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ぼちぼちすすもう

Our Pope

2005-04-03 21:36:58 | Weblog


■ パパ様が父のもとに召された。
  ここ数日、ニュースになっていたし、終油の秘蹟を受けられたと
  聞いていたので、心の準備は出来ていたとはいえ、
  やはり朝目覚めて知った時は、とても衝撃を受けたと思う。
  それでも普通に周りの人たちは生活をしていて、
  夫も息子も元気だったし、義理の母や妹に会う約束もあったので、
  一人うつうつとは出来なかった。
  でも、それも私に求められ与えられていることなのだと思っている。
  クリスチャンではないけれど、理解のある夫と、
  クリスチャンとはいえ、まだまだ理解するには早いかもしれない息子に
  きちんと説明できたかはわからないけど、
  私なりの説明をして、あとは普通に一日を過ごした。
  明日、早ミサに出ようと思っている。

  ブッシュ大統領は「カトリック教会は指導者を失い、世界は自由の闘士を失った」と
  声明を出したそうだ。
  同じクリスチャンとしてその理解は余りにも薄いと思う。
  召されたからといって、失ったとは思わないし、
  パパ様を闘士などと言って欲しくない。
  彼は戦っていたわけではなく、同じように私もあらゆる戦いを否定する。
  彼はカトリック-プロテスタント間だけでなく、
  あらゆる宗教と対話を続けてきた人だった。
  ブッシュ大統領にも何度も使者を送ったという。
  その彼を薄っぺらい言葉で「哀悼」などしないでほしい。
  彼から何かを学ぶべきだ。もちろん私も。
  強く生きていきたいと思っている。
  戦いではなく対話によって平和を紡ぐような生き方を
  今こそ、私達は学び実践するべきではないか。
  ブッシュ大統領が真にクリスチャンとなる日を信じたい。

  彼は歴代教皇の中で一番精神的に苦しむ教皇となるだろう。
  とマリア様のご出現で預言されたことがある。
  彼は本当に様々な世界情勢の代で教皇を続けてこられた。
  きっと本当に心を痛めながらも、祈り続けてこられたのだろう。
  今はきっと父のもとで安らぎと平安の中にいる。
  これで終わりではなく、これからもあきらめずに祈り続る。

  父よ。あなたの御手に彼を委ねます。
  どうかやすらかな時を。
  そして彼の存在を信者だけでなく、全ての人が心に刻み、
  求め続けたものを実現できるように、
  どうか力を与えてください。
  ヨハネ・パウロ二世。あなたは私達の灯台でした。
  これからも灯台であり続けるでしょう。
  どうか、あなたの後を継ぐ者たちを見守り導いてください。
  「 悪に負けることなく、善をもって悪に勝ちなさい」(ローマ12・21)
  あなたの言葉を実践できるように、どうか悪から遠ざけてください。
  2004-12-8 Pope’s message