム ハイ ノイ カッ(プ)』

  『チュー アライ カー』 (相手)
  『ポム チュー ○○ カッ(プ)』

この時に私の様にタイ語のニックネームがあると、必ず相手は反応して来ます。 私の場合、必ず苦笑いしながら 『可愛いですね!』 と言われます!! この時点で、顔と名前を相手に覚えられる訳です!! 確かにインパクトもあるでしょうし、日本語の名前なら相手にも分かり難いかと思います。 ちょっと打ち解けた所で、『(一緒に)写真を撮ってもいいですか?』 と言って、『ダメ』 と言うタイ人には今まで出会った事がありません。

  『コー ターイループ (ガップ クン) ダイマイ カッ(プ)』
  『ダイ カー』 (相手)

最後は両手で 『ワイ』 をして、『ありがとうございます!』『さようなら!!』 で締めくくりましょう。

  『コープクン マーク カッ(プ)!』
  『サワディーカッ(プ)!!』

相手が日本まで来ている場合には、別れ際に 『気を付けてね!』 なんて、付け足せばバッチリです。

  『チョークディー ナ カッ(プ)』


ここまでをスムーズに会話出来れば、申し分ありません。 何でもかんでも丁寧語の 『カッ(プ)』 を語尾に付けて下さい。 ワイをする事も同様に礼儀正しい印象を与える事が非常に重要なポイントです。 これを丸暗記しましょう!!!
上記に2度出てくる 『ナ』 (ナー)の表現には意味はありません。 前後の単語の語呂合わせの様な役割りで使うのですが、これが入る事によって、より上級者っぽく聞こえます。 (KATの 『OK ナ カー』 も同様です)
しかしながら、スムーズに喋れば必ず 『タイ語が上手ですね』 と言われるので、それに対する返事も出来なくてはいけません。 そこから会話がはずめば、予期せぬラッキーな展開も待っています。
でも、相手が話すタイ語が全く分からなくても問題ありません。 タイ人であれば誰でも 『私の為にタイ語を覚えてくれたんだ!』 と感激してくれます。 全く分からなければ、『マイ カウチャイ カッ(プ)』 (分かりません)と言っておけば、マイペンライです。 英語が得意な相手であっても、あえてタイ語を使う事に意義があります。
なお、相手のCDがない場合は、『キティちゃん』 で代用可能です。

今年はまだ続々とタイ人歌手が来日します。 皆さん頑張って1度試して下さい。 

PS : 多少間違いがあっても、ツッコミ入れないでね。 通じるから... 

プンプイ的タイ語会話

2004年10月12日 | ★プンプイ的タイ語★
私のタイ語は全く我流で、まともに教わった事はありません。 『旅の指さし会話帳』 が、私のバイブルですから...

仕事でタイに通いだし、かれこれ15年ですが、昔は今の様に英語が通じる事は全くなく、スカイトレインや地下鉄なんて便利な乗り物もないばかりか、タクシーは 『交渉制』 しかありませんでした。 従って、タイ語が出来ないと、時間があっても行動範囲はホテルから徒歩で行ける圏内に限られていました。
これでは面白くないと思い立ち、 『簡単な挨拶』 と 『数字』 だけを丸暗記しました。 それによって、タクシーに乗る為の 『料金交渉』 が可能となり、自動的に買い物の際の値段交渉も出来る様になり、イッキに行動範囲が広がりました。 それどころか、私の片言のタイ語に対して、タイ人達が必ず、 『お前は日本人なのに、どうしてタイ語が話せるんだ!?』 と驚くと同時に、非常に親切にされる事ばかりで、毎回帰国後には 『もっと勉強して、次回はもっと話せる様にしよう!』 と思い、タイ語の本を買うのですが、直ぐに断念する事ばかりでした。 

