何故か雨が降ると仕事をやる気がなくなる私は、昨日の雨で残業もしないで 『2046』 を見に行きました。
映画は非常に好きで、『ビデオより映画館派』 であり、話題作は先行オールナイトに行く程です。 しかし、どちらかと言えば中国映画や香港映画は苦手な部類で、特に ウォンカーワィ や トニーレオン のファンと言う訳でもありません。 ましてや、キムタクのファンでもありません。
そんな私がなぜ2046かと言うと、5年前の 『ピーバードが出演している!』 (らしい?) 以外に理由なんてありません! 『クーカム』(メナムの残照) 以来のスクリーン作品です!! ご存知の方も多いかと思いますが、この映画は1999年に撮影が開始されたのですが、昨年まで中断され、ようやく今年に完成した作品です。 先日のカンヌでの上映にもCG部分には絵コンテが多用され、その後に大幅な編集も行われています。 カンヌや中国から漏れてきた情報ではバードも出ている様で、何と キムタクとの絡み まであるとの情報も得ていたのですが、撮影が中断した時点でバードとは契約が切れているので、出て来ないか大幅なカットがあるとの情報も同時に入って来ました。 チェックしていると、海外の1部のサイトでは名前が出て来るのですが、大半ではキャストに名前も入っていません。 友人からは、『ウォンカーワィの予告編は本編に全く使われていない映像も多いぞ!』 と忠告されていましたが、フランスの このサイト のトレーラーで、顔も台詞も名前も確認した上で、期待と不安を抱きながらの映画鑑賞となりました。
映画の方ですが、以前にこのブログでも紹介した 『地球で最後のふたり』 とは違い、クリストファードイルのカメラワークは冴えまくっていました。 しかし、内容が難解です。 ウォンカーウァイのファンで全ての作品を見ている人には 『いたる所に小細工や裏技』 がちりばめられ、非常に面白い作品なんですが、そうでない人にはあの脚本と編集が理解出来ず、2時間半近くを睡魔と闘う事になるかと思います。 それに、広東語と北京語での会話や、キムタクの日本語とフェイウォンの広東語の会話が成立する辺りにも違和感を感じます。 唯一の救いは、美しくセクシーで豪華な女優陣の共演だけです。 目の保養にはなります!
私の様に 『2046年の近未来でのキムタクとアンドロイドとの恋を描いたSFロマンス』 って思い込んで映画館に行く人も多いと思いますが、全く違いますよ!
そんな中、僅か数秒も見逃さない様に前から3列目のド真ん中で瞬きもせずにスクリーンを見続ける私に衝撃が訪れました。 バードの出演は わずか10秒程度 でした! しかも、フラッシュバック的な映像と効果音で台詞(英語)も一部しか聞き取れない様な場面です。 これでは、タイ人であっても確実に見逃してしまいます! 契約問題の為なのか、キムタクの出番を3倍にまで増やした為なのか、ウォンカーワィを一生恨み続ける事でしょう! ウォンさん、『トンチャイですよ! バードですよ!! スーパースターですよ!!! 分かってるの???』 と叫びたい気分でした。
エンドロールでもバードの名前は発見出来ませんでしたが、これは私が見逃しているかと思います。 タイでも撮影したそうで、タイの撮影スタッフのクレジットも出ていたのですが、全編スタジオ撮影かと思わせる様な閉鎖的な映像で、タイのタの字も感じる事は出来ませんでした。
キムタクが好きだからとか、ましてバードが好きだからとの理由でこの映画を見る人は要注意です。 でも、私はこんな だらけた 感じの映画は好きですよ。 結構エロいし...
PS : まさかオリジナルがキムタクの日本語のナレーションで始まるはずもないので、香港バージョンや 『幻のトンチャイ出演ロングバージョン』 はないのだろうか???
←おまけ画像
カットされたバードとキムタクの競演シーンです!!!
