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~ 越の蔵元華ごよみ ~
・・ 越の華メールマガジン 2004.9月(下) No.030 ・・
【 ご購読ありがとうございます m(_ _)m 】
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ Sake-Koshinohana ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
"暑さ寒さも彼岸まで"と申しますが、本当にそのようになるのでしょうか?もうすぐ
10月なのにまだ30℃を超えたり、近くまで上昇する日もあります。ましてや湿度
もあるので、日中は残暑をも超えるような暑さの日もあります。
とはいえ、暦の上では秋ですし、会社の庭になった栗を拾い、我が家で栗ご飯を新米
で炊き上げ、秋の味覚を満喫しました。包丁片手にサッカー中継を見ながら、2時間
何かにとりつかれたかのように皮をむいた栗ご飯の味は格別なものがありました。
さて、そこで前号のお約束通りコシヒカリ新米のプレゼントの告知を後ほどさせて頂
きます。では、本日もじっくり秋の夜長にマガとお付き合いください。
9月20日に発刊された"ウイークリーまぐまぐ"をご覧になり登録いただきました
読者様、誠にありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。また、
バックナンバーは当蔵元HPにて全て閲覧できますのでご覧ください。
~今号のおしながき~
…………………………………………………………………………………………
*1* 蔵元近況<麹室完成!>
*2* よくある質問<日本酒って翌日残る?>
*3* "ひやおろし"の意<越の華のお酒>
*4* 新米コシヒカリのプレゼント!<新潟県産をいち早く>
..........................................................................
☆1☆ 読者様だけの特権です。<お役立てください>
…………………………………………………………………………………………
*1* 蔵元近況<麹室完成!>
蔵の仕込みにはまだ早いのですが、麹室の改築作業が終了し、作業的にも衛生面でも
申し分のない立派な麹室が完成しました。引渡しから即日、雑巾がけを皆で行い、
殺菌作業も行いました。
麹室は通常で28℃~30℃に室温を設定したいのですが、まだ室のクセを私自身つ
かんでいないので蒸米が入る前には室の空気の流れや、設定した暖房温度に対しての
実温度などを把握しておかないと麹の出来が変わってきます。
一日に何度となく麹室に足を運び、麹室の温度・湿度を探っている段階です。
新しい麹室の写真をUPしました。過去に当蔵に見学に来られた読者様には驚くほど
の変わりようだと感じて頂けると思います。
また、これを機会に蔵にも見学がてら遊びに来てください。また、先だっても読者の
方が来られまして、新潟で美味しい物が食べれるお店を紹介してください。と聞かれ
たのですが、とっさに聞かれると答えられないもので、少々困ってしまいました。
結局、二人で新潟駅前に当蔵の酒が飲める郷土料理屋に行き、一杯(いっぱい)飲ん
で有意義な時間を過ごさせて頂きました。そこで、ホームページに新潟駅周辺で"美
味い料理と越の華"を飲める店を紹介したページを作りました。
新しい地図作成ソフトを使ったので、あまりうまくできてませんが見て頂ければ、
お分かりになって頂けると思います。新潟に来られることがありましたら、ご覧にな
って蔵元・お店に足をお運びください。これからお店の範囲も新潟に関わらず増やし
たいと調査を営業の渡邉と始めました。
ホームページにて紹介していますお店以外でも、越の華のお酒を扱っている飲食店が
ありましたら、ご一報頂ければ幸いですし、他県のお店でもありましたらご連絡くだ
さい。
23日~27日までの5日間、新潟県横越町の北方文化博物館にて試飲会を行ってい
ます。また、10月1日~3日はJR新潟駅山海屋さんで試飲会を行います。1日は
新潟駅の物産店の名称が変わり、売り場の名称が"ココロ"となります。16:00頃
より山海屋さんで越の華は振舞い酒も行います。時間がございましたらお立ち寄りく
ださい。
先月から今月にかけまして読者様からプライベートレッテルのご注文をたくさん頂き
ました。誠にありがとうございました。精神誠意いいレッテルを作らさせていただき
ますので、今後ともご活用ください。
(吉田)
麹室の写真はこちら http://www.koshinohana.com/maga030.htm
越の華が飲める店はこちら http://www.koshinohana.com/rest-niigta.htm
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*2* よくある質問<日本酒って翌日残る?>
「日本酒って悪酔いするよね!」、「チャンポンは二日酔いになるわ!」に対して
私の経験談を交えてお話します。
この業界に入る前の業界では同僚で飲む機会が多くありました、必ずビールで乾杯!
