縁で出会った みんなに『感謝!』

山・釣り・アルビ・キャラメルボックス好き、日本酒・焼酎大好きな新潟の男です。人生楽しく、皆に優しく。

大流行!?

2008年01月30日 | 
のち
いよいよ、蔵にもインフルエンザ。杜氏がインフルエンザでダウン

困った、3人での仕事となる。しかも、もう一名、咳き込んでいます。元気なのは私と原料処理やさん。今日はそんな意味で、気力・体力ともにヘロヘロとなりました。

よく寝れそうです


新潟酒の陣

2008年01月29日 | 

今日、なにか厚手の封筒が新潟清酒学校同窓会の会長さんから、届きました。もう5年を迎える、新潟酒の陣の詳細要項です

詳細要項はともかく、3月15・16日は運営サイドとして、朱鷺メッセに行かないといけません。まだ、仕込みが終わるかどうかの瀬戸際なので、仕込みの最中なら少し心ぐるしいのですが、理解のある杜氏の下、2日間、酒の陣で、働くことにしています

まぁ、これは会社の業務ではないので、休日出勤でもないのですが、2年間受付でチケット販売を行い、その合間ですが、私に会いにきてくださる、本当にありがたいお客様をお迎えできるのが、感動です

今年もチケット販売ブースにいたいと希望を出すつもりです。是非とも、2日間アフターを空けて待っていますので、お誘いください。酒の陣の詳細は、メルマガでも紹介します



仕込み16号

2008年01月28日 | 

寒さも和らいできた今日この頃、というよりは、ずいぶんと慣れてきたような感じです。風があるのとないのとでは体感が大違い

そんな新潟にあって、私の家族では、小学3年の子が先週まで、腹痛を訴える風邪でダウン、入れ替わりに妻が腹痛によりダウン。吐き気を伴うようです。また、入れ替わりに、婆ちゃんが腹痛でダウン。産後に帰っていた妹もダウンとかなりの確立?で風邪にかかってしまいました

それと並行するように、杜氏と酒母やと瓶詰め工場の部長がダウン。大変な事態である

とりあえず、杜氏なしでも仕事は進めないといけません、本日の仕込み16号はこんな感じ。



やや日本酒度のキレが鈍いものの-9、もう少しで搾りを向かえられそうです。来週の頭かな?早く上がらないかな~。「楽になりたい」、そう思っているのは、私より杜氏かもしれませんね




休日出勤

2008年01月27日 | 


朝早くから出勤して、早めに仕事を終わらせて帰りたいなー、そんなことを考えながら、日曜の早朝に家を出ました。ところが、さすが日曜日、出勤する人が少ないので、アイスバーンの上を走っているようなので、前後の車がツルツル滑りまくり合わせるように私も”お尻”を振ってしまいました。もちろん車です




日曜とはいえ、一通りの仕事があり、酒母の暖気入れに、モロミの櫂入れ、麹は100kgを盛りを行い、出た洗い物、洗濯と、大忙しで約3時間の休日出勤





家に帰ると、家族の約半数が風邪でダウンしているという状態。おかげで、私も買い物で出かけることなく、ゆっくり休めました




試飲会決まる!

2008年01月25日 | 


さて、今年の私の東急百貨店東横店での試飲会の日程がおおよそ決まりました。昨年までは3日間の日程で試飲会を行わせていただいていたのですが、「なんか体力的に余力がある・・・」と感じまして本年度は4日、年末に関しては5日間という長めの日程となりました

3月の”お花見”は、27日(木)から30日(日)の4日間
6月の”父の日”は、12日(木)から15日(日)の4日間
7月は、4日(金)から6日(日)の3日間
10月は、3日(金)から5日(日)の3日間
12月は、5日(金)から7日(日)の3日間、そして、年末は27日(土)から31日(大晦日)までの5日間