映画は非常に好きで、『ビデオより映画館派』 であり、話題作は先行オールナイトに行く程です。 しかし、どちらかと言えば中国映画や香港映画は苦手な部類で、特に ウォンカーワィ や トニーレオン のファンと言う訳でもありません。 ましてや、キムタクのファンでもありません。
そんな私がなぜ2046かと言うと、5年前の 『ピーバードが出演している!』 (らしい?) 以外に理由なんてありません! 『クーカム』(メナムの残照) 以来のスクリーン作品です!! ご存知の方も多いかと思いますが、この映画は1999年に撮影が開始されたのですが、昨年まで中断され、ようやく今年に完成した作品です。 先日のカンヌでの上映にもCG部分には絵コンテが多用され、その後に大幅な編集も行われています。 カンヌや中国から漏れてきた情報ではバードも出ている様で、何と キムタクとの絡み まであるとの情報も得ていたのですが、撮影が中断した時点でバードとは契約が切れているので、出て来ないか大幅なカットがあるとの情報も同時に入って来ました。 チェックしていると、海外の1部のサイトでは名前が出て来るのですが、大半ではキャストに名前も入っていません。 友人からは、『ウォンカーワィの予告編は本編に全く使われていない映像も多いぞ!』 と忠告されていましたが、フランスの このサイト のトレーラーで、顔も台詞も名前も確認した上で、期待と不安を抱きながらの映画鑑賞となりました。
映画の方ですが、以前にこのブログでも紹介した 『地球で最後のふたり』 とは違い、クリストファードイルのカメラワークは冴えまくっていました。 しかし、内容が難解です。 ウォンカーウァイのファンで全ての作品を見ている人には 『いたる所に小細工や裏技』 がちりばめられ、非常に面白い作品なんですが、そうでない人にはあの脚本と編集が理解出来ず、2時間半近くを睡魔と闘う事になるかと思います。 それに、広東語と北京語での会話や、キムタクの日本語とフェイウォンの広東語の会話が成立する辺りにも違和感を感じます。 唯一の救いは、美しくセクシーで豪華な女優陣の共演だけです。 目の保養にはなります!
私の様に 『2046年の近未来でのキムタクとアンドロイドとの恋を描いたSFロマンス』 って思い込んで映画館に行く人も多いと思いますが、全く違いますよ!
そんな中、僅か数秒も見逃さない様に前から3列目のド真ん中で瞬きもせずにスクリーンを見続ける私に衝撃が訪れました。 バードの出演は わずか10秒程度 でした! しかも、フラッシュバック的な映像と効果音で台詞(英語)も一部しか聞き取れない様な場面です。 これでは、タイ人であっても確実に見逃してしまいます! 契約問題の為なのか、キムタクの出番を3倍にまで増やした為なのか、ウォンカーワィを一生恨み続ける事でしょう! ウォンさん、『トンチャイですよ! バードですよ!! スーパースターですよ!!! 分かってるの???』 と叫びたい気分でした。
エンドロールでもバードの名前は発見出来ませんでしたが、これは私が見逃しているかと思います。 タイでも撮影したそうで、タイの撮影スタッフのクレジットも出ていたのですが、全編スタジオ撮影かと思わせる様な閉鎖的な映像で、タイのタの字も感じる事は出来ませんでした。
キムタクが好きだからとか、ましてバードが好きだからとの理由でこの映画を見る人は要注意です。 でも、私はこんな だらけた 感じの映画は好きですよ。 結構エロいし...
PS : まさかオリジナルがキムタクの日本語のナレーションで始まるはずもないので、香港バージョンや 『幻のトンチャイ出演ロングバージョン』 はないのだろうか???
←おまけ画像
カットされたバードとキムタクの競演シーンです!!!
2046に関してはワタシも同意見です。香港版を見ましたが、Birdの出演部分は目を凝らして見ていても”え?”って言うくらい短いです!!オープニングの出演者の名前の中にはありましたが・・・・・
『トンチャイですよ! バードですよ!! スーパースターですよ!!! 分かってるの???』ワタシも言いたいです・・・・
撮影再開記者会見の時、タイでは結構大騒ぎらしくて、Birdのマネージャーも大困惑。”訴えろ!”なんていう人もいたらしいです。
Birdもインタビューで「全然撮影してないよ、インターナショナルな仕事は難しくて疲れちゃうよ」と言ってましたし。
ウーム・・・日本版なら多く出てるかな~と思ったのにぃ~