適度に飲んだら「酒飲むか!さけー!」、じゃぁ二次会「いつものとこねー!」、
「水割り~、カンパーイ!!」で、山手線の終電…。最悪は始発…。
これで二日酔いにならないほうがおかしいですよね。で、反省で口にする言葉は
「いや~日本酒飲み過ぎた!」だと思いませんか?そんなことがあったと記憶してい
る酒好きな人や、付き合いの多い人なら一度は経験していると思います。
この業界に入って「日本酒って"不利"だな~」と感じています。何だかんだと日本酒
の"せい"にされているような部分があるような気がします。それは日本酒のアルコー
ル度数が他のアルコール飲料の度数に比べて高いのとエキス分が多く、味があるから
"ぐっつら"飲んだ気がするからだと思います。
「日本酒飲みすぎた」のセリフの前は「昨日は飲みすぎた」と言っているはずです。
そのセリフが正解だと思います。日本酒だけではなく、アルコール飲料を飲みすぎて
いるのです。もっと正確に言うと「アルコールの絶対量を摂取しすぎていたのです」
アルコール度数でいうと、ビールは5~5.5%、ウイスキーは一般的には40%~
43%、これを店では氷を入れて水で薄めます。仲間に「濃くつくってやれ!」など
と飲まされる場合は別ですが…。酎ハイにしても同様です。それに比べて日本酒は通
常商品でアルコール度数が15%以上あります。更に蒸留酒と比べると味が濃いです
よね。
それで濃い酒(日本酒)を飲んだことが原因として矢面に出てくるケースが多くなる
と思います。喉が乾いているし、ビールや酎ハイの喉に感じる"シュワシュワ"感を
1杯楽しんで、あとは料理と会話を楽しみながら日本酒を酌し合えば、たとえ2合く
らい飲んでも二日酔いにはならないハズです。(日本酒の苦手な読者様すみません)
あと、相手が日本酒が強くて「もう1本飲もうや!」と言われても適量飲んでいたな
ら素直に「今日はもう丁度いい酔い心地だから」と断る勇気も必要です。そうすれば
翌日も美味しく日本酒を飲めると思います。
まとめになりますが、結局はチャンポンしていると常に新しい味に接します。脳の食
欲中枢が活発に活動しはじめ、味やアルコール度数の変化にも順応?もしくは麻痺し
てしまい結果的にアルコール量を摂取しすぎてしまっているのです。
必ず、アルコール飲料の表示にある"お酒は適量を"、これを守れば日本酒をもっと楽
しんで頂けると思います。調子にのって「今日はいい酒飲んでる~、もう1本追加
ね!」これが二日酔いの原因です。これを読者様は踏まえて、さらに日本酒愛飲家人
口を増やしていこうではありませんか!!。
更に宣伝兼ねがね付け加えさせて頂くと、越の華のお酒は味にこだわり、しっかりし
た味を持つ上、季節商品や大吟醸酒はアルコール度数の高いお酒も多商品にわたり提
供させて頂いています。「薄まるからもったいない」などといわずにオンザロックで
楽しんで頂く方法も楽しみ方としてありますので、お試しください。
「今後、私も気を付けます(苦笑)」(この話はあくまでも経験上の私の考えです)
この話にはまだ続きがあります。また号を改めてお話したいと思います。
(吉田)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*3* "ひやおろし"の意<越の華のお酒>
今号から当蔵の商品を少しでも読者様に知って頂きたいと思い、季節や数量を限定と
する商品を中心に紹介していきます。今号では"純米吟醸ひやおろし"を紹介します。
食材には季節を感じさせるものが日本にはたくさんあります。日本酒でも季節を感じ
ることができると思います。最近では古酒も販売されていますが、基本的には秋に収
穫されたお米で日本酒を造り、12月頃にはフレッシュな"しぼりたて"、"にごり"。
当蔵でいうところでは搾ってお酒が落ち着いた頃に出荷する"春のお酒"、夏には冷や
して美味しい"生の酒"、そして秋には"ひやおろし"と、冬に造った日本酒を旬の食材
や四季折々の花を楽しみながら1年間で飲みきってしまうこと。日本文化が季節の日
本酒を生んできたといえると思います。
彼岸をすぎると各社"ひやおろし"を発売しています。春に出来たお酒が夏を越して熟