そんな予定となっています。基本的に全部行くつもりではありますが、また、近くになり、個人的・業務の都合で私でない誰かが行くかもしれませんが、よろしくお願い致します。また、皆様にお会いできるのを楽しみに酒造りをしています


 




【 『越の蔵元華ごよみ』 1月 No.110 】

2008年01月25日 | 楽しんで書いた頃のメールマガジン
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  ・・ 越の華酒造メールマガジン 2008.1月(下) No.110 ・・
        【 毎度ご愛読ありがとうございます m(_ _)m 】
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ Sake - Koshinohana ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

今号はいつもよりは、少し早めの発刊となりました。2月15日にホテル日航新潟
の"セリーナ"というお店で、日本酒の会を開催する運びとなりました。この告知が
あり、発刊を早めることとなりました。詳細は*1*でお話してますので、ご覧
頂き、すぐに私に申し込みのメールを頂ければ「うれしいねー!」です。

さて、新潟も新潟の冬らしくなってきました。と、申しましても雪がドカッと積も
っているのではなく、寒く粉雪が舞う新潟市内です。雪が積もるのは30年前の
話で、今は道路が薄っすら白くなり、"寒い!"そんな冬が多いようです。

寒さに体も慣れてきて、朝も気合とともにスクッと起きれるようになってきました。
本音は「早く暖かい春が来ないかな~。」それが正直な気持ちです。でも雪も大切
なんですよね。これが融けて山でろ過されてキレイな水となり、お酒の仕込み水
となるのですから、今しばらく我慢です。

こちらメルマガは我慢して見てもらわなくていいように、毎号楽しんで頂けるよう
しっかりお話します。今号は珍しく商売っ気の多いマガになっています。たまには
OK!、では、今号も最後までお付き合いよろしくお願い致します。m(_ _)m

~今号のおしながき~ ………………………………………………………………
*1* フランス文化と日本文化の融合<大吟醸を楽しむ会>
*2* "純米吟醸しぼりたて生"とは<越の華の旬のお酒>
*3* 仕込み16号のすべて<順調に発酵中!>
*4* 新潟検定<ともに学ぼう!>
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
*5* 編集者を代表して雑話します(よしだ よしひと)
*6* 読者様だけの特権です。<お役立てください>
……………………………………………………………………………………………

=== 試飲会情報 =======================================================
東急百貨店東横店:
新潟駅万代口・山海屋:3月20日(木・祝)~3月23日(日)

=== ブログ ===========================================================
★吉田の製造ブログ http://blog.goo.ne.jp/koshinosakagura80s/
 ・過去分のメルマガは、カテゴリ"メルマガ"か各月の10日か25日を
 クリックしてください。
※時として画像が表示されない場合があります。その際は表示されない写真の
  上で右クリックで"画像を表示"を選択してください。
★渡邉・石黒の営業ブログ http://blog.goo.ne.jp/koshinosakagura/
 がんばって更新します。
======================================================================

*1* フランス文化と日本文化の融合<大吟醸を楽しむ会>    (吉田)

今まで、このような告知をした時がなかったのですが、年に何回か"日本酒の会"
のようなイベントを行っていました。さまざまな料理にあわせて、越の華のお酒を
楽しむ会です。

これからは、メールマガジンの読者さまにも参加して頂こうと、告知を行うことに
しました。遠方の読者さまには申し訳ない話ですが、新潟にお住まいの読者さまには
大変耳寄りのイベントとなりますので、是非、ご参加お申し込みください。

今回は"ホテル日航新潟"内にあります。オールダイニング セリーナ さまで
イベントを行います。料理はフランス料理で7品、日本酒は越の華の大吟醸酒を
3~4種類を用意致します。

これで参加費は”6,000円”ポッキリとなります。お料理だけでも間違いなく
安いです。会場では、私はまだ聞いていませんが、飽きさせないような企画を営業
がしているようですので、期待して良いと思います。

お料理を紹介します。
・鰤の軽いスモーク叩き風サラダ
・白子のムニエル バルサミコソース
・ポワレして素朴な香りを着けたシャラン産鴨のコンソメスープ
 フォアグラとポルトの香り 柔肌葱のグリルと白菜添え
・平目のロティ ロックフォールのソースとスペルト小麦のリゾット
 菜の花添え
・吟醸酒のソルべ
・牛フィレ肉のグリエ地の野菜ともろみソース
・酒粕のクリーム・ブリュレ
以上7品となります。美味しそうでしょ!!

