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ゆんたくBar 『きしの屋』

いい人、いい酒、いい音楽。
たわいのない話をグラス傾けつつ…。

これが銭湯!? 大門湯

2007-04-28 18:52:26 | 奈良・大和路の風景
ゴールデンウィーク初日、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
きしの屋は部屋の掃除やスペイン語の勉強をかる~くしながら、
ゆっくりした時間を過ごしています。

さて、夕方になって以前から気になっていた場所に行ってきました。
実はウチから自転車で10分掛からないところに、
まるで旅館のような造りの銭湯がありまして、その名は大門湯。

この街は昔遊郭があった所で、
そのせいか今でも重厚な造りの民家が残っているんですが、
その中でも負けず劣らず存在感タップリ堂々たる佇まいです。

入り口の看板に書かれた入浴料は380円。
子供の頃と比べれば、かなり高くなりましたねー。
でも今や家庭風呂が当たり前で、燃料代も馬鹿にならない昨今仕方ありません。
…などと思いながら暖簾とくぐると。。。

驚きました。
板敷きの下駄箱の先にある自動ドアをあけると、
右手にまるで旅館を思わせるようなロビー。
大型液晶テレビがデンと置かれた前には、腰まですっぽり沈みそうなソファです。

L字のコーナーに番台があり、ここで木戸銭を払うと、
廊下の先に男女其々の風呂場があります。

脱衣場は懐かしい感じで、昔ながらの銭湯そのもの。
でも、風呂場が凄い。
御影石を使った深風呂・浅風呂・ジャグジーに電気風呂、
かなり年季の入ったスチームサウナ、
さらには小さな日本庭園に東屋を配した露天風呂。
ここ、ホントに銭湯ですか?

少しぬるめの露天風呂に浸かってほっこりすると、
(内風呂はやや熱め)
まるで旅行先の温泉に入っている気分になってきました。
自分の住んでいる街にこんな空間があるなんて。。。

さて、すっかり温もってお風呂上りの楽しみと言えば、
何と言ってもコーヒー牛乳!
でもそそくさと向かったロビーには、炭酸飲料とビールが入った自動販売機だけ。。。
コーヒー牛乳飲みたかったナ…orz

ええい!
ウチに帰ってビール飲んでやる!

…………

チャリチャリと転がす自転車が切る風。
火照った体に心地よく感じます。
いい場所見つけたナ。
というか、今まで足を運んでいなかったことが少し悔やまれます。

さぁビール飲も(笑)

奈良のお取り寄せモノって?

2007-02-14 20:18:35 | 奈良・大和路の風景
奈良のタウン情報誌といえば「ぱ~ぷる」
…ってコト、奈良県外にお住まいの方は知らないでしょうね。。。

月刊360円の価格で結構楽しく読めるので、
毎月ではないですが、時々思い出しては購入しています。

今回の特集は「奈良のお取り寄せ」

奈良で思い出す食べ物といえば…。
柿の葉寿し…あまりに定番
三輪そうめん…これも定番
三笠…いわゆるドラ焼き、奈良限定とはいえないか
大仏のへそ…こんなネーミングのお菓子がありましたが、今もあるのか?
鹿センベイ…鹿専用です。くれぐれも口にしないように(苦笑)

う~ん…どうもパッとしませんね。
奈良が大好きなきしの屋も、多少自嘲気味な気分になってしまいます。

さて、今回の特集でピックアップされたのはスウィーツを中心に25品。
本来ならば、ちゃんと取り寄せて自らの舌で確認した上で紹介すべきですが、
それほど時間も予算もない(今月号を買ったのは4日前だし…)ので、
ぱ~ぷる記事とお店のHPを見て、コレは!と思ったモノをご紹介。

デルベア」の自然素材バウムクーヘン
掲載されている写真からして、激しく美味しそう。
これは注文してみたいです。

吉野いしい」の柿日和
薄くスライスして天日干しされた富有柿。
お茶受けによさそう。

Season」の絹(シルク)プリン
HPにアクセスしてビックリ!
大仏プリン…なんじゃこりゃ。
絹プリンの大和茶は美味しそうです。

枳殻屋(きこくや」の柚子香桜鮎ずし
柚子酢を使った鮎の押し寿司。
お花見のお重に入れてみたい。

梅乃宿酒造」のあらごし梅酒
ここの日本酒大好きです。
年明け正月に飲む最初のお酒は梅乃宿…と決めているくらい。
紹介されているお酒は、日本酒ベースの梅酒に梅果肉を加えたもの。