成すると、大桶から樽に「ひやのままおろす」という云われから、数多くの酒の中で
も、最も熟成されて旨い酒とされています。
蔵元の軒先に新酒ができたことを知らせる青々とした"杉玉"が蔵人により吊り下げら
れてから、秋までの間に吊り下げられた杉玉の杉の葉は色がサレて赤茶けた色に変化
します。まさに"ひやおろし"の出荷時期に重なるところです。
当蔵の"ひやおろし"は、貯蔵蔵(ちょぞうぐら)の1番涼しい奥のタンクに貯蔵して
いました。搾った当初は、キレイなお酒でややもすれば"物足りなさ"を感じるような
お酒でしたが、この熟成期間を経てしっかり味ものってきました。お酒に丸み・膨ら
みが加わり、予想をこえる出来栄えとなってくれました。
土蔵造りの古い蔵の隅にある107号タンクだからこそ、当蔵の"ひやおろし"に適し
たまろやかな熟成を与えているのかな?と思います。当蔵の"ひやおろし"の原料は新
潟県産五百万石を60%まで精米し、米の旨味を存分に味わえる純米酒を商品にしてい
ます。発売以降、毎年楽しみにして頂いているお客様には届いた頃だと思います。
まだ越の華を飲んだことのない読者様がいらっしゃいましたら、熟成された落ち着い
た味わいのあるお酒ですのでお試しください。価格もこの仕様にしてはお手ごろ価格
となっております。
(鎌田)
<酒質>
純米吟醸ひやおろし
原料米…新潟県産五百万石 精米歩合…60% アルコール度数…15.8%
日本酒度…+4 酸度…1.4
<価格>
(小売希望価格)1,325円(税込み)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*4* 新米コシヒカリのプレゼント!<新潟県産をいち早く>
"新米"プレゼントの告知の前に、お米の生産地をご紹介します。細かい話しで新潟に
なじみのない読者様には分らない話もあり、申し訳ないと思います。「そんなとこ
なんだ~」と納得してください。
産地は新潟県頚城郡小国町大字武石という集落です。ここで雑学もつく?余談ですが
この隣町に越路町という町があります。越路町と小国町の境に"千谷沢(ちやざわ)"と
いう集落があります。千谷沢地区は越路町と小国町に別れて所在しています。
日本テレビ系列で放送されている"笑点"で「ちゃらーん」の林家こん平さんが(最近
体調を崩して休んでいますが)よくオラさ村の"ちゃーざぁー村"と言います。皆様記
憶ありませんか?これは先ほど話した"千谷沢"のことを指しています。
冗談のようですが実在する集落で、"ちやざわ"の発音がなまって"ちゃーざぁー"と言
っています。林家こん平さんは小国町の出身になります。
私の家は新潟市の中心地なのですが、関越高速道を経て約1時間で小国町に着きまし
た。都会では1時間走っても、さして風景は変わらないところが多いと思いますが、
新潟は道路整備が行き届いていますので1時間走ると別世界に行くことができます。
仕入れた日は9月18日で即日精米しました。
さて、小国町は残念ながら魚沼地区ではありません。隣の小千谷市は魚沼と称するこ
とができるのですが、小国町は魚沼産と称することができません。小千谷インターチ
ェンジから小国町までは、やや長いトンネルをくぐっても10分ほどで着きました。
私の客観的な意見ですが、小国町は小国盆地といわれ、どこから小国町に入るにして
も山越えか、谷を抜って走らないと着かない山に囲まれた町ですので、寒暖の差もあ
り魚沼産で売り出されているお米にも負けないお米だと思っています。
--------------------------------------------
前段が長くなりましたが、告知をさせていただきます。
今回も公平を期する為に住所は要りません。当選後に伺います。
応募の締め切りは10月4日メール着迄とさせて頂きます。
応募必要事項として
件名に "2004新米応募" といれてください。
名前・生年月日・性別
をお願いします。
yoshida@koshinohana.com に応募お願いします。それ以外は無効です。
いつものようにマガに対しての意見、要望、今後期待することやネタを書いて頂けた