真剣に勉強は始めたのは、ここ5年程度でしょうか?
現地にタイ人の友人が増え、彼らとディスコやローンビアーをハシゴする様になったのですが、やはり英語が堪能な友人は少なく、彼らとのコミニュケーションの為に本格的な勉強を始めました。 本格的と言っても、タイ語の本を見て、使いそうな単語や文章を丸暗記し、それを実際に使った上で、友人達に発音やアクセントを指導されながら覚えました。 また、ディスコ通いからタイの音楽にも興味が出て来て、CDを買い漁りカラオケを歌う様になった事も上達を早めたかと思います。(でも、会話の口語と歌詞の文語は結構違いがありますよ)
相変わらず、外国人がタイ語を使うと非常に親切にされるばかりか、本当に便利です。 特にタイ語は熟語が非常に多いので、ある程度の単語を覚えると、その組み合わせだけで語彙が非常に広がります。 料理名なんて、見た事も食べた事もない料理であっても、その名前から食材や味付けから調理方法まで分かります。 さすがに発音は難しいのですが、似た意味の言葉を2つ同時に使えば、相手は理解してくれ、また発音を訂正してくれます。 この繰り返しだけで、現在に至ります。 従って、私の知っているタイ語は、自分の興味がある事と現地で数日間過ごす為に必要な言葉だけなんで、普通に政治経済の話なんかをして来られたら全く理解出来ません。

今は 『文字』『方言』(イサーン語)を勉強中です。 イサーン(東北地方)語を始めたのは、イサーン地方の料理と音楽に興味があったからなのですが、教材が全くありません。 しかし、貧しさ故にタイの全土から日本に至るまで、どこに行ってもイサーン出身の出稼ぎ労働者があらゆる所にいるので、彼らに直接教えて貰い、自分自身で 『イサーン語会話集』 を作成しています。 都市部では田舎者扱いされる彼らですが、非常に明るく人情味に溢れ、彼ら相手にイサーン語を話そうものなら 『その瞬間から親友』 になる事が可能です!!!

このブログにて 『プンプイ的タイ語会話』 を小出しに紹介していくつもりです。
では、早速次回よりは 『レッスン』 を開始します。 期待しないで、お楽しみに

PS : 私の彼女はタイ人ですが、会話は100%日本語です。 タイ語での会話は全くありません...

地球で最後のふたり(タイ映画)

2004年10月11日 | ★プンプイ的映画&ドラマ★
『ラスト ライフ イン ザ ユニバース』 という日本/オランダ/フランス/シンガポールとの共同制作のタイ映画を見ました。

実は今年の初旬にバンコクで、ピンク色のお洒落なデザインのパッケージに目を引かれて、いつもの様にDVDをジャケ買いしていました。 帰国後に初めて 『浅野忠信』 が主演である事を知り、WEBでチェックしていると、ベネチア映画祭で受賞もしている上、撮影はなんと 『クリストファー ドイル』 ではないですか! 僅か500円程度でお徳なお買い物をしたと喜んでいたのですが、始まって10分程度で眠ってしまう事が2度続き、その後は今日まで見ていませんでした。 ところが、 『地球で最後のふたり』 として日本で公開され、既に8日で大阪での公開は終了しているではないですか! 折角公開の半年以上も前に手に入れているにも関わらず、まだ見ていないのでは話にならないと思い立ち、イッキに見ました。

前回寝てしまった様に、とにかく 『ぬるい』 映画です。 まるでフランス映画の様な気だるさを感じさせる 『ぬるさ』 & 『だるさ』 です。 『タイ』という興味がなければ、再度眠ってしまった事でしょう... 脚本はタイで新進気鋭の若手作家の様で、『初期のタランティーノを彷彿させる』 と絶賛ですが、初期ほど良い作品の多いタランティーノと比較なんて出来る程の脚本ではありません。 クリストファードイルも 『色』 を意識したそうですが、取り立てて何も感じませんでした。
しかしながら、語学教材としてはバッチリです。 台詞が非常に簡単なタイ語と非常に簡単な英語、及び日本語であり、英語字幕を読まなくても容易に理解する事が出来ます。 しかし、日本語の『いただきます』の英語字幕が 『Bon Appetite』 ってのは、何か狙いがあるのでしょうか??