奈良に旨いものなしなどとよく言われますが、
なかなかいいモノがあるじゃないですか。

なにかお気に入りが見つかれば、是非ご注文下さいませ。

なお、当ブログはアフィリエイトしていません。
きしの屋にはマージン入ってきませんので、念のため(笑)

雨の春日大社へ初詣

2007-01-07 10:21:21 | 奈良・大和路の風景
昨日、冷たい雨の降る中、春日大社へ参拝しました。
毎年のことですが、少し遅めの初詣です。

3が日の喧騒がウソのように、参道は人影もまばら。
一軒残っていた屋台が、雨も気にせず最後の片付けをしている横を、
傘を片手にゆっくり進みます。

そういえば、雨の中を参拝するのって初めてです。
いつにも増して、静かな感じがイイですね。
普段ならサクサクと小気味よい音をたてる砂利道も、
今日は少し重めの踏み音。

…ん?

なんだか右足が冷たくなってきました。
もしかして、靴底に穴が空いているのか…orz

気をとり直して…と(笑)

二の鳥居をくぐり、手水所で口と手を清めて本殿へ。
どこかの高校の野球部員たちが先生に引率されてお参りしています。
必勝祈願かな?

きしの屋も気持ち新たに、一年の無事を祈念しました。
今年もよい一年でありますように。

さて、おみくじは…。
おお!
大吉ではないですか。
これは幸先がいいのか、ここで運を使い果たしたのか(←ひねくれ過ぎ)

よく読んでみると「過信は禁物」的な言葉が続きます。
そうですよね。。。
地道に一歩一歩進んでいきましょう。

帰り道、雨の奈良公園を少し散策。
心落ち着く一日となりました。

奈良県立図書情報館ってどんなトコ?

2006-11-26 13:19:31 | 奈良・大和路の風景
昨年11月に開館した最新の図書施設「奈良県立図書情報館」
ずーっと行ってみたいと思いつつ、まる1年が過ぎてしまいまして、
昨日ようやく初入館を果たしました。

地上3階建て、開架図書数(一般・専門資料含む)25万冊、
書庫収蔵数100万冊という大規模図書館です。

2階から3階へは大きな吹き抜けがあり、明るく開放的な雰囲気の館内。
パソコンの数が多く、基本2時間枠で自由に使用できます。
また机にはコンセントとLAN(だったと思います…)が備え付けられていて、
持ち込みパソコンの利用も可。

奈良県立ということもあり、県内市町村の行政や歴史・観光資料、
はたまた埋蔵文化財の発掘調査資料なども充実、
また、戦争体験文庫として独立したコーナーがあり、
満州事変からサンフランシスコ講和条約調印までの戦史資料をはじめ、
部隊史・従軍記・体験集、戦中~終戦直後の教科書・少年少女向け雑誌等々、
5万点を越える蔵書数です。

館内利用にあたっては最初にに利用者カードの発行を申請すればOK。
ネットワークサービスに登録しておけば、
IDとパスワードを使って自宅PCから貸し出し予約、返却日の延長、
新着図書情報の確認が出来るなど、これまた便利。

昔は蔵書目録の膨大な引き出しの中から、
必要な資料や書籍を血眼になって探したものですが(笑)、
いまではオンラインデータベースで一発検索できますので、
蔵書が多過ぎて何がなんだか…という方でも大丈夫。

週末など少し時間が空いた時に、図書館で過ごす一日というのもいいものです。
県外からお越しの方でも自由に利用できますので、お気軽にどうぞ。

駅からは少々遠いので、最寄駅からバスを利用するのがいいでしょう。
アクセス方法など詳しくは当館サイトへ。

奈良県立図書情報館
奈良市大安寺西1-1000
0472-34-2111(代表)