★2月15日 金曜日 18時30分から開催となっております。

お越しいただいて損のないイベントとなっております。是非、この機会に大吟醸酒と
フランス料理をお楽しみください。

申し込みは1月31日までに yoshida@koshinohana.com までお願い致します。
メルマガとしまして、10名さまほどを予定しております。いろいろなお客様が
参加されますので、気楽にお申し込みください。お待ちしております。
お申込者があまりに多くなりましたら、「すみません」抽選とさせて頂きます。

ホテル日航新潟の"セリーナ"の紹介しているサイトです。
http://www.nikkoniigata.com/restaurant/serina.html

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*2* "純米吟醸しぼりたて生"とは<越の華の旬のお酒>     (吉田)

"しぼりたて"第2段の発売です。12月は晩酌向け"本醸造しぼりたて生"でした
が、1月は"純米吟醸しぼりたて生"の発売となります。というか、私の告知が
少々遅く、もう発売しました。

発売前から毎年のように私宛にメールを頂くお客様も多くなってきました。
「詰めたら送ってください」と、旬のお酒として楽しみにして頂いている読者様が
いらっしゃるのは、お酒を造っている本人・メルマガを編集している私にとっても
大変ありがたいことです。

本醸造と違って純米というのは、少々"味がはいってきます。"その味が日本酒
の味として受け入れられているのかと思います。ましてや、越の華の旬のお酒は
私たち蔵人が、しぼりたてを"きき酒"して"うまい!"と評価している味、具体的に
アルコール度数は高めの原酒に近いまま、お手元に届けたいと思っています。

"純米吟醸しぼりたて生"もそんなお酒です。個性豊かな生酒ですので、今なら
"脂"や"こく"のあるような素材を入れた鍋料理などでも、美味しく召し上って
頂けること間違いなしです。

意外と淡白なお刺身などに合わせてもお酒が進むかもしれません。まぁお酒好き
の読者さまのことですから、さまざまな飲み方を私よりもご存知かと思います。
皆様の思うような楽しみ方をされてください。私としては、その楽しんで満足
されている光景を想像するだけで満足です。

★純米吟醸しぼりたて生
原料米…山田錦 精米歩合…55% アルコール度数…17度以上18度未満
日本酒度…+1 酸度…1.8 
<価格>
(小売希望価格)1.8L   3,150円(税込み)
        720ML 1,631円(税込み)

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*3* 仕込み16号のすべて<順調に発酵中!>         (吉田)

1月21日で、留仕込みから数えて25日目となりました。日本酒度は-16、
酸度は1.5、アルコール度数が13.7%という状態となりました。昨年の
仕込み15号に比べると4日ほど早く発酵が進んでいます。

4日ほど早いというのは、日本酒度-16というのを基準に話しています。最終的
には、商品化した時に+4.0を目標としていますので、まだまだ日数がかかる
勘定になります。

昨年の仕込み15号はモロミの日数で、50日となりました。今現在25日です
ので、この倍の期間に渡り、発酵を続けていたことになります。強いものです。

毎日のようにモロミをスプーン程度の量を飲み、味と香りの変化をみているのですが、
含んだ時も香りもあり、味はキレイなモロミをなっているようです。タンクに蓋を
閉めているのですが、蓋を開けると「ふわっ」と香りが広がり、表面を見ていると、
プツッ・プツッとガスが抜けてきているようすが伺えます。

