久しぶりに沖縄音楽の新譜を紹介します。
よなは徹「宴~party~」
先月下旬に発売されたCDです。
よなは徹(1976年生まれ)
3歳の頃から三線を弾き始め、
21歳で野村流音楽協会教師免許を取得。
その他、国指定重要無形文化財「組踊り(太鼓)」伝承者の認定を受けるなど、
沖縄古典音楽界の若手実力者でありながら、古典の世界に囚われることなく、
三線と様々な音楽とのコラボレーションを追求する唄者。
今回のアルバムは「沖縄民謡とPOPSの夢の融合作品」と銘打った作品で、
「宴」というタイトルから賑やかな曲が多いと思いきや、
ゆったりとした曲調が続き、聴くほどに味わい深くなる仕上がりです。
書き下ろしの楽曲提供には、
草野マサムネ(スピッツ)、上江洲清作(MONGOL800)、河口恭吾たちが名を連ね、
一方、編曲は上地一成(しゃかり)、上地正昭(パーシャクラブ)など、
現在の沖縄音楽を支えるプロデューサー陣が担当しています。
全11曲。
前半はJ-POP色が、後半は沖縄民謡色が強いアレンジで、
きしの屋的には、前半の曲が好みかな。
特に1~4曲目までの流れはオススメ。
「涙そうそう」
夏川りみのアレンジをベースにした、スタンダードな仕上がりですが、
間奏の琉笛が効果的。
「夜明け」(作詞・作曲:草野マサムネ)
スピッツのメンバーが、サポートメンバーとしてバックを固めています。
スピッツ節炸裂という感じのメロディライン(笑)
このアルバムの中で一番好きな曲です。
「二十九の春」(作詞・作曲:上江洲清作)
レゲエアレンジ。
三線とレゲエって実は良く合うんですョ。
「元気でいますか?」(作詞・作曲:河口恭吾)
遠くはなれた街で頑張る友に捧げた歌。
ギターのアルペジオに、付かず離れず寄り添う三線が、とても印象的な曲。
この曲も大好きだなー。
三線と琉笛のみで綴られる八重山民謡のような、
古くから伝承される唄もモチロン大好きなんですが、
ロックとかブルースとかジャズとかサルサとか…それからそれから…
と、いろんな西洋音楽が大好きなきしの屋は、
やっぱりこういう沖縄音階+西洋音楽のアレンジに惹かれます。
全体的に大人しめの印象は受けますが、
「三線とギターの、この絡みはカッコイイなー」とか「こういう編曲イイ感じ」と、
いろいろ勉強出来るアルバムなのです。
よなは徹「宴~party~」
先月下旬に発売されたCDです。
よなは徹(1976年生まれ)
3歳の頃から三線を弾き始め、
21歳で野村流音楽協会教師免許を取得。
その他、国指定重要無形文化財「組踊り(太鼓)」伝承者の認定を受けるなど、
沖縄古典音楽界の若手実力者でありながら、古典の世界に囚われることなく、
三線と様々な音楽とのコラボレーションを追求する唄者。
今回のアルバムは「沖縄民謡とPOPSの夢の融合作品」と銘打った作品で、
「宴」というタイトルから賑やかな曲が多いと思いきや、
ゆったりとした曲調が続き、聴くほどに味わい深くなる仕上がりです。
書き下ろしの楽曲提供には、
草野マサムネ(スピッツ)、上江洲清作(MONGOL800)、河口恭吾たちが名を連ね、
一方、編曲は上地一成(しゃかり)、上地正昭(パーシャクラブ)など、
現在の沖縄音楽を支えるプロデューサー陣が担当しています。
全11曲。
前半はJ-POP色が、後半は沖縄民謡色が強いアレンジで、
きしの屋的には、前半の曲が好みかな。
特に1~4曲目までの流れはオススメ。
「涙そうそう」
夏川りみのアレンジをベースにした、スタンダードな仕上がりですが、
間奏の琉笛が効果的。
「夜明け」(作詞・作曲:草野マサムネ)
スピッツのメンバーが、サポートメンバーとしてバックを固めています。
スピッツ節炸裂という感じのメロディライン(笑)
このアルバムの中で一番好きな曲です。
「二十九の春」(作詞・作曲:上江洲清作)
レゲエアレンジ。
三線とレゲエって実は良く合うんですョ。
「元気でいますか?」(作詞・作曲:河口恭吾)
遠くはなれた街で頑張る友に捧げた歌。
ギターのアルペジオに、付かず離れず寄り添う三線が、とても印象的な曲。
この曲も大好きだなー。
三線と琉笛のみで綴られる八重山民謡のような、
古くから伝承される唄もモチロン大好きなんですが、
ロックとかブルースとかジャズとかサルサとか…それからそれから…
と、いろんな西洋音楽が大好きなきしの屋は、
やっぱりこういう沖縄音階+西洋音楽のアレンジに惹かれます。
全体的に大人しめの印象は受けますが、
「三線とギターの、この絡みはカッコイイなー」とか「こういう編曲イイ感じ」と、
いろいろ勉強出来るアルバムなのです。