「正倉院展」に行ってきました。

2006-10-28 18:27:31 | 奈良・大和路の風景
どこまでも高い秋空のした、
奈良国立博物館で開催中の「正倉院展」に行ってきました。

不覚にも開場時間を1時間間違えてしまったので、
到着するとすでに400m程の行列です。。。
私の後ろに並んでいる方々は、言葉の感じから察するに九州からお越しのご様子。
こうして遠方から奈良に来ていただくなんて、ウレシイ限りです。

さて、館内。
混雑しているのは仕方がないので、ゆっくり時間をかけて観覧していきましょう。

「国家珍宝帳」(こっかちんぽうちょう)
聖武天皇崩御後、光明皇后が東大寺大仏殿に献上した遺品の目録。
15mにわたるその目録のなかには、教科書に登場する御物が満載。
その数600数十点、圧巻です。

「七条刺納樹皮色袈裟」(ちちじょうしのうじゅひしょくのけさ)
聖武天皇が出家後愛用されたと考えられる袈裟。
赤、青、黄、緑などの絹布をパッチワークのように重ね縫いしたもの。
手縫いとは思えぬほどの細かな縫い目は、当時の技術の高さを伝えてくれます。

「緑瑠璃十二曲長杯」(みどりるりのじゅうにきょくちょうはい)
緑瑠璃色の非常に美しいガラス皿。
皿の外側にはウサギの絵が刻まれ、これが可愛らしいです。

「犀角杷白銀葛形鞘珠荘刀子」
(さいかくのつかしろがねかずらがたのさやしゅぎょくかざりのとうす)
15cmほどの小さな飾り刀。
非常に細密に施された白銀の唐草装飾がスゴイ!

ため息が出るような珠玉の品々を巡っての2時間半。
1200年前の名品が非常によい保存状態で残っていることに感嘆してしまいます。

外に出ると、のどかな秋の奈良公園。
海外からの観光客も結構見かけますね。
是非のんびりペースで奈良を楽しんでいただきたいです。

「正倉院展」は11/12(日)まで。

第58回「正倉院展」

2006-10-23 20:41:16 | 奈良・大和路の風景
明日から約3週間にわたって、
奈良国立博物館にて第28回「正倉院展」が開催されます。

まずは…正倉院ってなに?
という方の為におさらい(笑)

正倉院
奈良市の東大寺大仏殿の北西に位置する、高床の大規模な校倉造倉庫で、
聖武天皇・光明皇后ゆかりに品をはじめとする、
天平時代を中心とした多数の美術工芸品を収蔵。

元は東大寺の倉庫であったが、明治以降、国の管理下におかれ、
現在は宮内庁正倉院事務所が管理している。

「古都奈良の文化財」の一部として、
ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
(ウィキペディアより)

歴史の時間に必ず名前が出てきた「正倉院」
1300年ほど前シルクロードの終着点であった奈良平城京にあって、
ヨーロッパや中近東、インド、中国などからやって来た様々な宝物が収められています。

なにがスゴイって、それだけ昔の品々が残っていることと同時に、
その品々の美しさ・工芸技術の素晴らしさ。
ただただ「すっげー」と感嘆せずにはいられません。

今回は聖武天皇1250回忌ということで、開催期間が通常よりも長めの20日間。
興味のある方は、是非お越し下さい。
ただし毎回そうですが、会場は連日超満員。
出来れば開館前に並んで入館し、
慌てずゆっくり時間をかけて観覧することをオススメします。

観覧後は地下1階の売店はいかがでしょう?
県外では中々購入出来ない郷土本や工芸品なども揃っています。

又外に出れば、広大な奈良公園。
鹿センベイを買って、鹿に追いかけられるのも一興かな(笑)

秋のひととき、少し高尚かつのどかに奈良で過ごしてみませんか?