ら私共の張り合いにもなりますし、今後のマガにも活かしたいので、よろしくお願い
いたします。
--------------------------------------------
また、直アドレスでの応募になりますが、一切当社からの営業メールは送らないこと
をお約束致します。個人情報につきましても私のみが預からせていただきます。
予定としては3Kgほどを3名様に予定しておりました。が、直前に読者数が増えまし
たので4名様に変更します。読者様はじめ友人・知人、親戚一同振るってご応募くだ
さい。複数回当選されている読者様もいらっしゃいます。
今どき珍しい選び方ですが、読んで字のごとく、目隠しして当選者を選んでおります
ので公平と思われます。ご心配なく。産地小国町と麹室の写真を合わせてUPしてあり
ますのでご覧ください。
(吉田)
http://www.koshinohana.com/maga030.htm
/// 編集者を代表して(よしだよしひと)/////////////////////////////
マガジンを発刊して2年目となりましたが、発刊時にも何のお願いもしていないの
に"まぐまぐ"の日本酒X選に選んでもらい。今年も気がついたら、紹介して頂いて
いました。
まさかこんな大勢の読者様に読んでもらえるとは、想像もつきませんでした。登録
画面より自分のアドレスをわざわざ入れてもらい、私共のような酒造りしかわから
ないような素人の編集している文章を読んで頂くだけでも幸せに感じています。
向上心を持ち、読者様に楽しんでいただけますよう今後とも努め、また、新潟に
越の華という従業員18名で、小さいけど頑張っている蔵元もあることを記憶して
いただければありがたいと思っております。
23日に新潟市にあるビックスワンでアルビレックス新潟VSサンフレッチェ広島
の試合を応援してきました。ホームゲームは全試合応援に行ってるサポーターの私
としては、J1昇格後のホームゲームでの初勝利!、昨年のJ1昇格決定試合以来
の感動と感激を味わい2度目の涙を流しました。隣で応援している千葉から毎試合
来ている仲間も泣いていました。歳をとると涙腺が弱くなってきますね(笑)
~ 越の蔵元華ごよみ ~
・・ 越の華メールマガジン 2004.9月(下) No.030 ・・
【 ご購読ありがとうございます m(_ _)m 】
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ Sake-Koshinohana ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
"暑さ寒さも彼岸まで"と申しますが、本当にそのようになるのでしょうか?もうすぐ
10月なのにまだ30℃を超えたり、近くまで上昇する日もあります。ましてや湿度
もあるので、日中は残暑をも超えるような暑さの日もあります。
とはいえ、暦の上では秋ですし、会社の庭になった栗を拾い、我が家で栗ご飯を新米
で炊き上げ、秋の味覚を満喫しました。包丁片手にサッカー中継を見ながら、2時間
何かにとりつかれたかのように皮をむいた栗ご飯の味は格別なものがありました。
さて、そこで前号のお約束通りコシヒカリ新米のプレゼントの告知を後ほどさせて頂
きます。では、本日もじっくり秋の夜長にマガとお付き合いください。
9月20日に発刊された"ウイークリーまぐまぐ"をご覧になり登録いただきました
読者様、誠にありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。また、
バックナンバーは当蔵元HPにて全て閲覧できますのでご覧ください。
~今号のおしながき~
…………………………………………………………………………………………
*1* 蔵元近況<麹室完成!>
*2* よくある質問<日本酒って翌日残る?>
*3* "ひやおろし"の意<越の華のお酒>
*4* 新米コシヒカリのプレゼント!<新潟県産をいち早く>
..........................................................................
