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シリーズ平成の「変」―枯れ「もみじ」マークの「変」

2008-06-10 | Weblog
シリーズ平成の「変」―枯れ「もみじ」マークの「変」
 6月1日から75歳以上が運転をする自動車に「もみじ」マークを付すことになった。
後期高齢者保健を巡り75歳以上の方々を殊更に区別することに対する強い反発が見られたが、今度は文字通りレッテルを貼ることになる。しかもその「もみじ」マークも「枯れもみじ」のような配色で、いかにも年齢差別を思わせる。運転初心者の「若葉」マークは、ある意味で初々しい。しかし、枯れ「もみじ」は、終わりを告げ、人生からの退場を予告されているように映り、そのようなレッテルを貼ることが社会的な差別に繋がらないことを切に祈りたい。
そもそも人を75歳で一律に線を引いても、個々人により差があるであろうし、今後更に寿命が延びる可能性もあるので、75歳が固定化すると弊害を生む恐れもある。
これまで定年年齢を60歳とし、年金対象となるが、仕事を続けたい人も一律に通常の労働市場から退場させることになった。政府もそうだが、民間も労働力人口とは認めない。寿命の延長に伴い定年年齢を引き上げて行くべきであったが、当局はそれを適切に行わず、働きたい人を労働市場から退場させた上、年金給付を高める結果となった。年齢や生き方には個人差がある。
他方、高齢者も家族や若い世代に負担や世話を掛けているので、それを当然視せず、自己責任の意識を持ち、なるべく周囲に迷惑を掛けないような言動に心掛け、成熟したマナーを発揮し、若い世代の良き先達者になって欲しいものだ。(08.06.)
                      (Copy Right Reserved.)

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