自分の住む街のコトが知りたい

2006-09-02 17:25:19 | 奈良・大和路の風景
今日、ある本が発売されました。
「奈良まほろばソムリエ検定 公式テキストブック」
来年1月に実施される奈良商工会議所主催の「奈良まほろばソムリエ検定」用のテキストです。

奈良まほろばソムリエ検定…今流行りのご当地検定。
このネーミング、もう少し何とかならなかったのかとも思いますが、
これを機会に、改めて自分の住む街のコトを勉強するのもいいかなー。
実際に受験するしないはさておき、テキストブックは購入しました。

以前紹介した「京都検定」のテキストブック同様、充実の内容ですが、
平安~明治までそれぞれの時代の顔となってきた京都と比べて、
やはり奈良は少し「忘れ去られた古都」的感じがします。
まぁ、そこに鄙びた片田舎の雰囲気が漂っていて好きなんですが。。。

この本を通じて、皆さんにももっと奈良のコトを紹介できるよう勉強していきますね。

なら燈花会

2006-08-12 18:59:00 | 奈良・大和路の風景
いよいよお盆休み。
全国ニュースでも各地の渋滞情報が流され、
一部では100km超(!)という渋滞も発生したようですね。
各地の観光地も沢山の人で賑わうことでしょう。

さて、奈良では…。
ただいま「なら燈花会」が開催中です。
このイベント、奈良公園一帯をろうそくの灯で埋めてしまうという、
とても幻想的なもので、99年に始まって以降沢山の方が訪れています。

元々は春日大社でお盆に行われていた「春日大社 中元万灯篭」という行事。
春日大社には、その数2000基以上といわれる数の灯篭がありまして、
8/14・15にはその灯篭すべてに灯がともるというもの。

それを奈良公園一帯に拡大、
東大寺・興福寺・猿沢池周辺などでもロウソクでのライトアップが行われます。
淡いロウソクの光に浮かぶ古都奈良の風景を是非ご堪能下さい。

期間は8/15まで。
周辺は渋滞が予想されますので、電車でお越しくださいね。

なら奈良館

2006-07-30 21:22:46 | 奈良・大和路の風景
琉華でタコライスをいただいたあと、奈良駅周辺を久しぶりにブラブラして来ました。
で、ふと思い出したコト。
「確か近鉄奈良駅の上に資料館があったハズ」
というワケで行ってきました「なら奈良館」

以前は「奈良歴史教室」という名称で近鉄が運営していましたが、
その後奈良市が引継ぎ現在の名前に変わっています。

入館料大人300円
高校生200円
小中学生は無料です。

さらに「ガイドはいかがですか?」とすすめられて、折角なので就いていただきました。
ガイドさんは無料とのことですが、こちらも一人。
マンツーマンは少々恥ずかしくもありますが、まぁいいでしょう。

近鉄奈良駅ビルの4、5階を使ったこの資料館は4つのテーマを扱っています。

1.世界遺産のまち・奈良
世界遺産「古都奈良の文化財」(東大寺・興福寺・薬師寺・唐招提寺など)と、
「法隆寺地域の仏教構造物」を写真・パネル・映像で解説

2.平城宮の世界
世界遺産を生んだ平城京の様子や、
平城宮の模型・奈良時代の食事、日本の木造建築の歴史・木組みの構造を展示。

3.仏像の世界
新薬師寺の十二神将立像(実物大模造)を中心に、様々な仏像の製造法の紹介。

4.アジアと世界の木造世界遺産
世界各国にある木造建築の世界遺産や、
日本における木造建築の維持・管理や伝統的な建築技術を紹介。

ガイドさんの楽しい解説つきで過ごす小一時間。
あまり大きな資料館ではないので、それほど時間も取りませんし、
奈良公園周辺を歩いて回る前に、予備知識を勉強するにはいい所だと思います。


なら奈良館
近鉄奈良駅ビル4・5階
Tel 0472-22-7070
開館時間 9:00~17:00
休館日 年末年始

奈良公園の鹿のお話

2006-07-19 20:49:13 | 奈良・大和路の風景
YAHOO!ニュースをチェックしていて発見。

「奈良のシカ 82頭増加ー総数は1248頭」
財団法人 奈良の鹿愛護会が毎年7月に調査結果を発表していまして、
今年は2年ぶりの増加。
事故死の減少と子鹿の増加が主な要因だそうです。

