◇ 株価はきれいなジグザグ型に = ダウ平均は先週271ドルの値下がり。日経平均は106円の値上がりだった。ところが日足をみると、ダウも日経平均も上げと下げを規則正しく繰り返している。グラフに描けば、きれいなジグザグ型になった。こんなことは珍しい。先々週に続いて、上にも行かれず下にも動けずの膠着状態に陥っているわけだ。
株価が上昇すると、高値警戒感が出て売られる。警戒感の裏には、アメリカの大統領選挙と世界的なコロナ禍が存在する。そこで株価が下げると、こんどは買いが入る。あり余る投資資金が、あふれ出てくるわけだ。こうしてダウ平均も日経平均も、狭いレンジのなかで規則正しい上下動を繰り返した。
大統領選挙が終わると、霧が晴れて株価は上昇するという見方が強い。ただニューヨーク市場にとっては、大統領が誰であっても議会が野党に握られるケースだけは最悪となる。また東京市場は割安感が見直され、年末に向かって強気相場が展開するという予想も出ている。しかし問題となるのは、円相場が上昇しそうなこと。大きく上がれば、年末の株高は危うくなるかもしれない。
今週は26日に、9月の貿易統計と企業向けサービス価格。29日に、9月の商業動態統計。30日に、9月の労働力調査、鉱工業生産、住宅着工戸数。アメリカでは26日に、9月の新築住宅販売。27日に、8月のFHFA住宅価格、10月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。29日に、7-9月期のGDP速報、9月の中古住宅販売。また中国が31日に、10月の製造業と非製造業のPMI。EUが30日に7-9月期のGDP速報を発表する。なお26日に臨時国会が召集され、菅首相が所信表明演説を行う。
≪26日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
株価が上昇すると、高値警戒感が出て売られる。警戒感の裏には、アメリカの大統領選挙と世界的なコロナ禍が存在する。そこで株価が下げると、こんどは買いが入る。あり余る投資資金が、あふれ出てくるわけだ。こうしてダウ平均も日経平均も、狭いレンジのなかで規則正しい上下動を繰り返した。
大統領選挙が終わると、霧が晴れて株価は上昇するという見方が強い。ただニューヨーク市場にとっては、大統領が誰であっても議会が野党に握られるケースだけは最悪となる。また東京市場は割安感が見直され、年末に向かって強気相場が展開するという予想も出ている。しかし問題となるのは、円相場が上昇しそうなこと。大きく上がれば、年末の株高は危うくなるかもしれない。
今週は26日に、9月の貿易統計と企業向けサービス価格。29日に、9月の商業動態統計。30日に、9月の労働力調査、鉱工業生産、住宅着工戸数。アメリカでは26日に、9月の新築住宅販売。27日に、8月のFHFA住宅価格、10月のカンファレンス・ボード消費者信頼感指数。29日に、7-9月期のGDP速報、9月の中古住宅販売。また中国が31日に、10月の製造業と非製造業のPMI。EUが30日に7-9月期のGDP速報を発表する。なお26日に臨時国会が召集され、菅首相が所信表明演説を行う。
≪26日の日経平均は? 予想 = 下げ≫