☆1☆ 読者様だけの特権です。<お役立てください>
…………………………………………………………………………………………
*1* 蔵元近況<麹室完成!>
蔵の仕込みにはまだ早いのですが、麹室の改築作業が終了し、作業的にも衛生面でも
申し分のない立派な麹室が完成しました。引渡しから即日、雑巾がけを皆で行い、
殺菌作業も行いました。
麹室は通常で28℃~30℃に室温を設定したいのですが、まだ室のクセを私自身つ
かんでいないので蒸米が入る前には室の空気の流れや、設定した暖房温度に対しての
実温度などを把握しておかないと麹の出来が変わってきます。
一日に何度となく麹室に足を運び、麹室の温度・湿度を探っている段階です。
新しい麹室の写真をUPしました。過去に当蔵に見学に来られた読者様には驚くほど
の変わりようだと感じて頂けると思います。
また、これを機会に蔵にも見学がてら遊びに来てください。また、先だっても読者の
方が来られまして、新潟で美味しい物が食べれるお店を紹介してください。と聞かれ
たのですが、とっさに聞かれると答えられないもので、少々困ってしまいました。
結局、二人で新潟駅前に当蔵の酒が飲める郷土料理屋に行き、一杯(いっぱい)飲ん
で有意義な時間を過ごさせて頂きました。そこで、ホームページに新潟駅周辺で"美
味い料理と越の華"を飲める店を紹介したページを作りました。
新しい地図作成ソフトを使ったので、あまりうまくできてませんが見て頂ければ、
お分かりになって頂けると思います。新潟に来られることがありましたら、ご覧にな
って蔵元・お店に足をお運びください。これからお店の範囲も新潟に関わらず増やし
たいと調査を営業の渡邉と始めました。
ホームページにて紹介していますお店以外でも、越の華のお酒を扱っている飲食店が
ありましたら、ご一報頂ければ幸いですし、他県のお店でもありましたらご連絡くだ
さい。
23日~27日までの5日間、新潟県横越町の北方文化博物館にて試飲会を行ってい
ます。また、10月1日~3日はJR新潟駅山海屋さんで試飲会を行います。1日は
新潟駅の物産店の名称が変わり、売り場の名称が"ココロ"となります。16:00頃
より山海屋さんで越の華は振舞い酒も行います。時間がございましたらお立ち寄りく
ださい。
先月から今月にかけまして読者様からプライベートレッテルのご注文をたくさん頂き
ました。誠にありがとうございました。精神誠意いいレッテルを作らさせていただき
ますので、今後ともご活用ください。
(吉田)
麹室の写真はこちら http://www.koshinohana.com/maga030.htm
越の華が飲める店はこちら http://www.koshinohana.com/rest-niigta.htm
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*2* よくある質問<日本酒って翌日残る?>
「日本酒って悪酔いするよね!」、「チャンポンは二日酔いになるわ!」に対して
私の経験談を交えてお話します。
この業界に入る前の業界では同僚で飲む機会が多くありました、必ずビールで乾杯!
適度に飲んだら「酒飲むか!さけー!」、じゃぁ二次会「いつものとこねー!」、
「水割り~、カンパーイ!!」で、山手線の終電…。最悪は始発…。
これで二日酔いにならないほうがおかしいですよね。で、反省で口にする言葉は
「いや~日本酒飲み過ぎた!」だと思いませんか?そんなことがあったと記憶してい
る酒好きな人や、付き合いの多い人なら一度は経験していると思います。
この業界に入って「日本酒って"不利"だな~」と感じています。何だかんだと日本酒
の"せい"にされているような部分があるような気がします。それは日本酒のアルコー
ル度数が他のアルコール飲料の度数に比べて高いのとエキス分が多く、味があるから
"ぐっつら"飲んだ気がするからだと思います。
「日本酒飲みすぎた」のセリフの前は「昨日は飲みすぎた」と言っているはずです。
そのセリフが正解だと思います。日本酒だけではなく、アルコール飲料を飲みすぎて
いるのです。もっと正確に言うと「アルコールの絶対量を摂取しすぎていたのです」
アルコール度数でいうと、ビールは5~5.5%、ウイスキーは一般的には40%~
43%、これを店では氷を入れて水で薄めます。仲間に「濃くつくってやれ!」など
と飲まされる場合は別ですが…。酎ハイにしても同様です。それに比べて日本酒は通
常商品でアルコール度数が15%以上あります。更に蒸留酒と比べると味が濃いです
よね。