奈良にお住まいの方以外には、なかなか身近に感じていただけないかもしれませんが、
奈良公園に足を運べば、ごく普通にいるんです。
鹿が。。。(笑)

古来、春日大社の神獣として大切に保護されてきた奈良公園の鹿。
現在は天然記念物に指定されていますので、追いかけたりして虐めないでくださいね。
最近では交通事故以外にも、
観光客の残した弁当ガラやお菓子の袋を食べて死亡するケースもあり、
皆さんの協力が是非必要だったりもします。
ゴミは必ずゴミ箱又はお家まで持ちかえって下さい。

因みに、公園のあちこちで販売されている鹿センベイ。
鹿たちはセンベイ売りのオバちゃん達の顔を覚えていまして、
オバちゃん一人の時は決して近づきません(追い払われるし…)が、
そこに見覚えのない人がやってくると、センベイを買ってくれるイイ人だと理解して、
あっという間に集団で取り囲まれてしまいます(笑)

本人たちは人を襲うつもりなど毛頭ないんですが、鹿センベイ食べたさに必死ですから、
センベイを持った小さなお子さんなどは、ビックリして泣き出してしまったりする事も。
ご両親方は注意してあげてくださいね。

春日大社・東大寺・興福寺などの古刹と、
広大な芝地・奈良時代から人の手が入っていない原生林で構成される奈良公園。
そこでノンビリと草食む鹿たちの姿は、愛すべき片田舎に相応しい素敵な風景です。

もうすぐ梅雨明け。
夏休みを満喫できる素敵な所は沢山ありますが、
手作り弁当広げて、奈良公園の木陰で過ごす一日というのもいいものです。

くれぐれも、食べ物の匂いに誘われてやって来る鹿たちにはご注意を。
それと芝地にはシートを敷いて座りましょう。
鹿の「落し物」が沢山ありますから…(笑)

石上神宮(いそのかみじんぐう)

2006-06-14 19:23:09 | 奈良・大和路の風景
仕事ですぐ近くまで来たので、少しだけ足を伸ばして参拝して来ました。

「石上神宮(いそのかみじんぐう)」
古事記・日本書紀にも記述が見られる実に歴史のある神社。
さほど大きくはない神域ですが、静謐な空気が森を包みます。
そして、なぜか離し飼いなっている鶏(軍鶏?)があちこちで声を上げる不思議な光景。
あまり時間も無いので、ささっと手を合わせて神域を後にしました。

ココには国宝「七支刀」が奉納されています。
日本史の教科書で見た記憶がある方も多いと思いますが、
これは六本の枝刃と携えた全長70㎝程の剣。
金象嵌の銘文から369年に造られ、百済王から倭王に献上されたとあり、
古代日本の姿に思いをはせる貴重な史料です。

桜井市にある三輪神社から続く山の辺の道が参道に通じていて、
古の香りが濃厚に残る神社でございます。

「月ヶ瀬温泉」でひとっ風呂

2006-06-10 15:15:18 | 奈良・大和路の風景
昨夜から始まったW杯。
開会式から開幕試合のドイツVSコスタリカをビール片手にTV観戦。
日本人審判上川さんが主審を勤めるポーランドVSエクアドル戦まで見ようと思ってたのに、
TVつけたまま途中で寝てしまいました(苦笑)

リビングで寝たのが悪かったのか、体の節々が痛い。。。
そこでちょいと温泉に行ってきました。
実は、奈良には温泉が沢山ありまして、
特に奈良南部から和歌山にかけての紀伊山地一帯には、良質の温泉が多数湧いています。
今回は奈良県の東部、月ヶ瀬温泉に行ってきました。

ウチから約50㎞、車で小一時間の距離を窓全開でサルサをかけながらの小ドライブ。
休みの日に車で遠出するのも久しぶりです。

月ヶ瀬と言えば「梅林」が有名で、
温泉施設の横にある特産品の直売所でも、沢山の梅干が販売されています。

さて温泉は・・・。
施設自体はさほど大きくはありませんが、
大浴場・露天風呂・サウナ・打たせ湯など一通りの湯船が揃っています。
お昼前の時間帯も手伝って、割合空いていてノンビリお湯を楽しむことが出来ました。
実に気持ちのいいお風呂でしたよ。

