黄熱の流行-リベリア更新2 WHO(EPR) 2008年4月25日 ○リベリア リベリア保健省は、黄熱の確定患者1名を追加発表した。患者は30歳の男性で、初発例と同じコミュニティであるニンバ郡(Nimba County)タペタ地区(Tappita District)ズオトゥオ(Zuotuo)の出身である。確定総数は死亡例1名を含む2名である。モンロヴィア(Monrovia)にある国立研究所と、地域の標準検査機関で黄熱のWHO協力センターとなっている、セネガルのダカール(Dakar)にあるパスツール研究所での検査で確定された。保健省はWHOの技術支援を受けて、タペタ地区で予防接種を開始し、黄熱患者発生地区とその周辺での大規模な拡大予防接種キャンペーンを計画している。 保健省は、黄熱に対するワクチン供給の国際調整グループ(YF-ICG)によって管理されている世界緊急時備蓄に2回目の要請を行った。新しい要請は177,112名を対象としている。最初と2回目の要請分を合わせ、合計294 613名を対象としている。 . . . 本文を読む