それで濃い酒(日本酒)を飲んだことが原因として矢面に出てくるケースが多くなる
と思います。喉が乾いているし、ビールや酎ハイの喉に感じる"シュワシュワ"感を
1杯楽しんで、あとは料理と会話を楽しみながら日本酒を酌し合えば、たとえ2合く
らい飲んでも二日酔いにはならないハズです。(日本酒の苦手な読者様すみません)
あと、相手が日本酒が強くて「もう1本飲もうや!」と言われても適量飲んでいたな
ら素直に「今日はもう丁度いい酔い心地だから」と断る勇気も必要です。そうすれば
翌日も美味しく日本酒を飲めると思います。
まとめになりますが、結局はチャンポンしていると常に新しい味に接します。脳の食
欲中枢が活発に活動しはじめ、味やアルコール度数の変化にも順応?もしくは麻痺し
てしまい結果的にアルコール量を摂取しすぎてしまっているのです。
必ず、アルコール飲料の表示にある"お酒は適量を"、これを守れば日本酒をもっと楽
しんで頂けると思います。調子にのって「今日はいい酒飲んでる~、もう1本追加
ね!」これが二日酔いの原因です。これを読者様は踏まえて、さらに日本酒愛飲家人
口を増やしていこうではありませんか!!。
更に宣伝兼ねがね付け加えさせて頂くと、越の華のお酒は味にこだわり、しっかりし
た味を持つ上、季節商品や大吟醸酒はアルコール度数の高いお酒も多商品にわたり提
供させて頂いています。「薄まるからもったいない」などといわずにオンザロックで
楽しんで頂く方法も楽しみ方としてありますので、お試しください。
「今後、私も気を付けます(苦笑)」(この話はあくまでも経験上の私の考えです)
この話にはまだ続きがあります。また号を改めてお話したいと思います。
(吉田)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*3* "ひやおろし"の意<越の華のお酒>
今号から当蔵の商品を少しでも読者様に知って頂きたいと思い、季節や数量を限定と
する商品を中心に紹介していきます。今号では"純米吟醸ひやおろし"を紹介します。
食材には季節を感じさせるものが日本にはたくさんあります。日本酒でも季節を感じ
ることができると思います。最近では古酒も販売されていますが、基本的には秋に収
穫されたお米で日本酒を造り、12月頃にはフレッシュな"しぼりたて"、"にごり"。
当蔵でいうところでは搾ってお酒が落ち着いた頃に出荷する"春のお酒"、夏には冷や
して美味しい"生の酒"、そして秋には"ひやおろし"と、冬に造った日本酒を旬の食材
や四季折々の花を楽しみながら1年間で飲みきってしまうこと。日本文化が季節の日
本酒を生んできたといえると思います。
彼岸をすぎると各社"ひやおろし"を発売しています。春に出来たお酒が夏を越して熟
成すると、大桶から樽に「ひやのままおろす」という云われから、数多くの酒の中で
も、最も熟成されて旨い酒とされています。
蔵元の軒先に新酒ができたことを知らせる青々とした"杉玉"が蔵人により吊り下げら
れてから、秋までの間に吊り下げられた杉玉の杉の葉は色がサレて赤茶けた色に変化
します。まさに"ひやおろし"の出荷時期に重なるところです。
当蔵の"ひやおろし"は、貯蔵蔵(ちょぞうぐら)の1番涼しい奥のタンクに貯蔵して
いました。搾った当初は、キレイなお酒でややもすれば"物足りなさ"を感じるような
お酒でしたが、この熟成期間を経てしっかり味ものってきました。お酒に丸み・膨ら
みが加わり、予想をこえる出来栄えとなってくれました。
土蔵造りの古い蔵の隅にある107号タンクだからこそ、当蔵の"ひやおろし"に適し
たまろやかな熟成を与えているのかな?と思います。当蔵の"ひやおろし"の原料は新
潟県産五百万石を60%まで精米し、米の旨味を存分に味わえる純米酒を商品にしてい
ます。発売以降、毎年楽しみにして頂いているお客様には届いた頃だと思います。
まだ越の華を飲んだことのない読者様がいらっしゃいましたら、熟成された落ち着い
た味わいのあるお酒ですのでお試しください。価格もこの仕様にしてはお手ごろ価格
となっております。
(鎌田)
<酒質>
純米吟醸ひやおろし
原料米…新潟県産五百万石 精米歩合…60% アルコール度数…15.8%
日本酒度…+4 酸度…1.4
<価格>
(小売希望価格)1,325円(税込み)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
*4* 新米コシヒカリのプレゼント!<新潟県産をいち早く>
"新米"プレゼントの告知の前に、お米の生産地をご紹介します。細かい話しで新潟に
