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ぼちぼちすすもう

今日の本文の文字色はH井さんが本社に帰ってきた数日間の彼女の口紅の色。まぢで。

2005-06-01 16:24:17 | Weblog


■ 先日、昼休みになったので同僚のO島ちゃんと会社の階段をてくりと降りていたところ、
  上京中のH井本部長が背後からせまり、なんだか話しかけてきたと思いねぇ。
  数日前のことなのに話の内容はさっぱり覚えていないのはご愛嬌というよりは医者に行けって感じだけどもさ。
  まぁ、内容は本筋じゃないので、許してちょだい。
  とりあえず、私たちは毎月本社に集うたびに
  「ばばあ」だの「はげ」だの言い合って、ガハハハと笑いあうというお約束の関係なわけ。

  で、私たちは語りかけられた何かに対して、反応して、
  「ったくー。H井さんたら!セクハラっすよー」と返したのだ。
  そしたらH井さんは
  「なーんだ。お前らみたいな年増にセクハラなんかするかよー」と返してきた。
  再度、私たちは
  「もー、その発言自体セクハラだから。訴えますよ。最高裁まで戦いますよ」と。
  まぁ、毎月、上京中によく交わされるお遊びなのですよ。

  で、本題!
  
  その時!
  H井さんの背後に偶然または偶然を装った必然で居た
  おなじみ監査社長妻が、
  唐突に私たちの会話に食い込んできたから驚きだぃ。

  「まったく、なんでもかんでも『セクハラ、セクハラ』って。昔はそんな言葉すらなかったわよ。
  まったく(二回目)、今の人たちはねぇ(深いため息)」

  えーーー。おこごとーーー?
  つーか、互いにツーカーでの戯言に反応ーーー?
  つーか、他人の会話に勝手に入ってきちゃうーーー?

  つーか、そうやって言葉が無かった頃にも、
  その前の時代にも確実に「性別」を利用して相手を傷つける人は
  男女問わず居た訳で、もちろん「性別」を利用されて傷つけられた人も
  沢山いた訳で、だからこそ、「セクハラ」という言葉が生まれ、
  問題を問題としてきちんと向き合い、捉えようということになったわけですよ。

  今回の場合、単に冗談を言い合っていただけの私とO島さんとH井本部長ですが、
  もし万が一本当にどちらかがどちらかに「セクハラ」をしたとして、
  たとえば私かO島さんが被害にあった側であって、
  「これこれこうでH井本部長をセクハラで訴えます」とか言ったら
  きっと監査社長妻は同じように
  「まったく、なんでもかんでも『セクハラ、セクハラ』って。昔はそんな言葉すらなかったわよ。
  今の人たちはねぇ(ため息)」
  って言うんだろうな。と思ったら、怖いッたらありゃしないのです。
  同じ女性として恥ずかしいというか危険人物発見。

  楽しくたわむれていた私たちでしたが、唐突にこんなこと言われちゃって、
  H本部長もO島ちゃんも私もすっかりどっちらけちゃって、
  そそくさと靴を履き替えて、それぞれ目的地(弁当屋とかそば屋とか)へ
  散会していきましたとさ。

  ご不満顔で数段上から私たちを見下ろし続ける監査社長妻には一顧だにせず。

  セクハラされたことないのか。それとも相手にしてもらえた♪とか嬉しがっちゃってたのか。
  まぁ、大好きなH井さんに軽口叩く、ただでさえ普段の態度が気に食わない私たちが
  嫌いなのでしょう。
  私らも嫌いですがね。