"元気いっぱい"とまではいいませんが、低温で発酵させている割には、元気が
いいといえます。モロミの温度は8℃で管理していますので、ゆっくりでいいので
このまま糖分を食べ続けて、アルコールを出していて欲しいものです。

次号は2月8か9日あたりに発刊する予定です。この時に「搾った」という
報告が出来ればいいのですが、これも生き物相手の話ですので、どうなっている
か?、私たち蔵人も見守っている段階です。

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*4* 新潟検定<ともに学ぼう!>               (吉田)

新潟検定といっても、新潟に縁もない読者さまもいらっしゃいますので、それ
相応の問題を問題集から抜粋して、出したいと思います。回答はこの下の私の
雑話コーナーの最後にありますので、あまり急にスクロールすると答えが見え
ちゃいますので、気をつけてください(笑)

1.新潟市と佐渡を結ぶフェリーが就航していますが、"おおさど丸"と、もう
一艘はなんとう名前の船でしょうか?
ヒント:佐渡ヶ島の民謡(踊り)にちなんだ名称です。

2.新潟の郷土料理でお正月などで食べる煮物の料理名はなんというでしょう?
サトイモ・ニンジン・シイタケ・タケノコ・ギンナン・かまぼこ・鮭・貝柱
などを小さく切ったものが入っています。

3.2002年、サッカーのワールドカップで会場になったスタジアムの名称は?

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*5* 編集者を代表して雑話します。(よしだ よしひと)

なんの気なしに、"動画"と"REOスピードワゴン"と入れてクリックしたら、
ビルボードTUBE80というサイトにあたりました。私がかねてから見たかった
80年代アーティストのプロモーションビデオを見ることができて、正月から
本日に至るまで、毎日見ています。

おかげで、ブログの更新も滞ってしまいました。We are the World
のビデオが見たい!、と石丸電気に取り寄せてもらったDVDが、「ただで見れる
じゃん!」これはちょっとショック(悲)、でも記念です。

そんな私の音楽好きの話も暇にまかせてお話したいと思います。今の年齢で30歳
中盤から50歳台前半の読者様なら、聞いたことあるグループが多いと思います。
こんど80年代を懐かしみましょう。

http://billboard-tube80s.seesaa.net/


越の華とフレンチ

2008年01月21日 | 


越の華酒造?としまして、今回は"ホテル日航新潟"内にあります。オールダイニング セリーナ さまでイベントを行います。料理はフランス料理で7品、日本酒は越の華の大吟醸酒を3~4種類を用意致します。

★2月15日 金曜日 18時30分から開催となっております。参加費は”6,000円”となります。詳細は越の華酒造まで!

お料理の紹介です。
・鰤の軽いスモーク叩き風サラダ
・白子のムニエル バルサミコソース
・ポワレして素朴な香りを着けたシャラン産鴨のコンソメスープ
 フォアグラとポルトの香り 柔肌葱のグリルと白菜添え
・平目のロティ ロックフォールのソースとスペルト小麦のリゾット
 菜の花添え
・吟醸酒のソルべ
・牛フィレ肉のグリエ地の野菜ともろみソース
・酒粕のクリーム・ブリュレ
以上7品となります。

申し込みは1月31日までにお願い致します。

ホテル日航新潟の"セリーナ"の紹介しているサイトです。
http://www.nikkoniigata.com/restaurant/serina.html


ご近所さん来る

2008年01月19日 | 



今日はさほど忙しくも無く、見るろころも無いような蔵の仕事でしたが、町内の方が蔵見学にいらっしゃるということで大歓迎。





話しをする時間はありませんでしたが、ゴミ捨てに行くときや、タバコ屋さんのおばちゃんも来てくれて、本当にありがたかったです。



近所で蔵元があるのですから、興味はありますよね。たまにはこんな「蔵見学もあり」です。またご近所さんで来てください。




フランス人来る

2008年01月17日 | 



寒いー時に絵になる。と写真屋さんは喜んでいました。

フランスの「何とか」という雑誌で越の華が紹介されるらしく、フランス人の記者と写真家さんが2名いらっしゃいました。仲を取り持ってくれたフランスの方とあわせて3名。



製造をしている写真はもちろん写していきましたが、私が雪かきをしているところまで写していきました。「なんで~」、何が興味を持っているのか全く話しもできないので、OKOK!