なじみのない読者様には分らない話もあり、申し訳ないと思います。「そんなとこ
なんだ~」と納得してください。
産地は新潟県頚城郡小国町大字武石という集落です。ここで雑学もつく?余談ですが
この隣町に越路町という町があります。越路町と小国町の境に"千谷沢(ちやざわ)"と
いう集落があります。千谷沢地区は越路町と小国町に別れて所在しています。
日本テレビ系列で放送されている"笑点"で「ちゃらーん」の林家こん平さんが(最近
体調を崩して休んでいますが)よくオラさ村の"ちゃーざぁー村"と言います。皆様記
憶ありませんか?これは先ほど話した"千谷沢"のことを指しています。
冗談のようですが実在する集落で、"ちやざわ"の発音がなまって"ちゃーざぁー"と言
っています。林家こん平さんは小国町の出身になります。
私の家は新潟市の中心地なのですが、関越高速道を経て約1時間で小国町に着きまし
た。都会では1時間走っても、さして風景は変わらないところが多いと思いますが、
新潟は道路整備が行き届いていますので1時間走ると別世界に行くことができます。
仕入れた日は9月18日で即日精米しました。
さて、小国町は残念ながら魚沼地区ではありません。隣の小千谷市は魚沼と称するこ
とができるのですが、小国町は魚沼産と称することができません。小千谷インターチ
ェンジから小国町までは、やや長いトンネルをくぐっても10分ほどで着きました。
私の客観的な意見ですが、小国町は小国盆地といわれ、どこから小国町に入るにして
も山越えか、谷を抜って走らないと着かない山に囲まれた町ですので、寒暖の差もあ
り魚沼産で売り出されているお米にも負けないお米だと思っています。
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前段が長くなりましたが、告知をさせていただきます。
今回も公平を期する為に住所は要りません。当選後に伺います。
応募の締め切りは10月4日メール着迄とさせて頂きます。
応募必要事項として
件名に "2004新米応募" といれてください。
名前・生年月日・性別
をお願いします。
yoshida@koshinohana.com に応募お願いします。それ以外は無効です。
いつものようにマガに対しての意見、要望、今後期待することやネタを書いて頂けた
ら私共の張り合いにもなりますし、今後のマガにも活かしたいので、よろしくお願い
いたします。
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また、直アドレスでの応募になりますが、一切当社からの営業メールは送らないこと
をお約束致します。個人情報につきましても私のみが預からせていただきます。
予定としては3Kgほどを3名様に予定しておりました。が、直前に読者数が増えまし
たので4名様に変更します。読者様はじめ友人・知人、親戚一同振るってご応募くだ
さい。複数回当選されている読者様もいらっしゃいます。
今どき珍しい選び方ですが、読んで字のごとく、目隠しして当選者を選んでおります
ので公平と思われます。ご心配なく。産地小国町と麹室の写真を合わせてUPしてあり
ますのでご覧ください。
(吉田)
http://www.koshinohana.com/maga030.htm
/// 編集者を代表して(よしだよしひと)/////////////////////////////
マガジンを発刊して2年目となりましたが、発刊時にも何のお願いもしていないの
に"まぐまぐ"の日本酒X選に選んでもらい。今年も気がついたら、紹介して頂いて
いました。
まさかこんな大勢の読者様に読んでもらえるとは、想像もつきませんでした。登録
画面より自分のアドレスをわざわざ入れてもらい、私共のような酒造りしかわから
ないような素人の編集している文章を読んで頂くだけでも幸せに感じています。
向上心を持ち、読者様に楽しんでいただけますよう今後とも努め、また、新潟に
越の華という従業員18名で、小さいけど頑張っている蔵元もあることを記憶して
いただければありがたいと思っております。
23日に新潟市にあるビックスワンでアルビレックス新潟VSサンフレッチェ広島
の試合を応援してきました。ホームゲームは全試合応援に行ってるサポーターの私
としては、J1昇格後のホームゲームでの初勝利!、昨年のJ1昇格決定試合以来
の感動と感激を味わい2度目の涙を流しました。隣で応援している千葉から毎試合
来ている仲間も泣いていました。歳をとると涙腺が弱くなってきますね(笑)