亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

知らない間に鉄欠乏性貧血が進んでました

2008-05-02 | 甲状腺&膠原病
あんまり気にするほどでないのですが、時系列で血液検査の結果を見ていると、1年ほどかけて、少しずつ貧血傾向になっているみたいという話を、前回、内分泌の先生にしていたら、貧血の項目も検査してくれてました。

結果を見て、びっくり。
鉄が17μg/dlでした。基準値 45~170。20を切ったら、あらあら、という感じなんです。自覚症状はないのですが、どう見ても鉄欠乏性貧血です。
そんなに激しい出血をした記憶もないし、食生活が侘しい記憶もないんですけど…。ほうれん草とベーコンのサラダは大好きだし、レバーも好物なのに、おかしいなぁ。

鉄は、血液のなかで酸素を運ぶヘモグロビンの原料。不足すると、酸欠になって、疲れやすくなります。無気力や集中力の低下を起こしたりもします。神経で情報(刺激)を伝えるドーパミンも鉄が不足するとうまく分泌されないので、ウツを起こしやすくなることもあるようです。

鉄が足りないからヘモグロビン(HGB,Hb)はちょっと少なめ。ヘマトクリット(Ht, Hct)という赤血球の容積はぎりぎり基準値。赤血球数(R,RBC)は基準値です。
そういうわけで、ヘマトクリットを赤血球数で割った、赤血球1個の大きさを示すMCVや、ヘモグロビンを赤血球数で割った、1個の赤血球中に含まれるヘモグロビン量を示すMCHも基準値を下回っていました。MCVやMCHに、基準値より低いという「Lマーク」がついているのはこの1年ずっとなんですけどね。

でも、とりあえず、プルーンを食べておくことにして、深追いはしないことにしました(笑)

ちなみに、鉄分には動物性のヘム鉄と植物性の非ヘム鉄があります。サプリメントでも非ヘム鉄が多いのですが、吸収率がいいのは、ヘム鉄の方。どちらも、ビタミンCやたんぱく質と一緒にとると、吸収率があがるそうです。タンニン(お茶やコーヒー)と一緒に取ると、吸収率が下がります。
朝、ゆで卵にオレンジジュース、トーストにプルーンのジャムを塗って、というのが完璧です。コーヒーも紅茶もないのが悲しいかな。

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2 Comments

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Unknown (みどぴぃ)
2008-05-02 12:58:08
みどぴぃと逆ですね。

私の場合、MCVとMCHは正常範囲内(といっても基準値ギリギリですが)。
赤血球数・ヘモグロビン・ヘマトクリットは、Lマークがついてます。

この前の診察日に思い出したように『貧血気味だねぇー。先月鉄剤出さなかったんだっけ?』って言われました。

3年くらい前に止めてから出てないけど…

先生が勘違いしてたようです(笑)

ここ数ヶ月で悪化してるわけではないので、しばらく様子を見ることになりました
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あらら (ぷろぱ)
2008-05-02 20:45:10
みどぴぃさん、こんばんは☆
3年前と先月と間違えられましたか、月日が経つのは早いから~(笑)
今は、フェロ・グラデュメットは飲んでないんですね。

わたしのMCVとMCHはずっとLだったのですが、極端じゃないからいいよ、と言われつづけていたのです。
でも、ちょっとずつ減ってますよと主張したら、貧血の項目を検査に加えておいてくれたんです。
わざわざ病気を探さなくていいんですけど、ただでさえ疲れやすい病気なんだから、ご飯を注意するだけで簡単に楽になるならやるべし!です。
これで階段が楽になるといいな。
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