さぁ、風呂から上がって、ビール!ビール!といきたい所ですが、
車なので、グッと我慢して・・・(涙)

再び窓全開でサルサかけながらの帰宅。
あー、ビール飲みたいなー。
あとで琉華行こうっと。

東大寺お水取り

2006-02-28 22:46:16 | 奈良・大和路の風景
明日から3月、春はもうスグですね。
この時期、東大寺では「お水取り」が行われます。
お水取り…正式には東大寺二月堂修二会
奈良時代に始まって以来、一度も中断していない『不退の行法』といわれています。

全国ニュースでは、大松明を豪快に振りながら二月堂の廊下を走る姿が目立ちますが、
実は一ヶ月近くの間続く、二月堂本尊の十一面観音に「天下泰平」「五穀豊穣」「万民快楽」を祈る祈願法要です。
(詳しくはコチラ

お水取りの名の由来は、
3/12の深夜の二月堂下にある「若狭井」から観音様にお供えする「ご香水」を汲み取るところから。
連日行われる「お松明」ですが12日夜に行われるものは、
ご香水を汲み上げる直前ということもあり、見物の方で非常に混み合います。
(入場規制もされるようですね)

このお水取りが終わると、奈良に春が訪れると言われています。
暖かくなったり寒さがぶり返したりと、まだまだ季節が落ち着きませんが、
春はもうすぐそこまで来ているかもしれませんね。

ちなみに二月堂から眺める景色。
遠く生駒山地を背景に、奈良盆地北部が一望出来てなかなかいいですよ。

記憶力大会ってご存知?

2006-02-06 19:44:57 | 奈良・大和路の風景
昨日、やまと郡山城ホールにて「第二回記憶力大会」が開催されました。
記憶力大会って何?
きしの屋も最近知った次第でして、ちょいと会場に行ってきました。

「記憶力大会」
市内稗田町出身と言われる「稗田阿礼(ひえだのあれ)」
古事記編纂に際して数多くの神話・民話を暗唱したその記憶力に着目して、
「記憶力抜群の稗田阿礼」をテーマに、大和郡山市市制50周年に向けて企画された大会。
市としては、最近全国区になりつつある夏の「全国金魚すくい選手権」と共に、
2大全国大会として定着させていきたいようです。

当日別の用事があった為、開会式を見学してパンフレットを貰って帰ってきただけなんですが(汗)、
その内容を公式サイトを参考に紹介していきましょう。

『競技の部』
クイズ形式でスクリーンに投影されるイラスト記憶や間違い捜しに挑戦。
記憶力に気軽にチャレンジしてもらい、楽しさや面白さに触れることを目的とする。

『自慢の部』
円周率や駅名など自慢の記憶力を、その記憶量・記憶内容や題材のユーモア性等を基準に審査。
パンフレットによると、今年のエントリー内容は…。
「国名と国旗」「平家物語の暗唱」「ポケモンの名前と進化」「百人一首」
「一年分のカレンダーの日付と曜日」「JR駅名」などなど。

『記憶力日本選手権大会』
イギリス発祥の記憶力選手権のルールを参考にして、本格的な記憶力競技を行なう部門。
5つの種目で得点を競い、合計点が最も高い人が総合チャンピオン。
「顔と名前」…99人分の顔写真と氏名の記憶
「スピードカード」…シャッフルしたトランプの順番を記憶
「無作為の単語」…10個のランダムな単語の組み合わせ20セット、計200単語の記憶
「数字記憶」…10個のランダムな数字の順番50セット、計500個の数字を記憶。
「短文記憶」…100行から構成される未発表の短文を、句読点や空白すべて完全に記憶する。

いやはや…すごいわ。
『競技の部』と『自慢の部』はホールで見学できるようなので、
(『日本選手権』は別室で一日かけて、競技を行なう)
来年は時間の都合をつけて、ちゃんと見にいこうっと。

今回参加者のほとんどは奈良県内の方ですが、
東京や富山からエントリーされている方もいました。
記憶自慢の方は、来年参加してみてはいかがでしょう?