亢進症な生活

甲状腺機能亢進症(バセドウ病あらため甲状腺ホルモン不応症)と膠原病(SLE&シェーグレン)を併発した働き者。のんびりと♪

抗体と赤ちゃん

2007-08-29 | 甲状腺&膠原病
いろんな抗体もちですが、妊娠、ということを考えると、抗SS‐A抗体、抗SS‐B抗体も、抗カルジオリピン抗体も、バセドウも、今のところどれも難しいところがあるそうです。予定はないけど(笑)

シェーグレン症候群で典型的にでてくる抗SS‐A抗体、抗SS‐B抗体が高いまま妊娠すると、子どもに先天性心ブロック新生児ループスが出る確率が一般より高くなるそうです。(といっても、新生児ループスは10%ほど、先天性心ブロックに至っては1%ほど。じゅうぶん高いか…)特に、先天性心ブロックは、子どもが成長しても残る場合が多いので、そのリスクがあるとわかって、産まないと、ということですね。

抗カルジオリピン抗体は、血栓が胎盤にできることによる、不育症の原因になりがち。これは、ヘパリンなど血栓を避けるお薬で管理する他ないですが、胃潰瘍なんかで出血がつづいていると、血を固まらなくする薬もあまり投与できないので、バランスがむずかしいところ。出血しているので、今は、飲まない方がいいから、ロングフライトなんかでは、水分をたっぷりとって、動きながら血栓ができないようにしなさいね、と言われています。

甲状腺機能亢進症は、投薬で甲状腺の値が安定していれば妊娠しても大丈夫という判断がある場合もありますが、亢進している場合は、早産・流産、妊娠高血圧腎症(いわゆる妊娠中毒症)や子宮内胎児発育遅延の可能性が一般より高くなると言われている(でも、けっこう意見はわかれているらしい)ので、これは妊娠するなら、薬をえいっと、ぎりぎりまで増量させて、むりやり値を落とすことになるかな、とのこと。

でも、ちょっと前に「今、妊娠したら死んじゃうかも」と言われていたことから考えたら、元気になったもんです。
まあ、ダンナができてから心配すればいいけどね、と先生に明るく言われる今日このごろでした。あはは。

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