でも、喜んで帰られたようで、まぁいいっか。そんな1日でした。




【 『越の蔵元華ごよみ』 1月 No.109 】

2008年01月10日 | 楽しんで書いた頃のメールマガジン
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
  ・・ 越の華酒造メールマガジン 2008.1月(上) No.109 ・・
        【 毎度ご愛読ありがとうございます m(_ _)m 】
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ Sake - Koshinohana ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

新年あけましておめでとうございます。本年も越の華商品、並びに"越の蔵元華
ごよみ"をよろしくお願い致します。少々遅くなりましたが、蔵も私も徐々に本格
始動を始めました。

と申しましても、年末の出張から戻って以来、微熱が一週間続き、とても仕事が
できる集中力も無かったのですが、蔵で体を動かし始めたら、頭のダルサも
吹っ飛び、身体に切れも戻ってきたように感じます。

しかし、会社でインフルエンザで休んでいる者もいまして、いよいよそんな風邪
のシーズンインも近づいてきそうな雰囲気も漂ってきます。長期休みの方も多か
ったでしょうから、体調には充分気を使って新たな年のスタートを切りたいもの
です。では今号も最後までお付き合いよろしくお願い致します。m(_ _)m

~今号のおしながき~ ………………………………………………………………
*1* 仕込み16号のすべて<本仕込みからモロミ>
*2* 蔵元近況<年の初めは>
*3* お屠蘇の話し<新潟には無い習慣>
… … … … … … … … … … … … … … … … … …
*4* 編集者を代表して雑話します(よしだ よしひと)
*5* 読者様だけの特権です。<お役立てください>
……………………………………………………………………………………………

=== 試飲会情報 =======================================================

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*1* 仕込み16号のすべて<本仕込みからモロミ>       (吉田)

年末に東急百貨店にて試飲会を行って参りました。多くのお客様、読者様から
足を運んで頂きまして、厚くお礼を申し上げます。3日間にもかかわらず2日も
来て声をかけてくださいましたお客様もいらっしゃいました。感激です。

そんな年末を過ごして、23時発新宿の夜行列車で元旦の朝に新潟に到着の列車
で帰ってきましたが、これが満席。驚きました。「寝れなかった」しかも夜が
明け、JR新津駅を通ったら雪が積もっているので、仰天!

しかし、新潟駅に近づくにつれ雪もなくなりましたので一安心しましたが、
わずか私の住んでいるところから10数キロ離れたところで雪が積もっている
のを見て、元旦に大慌てでスタッドレスタイヤに交換しました。でも、お正月は
雪が積もることはありませんでした。"備えあれば憂いなし"ってとこですかね。

仕込み16号を仕込んでから、年末年始の休暇に入るとのことで、私は31日
まで仕事をしていたので、4日のみの出勤とさせて頂きましたが、さすがに
本命たる仕込み16号が気になるのでしょう、杜氏は30日から6日までで、
2日しか全休しなかったと言っていました。

16号の仕込みに関しては、米洗いでは大変な神経を使い、適正水分を求めて
浸漬・蒸しあげを行いました。あとは、仕込みの温度、これも気を使います。
というか、これが決定的となります。といっても楽に温度管理を行う上での
話です。

目標とする仕込み温度より高いとその後の経過を抑え目に管理し、またその逆
もあります。目標温度通りなら、おのずとその後の日々の目標が定まっています
ので、絶対ではないですが、操作が楽になります。