内容はさておき、浅野忠信と絡む2人の姉妹役の 『シニター ブンヤサック & ライラ ブンヤサック』 が、なかなか良かったです。 名前から分かる様に実際の姉妹が姉妹役で出演しているのですが、日常的にタイ人女性に翻弄されっぱなしの私としては、個人的にイヤと言うほど共感する部分が多く、それ故にタイ人女性の性格をみごとに表現出来ていたと実感しました。 妹のライラは多くのMVにも出演しているそうなんで、どこかで見た事がある様な気もするのですが、出番が少なく残念でした。 姉のシニターは、当初何とも思わず見ていたのですが、『目』 に力があり、その目から演技にどんどん引き込まれてしまいました。 ラストに近づくにつれ、何となく歌手のブア・チョンプーの目元に似ている様に思えて来たのは私だけでしょうか?

非常に好き嫌いの差が現れる作品だと思いますが、『浅野忠信ファン』は必見だと思います。 台詞が極わずかであり、英語主体であるにも関わらず、演技力を感じさせてくれます。 共同制作だけあって、ちょっとタイ映画らしくはない不思議なタイ映画でした。
大阪の人には、ラストに出て来る『戎橋』や『アメ村のたこ焼き屋』にちょっと感動します。

PS : DVDの特典映像で浅野忠信のパスポートをアップで写していましたが、本名やサインや生年月日だけでなく、パスポート番号まで鮮明に映し出されているのは、問題ないんですかね?? これも、マイペンライ かな??

チャイナドールズ来阪 ①

2004年10月08日 | ★プンプイ的ライブレポート★
今年はタイから歌手や芸能人がぞくぞくと来日する非常にうれしい年なんですが、その中でもタイ人であれば知らない人はいないどころか、アジア諸国(中国語圏)でも人気のビッグネームである 『チャイナドールズ』 が、8月にやって来ました!
T-POP好きなら、この出来事は信じられない様なすごい事です! それも東京ではなく、大阪に!!!
なぜタイなのに、『チャイナドールズ』かと思うでしょうが、彼女達はタイと中国(1人は台湾)とのハーフであるが故に『チャイナドールズ』であります。

マニア な私は、もちろん全てのCDを保有しています! ずっと 『ベル』(画像の左側)が好きだったのですが、今回見てビックリです。 『ワーワー』(画像の右側)が非常にキレイになっています!! 近くで見ると、八重歯とエクボと「黒い部分が非常に多い目」がとてもキュートで、小型犬の様な可愛さです。

公式ライブは土曜日の『オーサカキング』と日曜日の『アジアンフェスティバル』の2度なんですが、私は仕事の関係上でラッキーにも金曜日に関係者だけで行われたシークレットライブにも参加する事が出来ました。
この金曜日のライブではチャイナドールズの事を知っている人達は極少数だったので、ライブも最前列で見れた上に、いつもの様に彼女達のCDも持参したので、気軽に接する事が出来ました。
土曜日のライブでは、ちょっと声を掛けただけで、日曜日には 『サイン会』 の時と、ステージの合間に少しだけお喋りさせて頂きました。 非常に気さくで、いい子たちです! タイやアジアで大スターにも関わらず、訳の分からんオタクなオヤジに終始笑顔で接してくれました。 しかも、ワーワーは大学で日本語を専攻していただけあって、かなりの日本語会話が出来ます。
また、私の着ていた 『シアジャイ ドゥワイ ミー フェーン レーウ ナ』 とタイ語で書かれたTシャツに大ウケで、周りのスタッフにまで、『見て見て! このTシャツ! 可愛い~~ って、はしゃいでいますが、別にウケ狙いで着ている訳ではなく、タイ人の集まる場所に1人で行く時には強制的に私の彼女(タイ人)に着せられてしまいます。 タイ語の分かる方には、お分かりと思いますが、単なる『浮気防止策』です。

最新アルバムの 『B/W』 では、思い切った路線変更があり、大変気に入っているんですが、ライブではやはり聴きなれた彼女達の代表曲の数々の方が盛り上がりました。 全く手抜きなしの最高のパフォーマンスを披露してくれて、感動です!
しかも、3度のライブで衣装も全て変え、構成やアンコール曲も微妙に変えている事でも、彼女達の熱意を感じる事が出来ました。

非常に密度の濃い充実した3日間でした。 
ベル ガップ ワーワー   コップクン マクマーク カップ