結果的に、仕込み温度も適正な温度で仕込まれたようで、年末年始の杜氏の管理
もあり、休み明けの経過も順調にきているようです。10日現在で日本酒度で
いうとマイナス30、でまだまだお酒になるのは程遠いところです。

アルコールもまだ10%ですので、モロミをすくって飲んでも酔っ払うほどの
アルコールは感じません。毎日のように杜氏もモロミを飲んでいるのですが、
表現すると、とても軽く、さわやかな香りと味も感じられます。

杜氏も現状には満足しているようです。これから少しずつ発酵が進み、アルコール
と日本酒度の値がプラスに近づくにつれて、香味に変化が出てきます。このまま
お酒になれば間違いないのですが、これから正念場となりそうです。

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*2* 蔵元近況<年の初めは>                 (吉田)

さすがに年末年始の休みが長かったおかげで、初荷もけっこうあったようです。
初荷は定番商品の売れた分のご注文を頂いたような感じとなりますが、2~3日
経ってからは、バレンタイン商品の出荷が始まってきました。

バレンタイン商品といっても越の華には"お酒"しかありません。主に三角錐の形
をした"純米吟醸ドレス瓶"・"吟醸ドレス"が中心となります。さほどお高い商品
ではないので、義理でも贈ることのできるお手軽なバレンタイン商品かと思い
ます。

「よしだくーん、バレンタイン来たよ、移動してくれ」という瓶詰め部長のお声
がけに「わかりました、私が愛を込めて移動しましょう」といっても何も伝わら
ないのですが、まずは瓶詰めからです。

商品の仕上げはクリアカートンに入れて、ハートマークのシールを貼って完成
です。これはどんな女性からどんな男性に手渡されるのか?、興味もありますが、
皆が幸せな気持ちになって欲しいものです。(私にはまったく縁のないイベント
になりました)

もちろん、定番商品の瓶詰めもその合間に行っているので、工場は休むことなく
稼動しているように見えます。年が明けたら寒さも増してきたので、水と空気が
冷えてきました。「冷えた身体に熱燗飲んで温まりましょう!」

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*3* お屠蘇の話し<新潟には無い習慣>            (吉田)

"お屠蘇"との初めての出会いは、単に言葉でしかありませんでした。一昨年の
年末の東急百貨店に試飲会に行った際、お客様から「お屠蘇の素ってある?」、
「屠蘇散ある?」って聞いたのが初めてです。

一昨年の経験を活かそうと、昨年も12月に年末の試飲会を控えて、新潟でお屠蘇
の素を探しました。その時は「屠蘇散」という言葉を忘れていました。新潟で有名
な薬屋さんに電話したのですが、「お酒ありますよ」とか「へっ?」そんな感じの
返答ばかりでした。

"薬屋じゃ駄目だ"と思いつき、伊勢丹に電話したら家庭用品売り場に回され、
「屠蘇散があります」といわれ、翌日速攻、購入に行きました。聞いたら4袋
しか無く、「全部ください」と買占め、「新潟の人ってお屠蘇飲みますか?」と
聞いたら「あまり飲まないですね!」という返答でした。貴重です。

早速、会社に帰り、普通酒に漬け込み、砂糖を混ぜて飲んだのですが、どうも
バランスがおかしい。不自然。では最初から甘みのある「純米 川蝉の詩」では
どうか?、試したらこれが一番バランスが良かったです。

私が正月に試したのは、日本酒に砂糖ではなく味醂を入れました。これは馴染み
ます。でも、どうしても屠蘇散の漢方の臭いが嫌いな人は受け付けないと思います。
薬だと思い、飲めば良いのでしょうが、私は始めて飲んだ時、意外と抵抗なく
薬臭いのを身体が受け付けました。

でも、「どこでこの臭いを嗅いだ記憶があるのだろう?」いろいろ考えていたの
ですが、思い出せません。年末の休みに珍しく家族での休みがあったので、
お昼に中華料理屋さんに行きました。

注文したのが"角煮刀削麺"、食べるのは2回目なのですが、味を忘れていました。
豚の角煮を食べたら、まさに屠蘇散の香りがしました。「これだったかー」と今更
ながらに気がつき、「なるほど、中華料理=屠蘇散、本物だ」そんな結論に結び
ついてしまいました。

屠蘇散の裏を読むとつらつら歴史が記載されており、「唐から伝わり天皇に
献上して、その後国民に伝わった・・・」と細かく書かれています。歴史を感じ
ます。

私同様に知らなかった読者様のために、屠蘇散の中身として"桂皮・山根・陳皮・
桔梗・・・"読めない字もあります。ティーパックが2つ入っていて210円で
した。来年お試しください。

三が日に悪いはやり病を除き、幸せの年を迎えるとして家庭で飲むものです。
日本酒=お屠蘇ではなかったんですね。でもお屠蘇を飲んでから、美味しい
越の華のお酒を飲みましょう。来年のお勧めです。

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*4* 編集者を代表して雑話します。(よしだ よしひと)

昨年、XX検定などが流行ったと思います。そんなの意識してこともなかった
のですが、取引先の方が「新潟検定を受験する」ということで、じゃぁ受けて
みようか?、安易に申し込みまで済ませてみました。

教科書はコンビニで教科書を買ってきました。ネットで検索したら、練習問題も
あり、全く勉強していない今の知識だけでテストしたら合格点の70点をクリア、
「我ながらやるじゃん」

それ以来まったく教科書を開いていないという、典型的の落第パターンを歩んで
います。それもなんですので、次号からは読者さまも道連れに、新潟検定の勉強
に付き合ってもらうことに勝手にしました。

次号から私も問題を出しながら、覚えていきますので、新潟出身の読者さま、
新潟にご縁のあった読者さま、新潟に興味のある読者さまがマガを読んでいると
思い、一緒に検定試験のある3月まで勉強していきましょう!!

とりあえず私が解いた問題です。チャレンジしてみてください。
http://www.niigata-kentei.com/html/kentei.html

★マガジンに関してのご意見・ご要望・苦情、雑談また、その他ご質問は
なんなりと吉田まで yoshida@koshinohana.com


スキャン!

2008年01月06日 | 


新潟に帰って以来、微熱が続きだらだらすごした寝正月。でも”これだけは”と思っていたのが、清酒学校同窓会の会報のPDF化作業。過去数年分の会報をスキャナで読ませながら、ボーととしている。まさに今の私の状態にうってつけの仕事である。

あーやる気ね!





お屠蘇

2008年01月05日 | 



体調不良で酒も飲めずにグッタリ寝たきり状態にもかかわらず、年末に伊勢丹から購入した屠蘇散を飲むのをすっかり忘れていた。この日も作っておきながら、薬を飲んでいるので、晩酌というよりは変わりにお屠蘇。モヤモヤ状態が続く





 




疲れがとれた?

2008年01月04日 | 



そんな簡単に疲れがとれるものではないが、熱が下がった。朝まで熱が続いていたのだが、仕事へでかけて最初はだるかったのだが、しらないうちに身体が動くようになってくる。





仕込み16号もいつのまにやら泡が立ち始めています。温度も上昇してきているので、ゆっくりと発酵をさせる段階です。モロミだけならいいのですが、酒母があったので、この暖気樽を入れての作業に手間がかかり、2時間で終わるだろうと思った仕事が3時間超え。あー休みて!!








熱出る

2008年01月03日 | 大好きな新潟生活

午前中に中古本やさんのハシゴをして、帰ってきたら何だかだるい。熱をはかると37.2度、ボーとするわけだ。平熱が35.6~36度という低さなので37度を越えるとやる気がなくなる。

そんなんで今日は安静に、疲れが出まくっているようです。